どこまでも平行線のまま そして
きっと行く先はここだろう
君の声だけが僕を小さく刺しては
暖かい血を 静かな悲鳴を逃しつづけた

そこに僕は映るかな?
透き通りすぎていて
向こう側が見えないよ

吐息が追いつくのはいつだろう
虹の果て 雨は涸れ 地は割かれ
白い細い手が僕を掴むのは
指が道標
魔法にはならない

緋は道標
罪を背負う立て札

魔法にはならない

全ての呪文の訳を知る僕
かけらの言葉をすくいあげる君

夢を見ているんだ

ーそう 昨日から

君が笑って横にいるんなら
腕にぶらさがっている光を見るなら

僕が見えないよ
君も見えなくなる
透明すぎて 柔らかすぎて
追いかけることができないよ

空っぽの郵便受け
何かが足りない
指は道標
魔法にはなれない