息抜き
…久しぶりにクモをみた。
あんな小さな生き物なのに…理性では分かっていたのに…。
またはかない命をつぶしてしまったー。
「クラピカ、最近元気ないね〜。」
…そうか、はたからみれば私は元気がない…か。
「そ、そんなことないぞ。」
無理に引きつった笑いを浮かべても、心までは笑えない。
いっそのこと、4年前にあった出来事を忘れるべきであろうか?
…いや、それはできない。
誇り高かったわが同胞ー。わたしにとってはかけがえのない仲間…。
クルタ族ー。どうしてこんな珍しい瞳などもってしまったのだろう?
平凡だったら…何も特別なものがなかったら…、
こんな思いはせずにすんだのにー。
あ…また瞳が…。いけない。早く感情を押さえなくては…。
「…ピカ?クラピカ?」
はっ!誰だ?早く瞳を…!
「み…見るな!!」
とっさにこんな言葉をはなっていた。
これで声の主もびっくりして向こうにいくだろう。
またまるで化け物を見たかと言うような顔をしてー…。
「クラピカ、あんたさー、もっと感情を人にぶつけたらどう?」
「…なんだ、キルアか。」
安心したのか目頭に熱い液体が込み上げてきた。
ふ…。つーっ……。
目に入りきらなかったものが頬を伝って流れ出した。
「…。泣いてるの?クラピカ。」
かぁっ…。私とした事が、人に涙を見せるなんて…!
「う、うるさい!向こうへいけ!!」
またきつい言葉をはなってしまった。
「…そう。じゃね、おれいくから。」
チクッ。良心と共に違う心のなにかが痛む。
バタン…!静かだが、少し乱暴にドアが閉まったー。
心の傷がズキズキ痛んで止まらない。
この痛みは…クルタ族が滅びる直前、
幼なじみだったルアンに感じた事と同じだ。
そう思うと急にセンチメンタルな気分になり、
負の気持ちが湧き出てきた…。
どうして私はいつもこういうきつい言い方しかできないのだろう…。
それに…わたしだってこんな堅苦しい性格はこりごりだ…。
じわっ。たえまなくあふれる涙。これを止めてくれるのは…。
{クラピカ、あんたさー、もっと感情を人にぶつけたらどう?}
そうか。キルアしかいないんだ。私は…あんな生意気なやつのことを
大切に思うようになっていたのか…。だが、私には復習という…、
「たまには息抜き必要だと思うんだよね〜。」
いつのまにかキルアがドアにもたれかかっている。
…ってことはさっきまでの行動全て…!
「だってさ、あんたみたいな繊細なやつはもろいんだから…。」
私みたいな性格は「息抜き」の「い」の字も考える余裕もないが、
息抜き…か。
たまにはいいかもしれないなー…。
◇◆END◇◆
作者あとがき
ついに本格的シリアス!ラブ・ストーリーやってしまいました!!
私はこれつくってるとき、ネタはだいたい出来上がってたんですけど、
文章が…ギャグいれたーーーーーーーーーーい!
…ってゆーか、これでもラブになってないんだよね。
中途半端だし。だって「好き」や「恋」みたいなストレートは
いいんですけど、ハズイから。(笑)
ちなみに「ルアン」はオリジナルです。小説は表ページのクラピカとクルタ族に☆
もうちょっと文章力ついてからなら出来るかも♪(あんたじゃ無理)
この小説は桜さんにあげたものです。ポンXクラと交換でね☆(笑)
1月29日
Ranks
**桜みつる** Ranksさんvもう、めちゃありがとうございまする〜vv
キルクラですよ〜v
悩んじゃうクラが可愛いのでス!!
キルアと共にリラックスして欲しいものです!身も心もねvくふv
ポンズちゃんがんばんないと〜!!!
***小説の間へ*** ***Cherryへ***