ー宝物ー
『9月3日ヨークシンシティで・・・』
ハンター試験の後、ゴンたちとはそう言ってわかれたけれど、
私は9月2日にヨークシンで・・・と
みんなには内緒でキルアと約束をした。
今日は9月2日。
久しぶりにキルアに会えるという思いが私の足を急がせた。
キルアとは10時にヨークシンの駅で待ち合わせということになっていた。
「・・・9時か・・・少し早く来すぎてしまったな・・・」
まぁとにかく待つ事にした。
9時50分
向こうから手を振りながら走ってくるキルアの姿が見えた。
「クラピカッ!!」
キルアは笑顔でこう言って私に抱きついた。
「キルア!!」
キルアの体温、キルアのニオイ、離れていても忘れる事のなかったもの。
「クラピカ・・・逢いたかった・・・逢いたかった。」
「私もだ・・・本当に逢いたかった。」
私達は喫茶店で話などした後、明日は少し早めに待ち合わせして、
少し2人で居ようと約束をし、別れた。
9月3日
「クラピカおっそいなぁ・・・7時に約束したのに・・・」
時計は7時半をまわっている。
クラピカが時間にルーズではないということはキルアが1番良く知っていた。
「寝坊したとしても電話ぐらいよこすだろうしな・・・」
ひとまず電話してみる。
プルルルルル・・・
でない・・・おかしい・・・
まさか・・・何かあった?!
キルアの胸に不安がよぎる。
全力疾走でクラピカの泊まっているホテルに向かった。
ドンドンドン!!!
ドアをおもいっきり叩く。
・・・返事がない。
「クラピカ?クラピカッ!!!」
ドアが開いていることにきずく。
勢いよくドアを開けた。
「クラピカッッ?!!」
そこにはぐったりと横たわるクラピカの姿があった。
「クラピカッ!!!」
急いで駆け寄って抱きかかえる。
顔からは血の気がひき、脈も微弱だった。
・・・速くて浅い呼吸
「大丈夫?今救急車呼ぶからね!!」
「キ・・・ルア?・・・キル・・・ア・・・・・・なの・・・か?」
「クラピカ?!!どうしたの?何があったの?!!」
「・・・げ・・・幻影・・・・・・旅団の・・・」
「蜘蛛?!旅団のメンバーが?」
「だ・・・んちょう・・・だ。・・・死体・・・は・・・始末し・・・!ゴホッ」
吐血する。
真っ赤な血が床に広がる。
「クラピカァ!!!」
キルアの瞳からは涙がこぼれ落ちていた。
「・・・キルア・・・私・・・は・・・もうだめだ。」
「そんな事言わないでよクラピカ!!」
「お前を・・・愛していた。・・・ゴン達・・・に・・・すまな・・・いと・・・
・・・キルア・・・幸せに・・・なっ・・・」
「クラ・・・ピ・・・カ?・・・・・クラピカァァアアアアアアアアアアアア!!!
!!」
・・・ア?
・・・・・・・ル・・・ア?
・・・キル・・・ア?
「キルア?」
目の前にいるのは・・・クラピカ?!!・・・今までのは・・・夢?
「クラピカ?」
「大丈夫か?キルア・・・ずいぶんうなされていたぞ。」
「・・・本当に?・・・本当にクラピカなの?!!」
「何を言っている?私は私だぞ。」
「クラピカァ!!」
「!!キルア?!なぜ泣く?気に触る事でもいったか?」
「・・・そうじゃない・・・ただ・・・嬉しいんだ。」
そのとき不意にキルアがとても愛しくて・・・愛しくなってしまって・・・
「!?クラピカ・・・クラピカの方からキスしてくれるなんて・・・」
涙をためながら言うキルアに私はもう1度キスをした。
「嫌だったか?」
キルアは横に首を振る。
私は笑顔で答えた。
「・・・良かった。」
何よりも クラピカが大切だ・・・
二度とあんな思いはしない。
俺が死ぬまで・・・クラピカは俺が守るよ。
クラピカが好きだから・・・大好きだから・・・
宝物だから
クラピカ・・・・・・・・大好きだよ
end
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うわっ・・・くさいっ!!!
でも許してください!
私シリアス系しか書けないのです。
(シリアスとくさいのはどう関係がある?!)
1回クラピカ殺しちゃいました・・・
ごめんなさい。
ちょっと後悔してます。
では、この辺で。
あいら
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