幻影夢想 夢を見た 花の咲き乱れる地で誰かと戯れていた 誰かは優しかった でも寂しい心を持っていた 私が居る事で心を温かく包んであげられるのなら 共に居よう・・・ それを誓ったそんな夢・・・ 夢を見た 花は全て舞い 復讐の時は迫る 私は心を潰してしまおうと決意した でも貴方に分けた心はそのままで残そう 奪ってしまったらまた戻ってしまうから きっとあの"殺し"の暗黒に・・・ もう後戻りしてはいけないよ 人を殺すなんて寂しくなってしまうから・・・ 夢を見た ココはどこなのだろう 漆黒の闇に包まれた私の体 まるで実態が無いかのような 冷たく凍てつくその空気 「殺したい」 そんな欲望が私の全てを覆っていく 誰でもいい どんなヒトでもいい 誰かを思いきり殺してみたい そこで目に付いたのは何? 暗闇を乗っ取っているような存在 12本の足をもつ それは蜘蛛・・・ 夢を見た 私は命の代償を受けとった 私の同胞の命を消し去った 欲望の塊に・・・ 欲望の塊は言った 「人を殺すのに感情など無い」 なぜそんなことが言える・・・? 私は戒めた 自らの憎悪のチェーンで その恐ろしくも哀しい 人を殺し続け 血に染まりきった体を 強く肉が切れそうになるまで 苦しめば良いと憎しみを込めて その命の灯が消え去るまで ずっと 人を殺す事など あってはならないと願いたかった それでも私はこの手を血で染めた まるで我が瞳の色のような鮮やかな緋色に・・・ どこまでが夢だったのだろう いつから夢を見なくなったのだろう 夢というのはなんのだろう・・・ 現実と幻影の区別がつかなくなってしまった・・・ それはきっと私が人殺した"復讐者"だから・・・? もし人を殺したと言う事実が夢であったなら どんなに幸せなことだろう どうか夢であってくれと願う この世の小さな私の願い・・・ |