| 懐かしき甘い記憶より…愛しきあなたへ 今日は大晦日。 どこの家でも大掃除が行われている。 この家も例外ではなかった。 「うわっ、すっげホコリ」 キルアはハタキで本棚の上のほこりを落とす。 「一年でこんなに溜まるもんなんだね」 と、楽しそうにゴンは笑った。 その笑顔を見ながらキルアは 『そういや去年はここ、俺一人で掃除したんだっけか。んでサボったんだよな・・・』 一人で去年のことを思い出していた。 「あれ?これ・・・」 「どうした?ゴン」 キルアはゴンの疑問的な声で回想モードから一気に現実に戻った。 「ねー、キルア。これ何だと思う?捨てても良いのかな・・・? そう云って差し出したのは縦長で白いの直方体の箱。 「うーん」 二人は考えに考え、 「母さんと父さんに聞こう」という結論に達した。 そのころ、レオリオとクラピカは、書斎を整理していた。 「クラピカ。この本の山、全部、お前のなのか?」 目の前の膨大な量の書物を見てレオリオはあっけに取られる。 「ああ。知らないうちに溜まっていたようだ。」 クラピカは満面の笑みを彼に向けながら 「実家にはこの倍以上の本がある。」 といった。 「まあ、お前が文学好きなのは承知済みだったし、良いんだけどよ・・・」 そういって彼が手にとった本から何か紙が一枚落ちる。 なんだ、こりゃ。と彼が拾い上げたものは一枚の写真だった。 「これは・・・」 「懐かしいな」 彼らは声をそろえた。 その写真は二人の結婚式の写真のうちの一枚だったのである。(良くある設定だ・・・by作者) ウェディングドレスを着たクラピカを軽々と持ち上げ、満面の笑みを浮かべているレオリオ。 周りの人々に祝福され、彼らはとても嬉しそうだ。 「あれからもう、13年か・・・」 「月日というものは本当にあっという間に過ぎてゆくのだな・・・」 そうして見詰め合った二人は甘いキスを交わす。 それをドアの影から見ていたゴン&キルア。 『キルア、どうしよう・・・』 『全く、子供の前でイチャイチャすんなってーの』 会話は二人にばれない様、小声で交わされる。 『でも、ちょっぴり大人に近づいた気分♡?』 『馬鹿かお前』 キルアにこづかれ、ゴンはクスクスと笑った。 その間にも二人のキスは続いている。 舌が絡み合い、クチュクチュと小さな音をたてる。 時々二人の少し荒い吐息が聞こえるが、キルア&ゴンには何も聞こえなかった。 「はぁ・・・」 二人の唇がやっと離れる。 もうダメだ、我慢できねぇと、レオリオが言い出した。 「夜まで待てないのか?」 白く長い指で、口元を拭ったクラピカは掃除の続きを始めた。 「夜迄ねえ」 そうボソッと呟き、彼も続きを始めた。 『うっわあ…』 同時に驚きの声をあげる二人。 二人とも彼らがこんなにイチャついているところを見るのは初めてだ。 と言うのも、彼らがイチャつく時は必ず、子供たちは寝ていたからである。 『そろそろ良いかな・・・』 キルアがそう云うと、二人は両親のいる書斎の中へ足を踏み入れた。 「母さん、父さん」 彼らは何とか二人の世界に入り込むことに成功した。 「キルア・・・ゴン・・・??どうした?」 少し驚いたようにクラピカはキルアとゴンを代わる代わる見た。 「この箱・・・」 そう云ってゴンは白い直方体の箱を彼らに差し出した。 「何が入ってるのかなって・・・」 ああ、これはね・・・ そう云って彼女は箱の紐を解く。 中から出てきたのは、蜜柑の花のブーケだった。 「俺とクラピカの結婚式のブーケだよ」 ほら と、彼は先ほど本の間から出てきた写真を見せる。 「母さん、キレーだねえ」 「父さん・・・変な顔!!」 キルアは笑った。 「せっかくのレオリオとの結婚式の時の思い出だしな」 クラピカは甘い視線でレオリオを見る。 そしてレオリオも笑顔を見せた。 まるであの時の写真のように・・・ END わー!わー!わー! ヘボ小説でごめんなさい(汗) あまりにも訳わからなさすぎですね、ほんと。 あたしの頭の中は一体どうなってんだか… 此処まで呼んでくださった方、本当に、ありがとうございました。 こんなヘボでよければリクエストください。 ネタなくて…(泣) |