央華封神・北徨篇
〔血祖は秋風より来る〕
〜第三話 水を守る者、土に巣くう者〜
  其の者曰く、汝は一つの禍なり。
  地に在りてこれを蝕み、清陽を喰らう。
  答えて曰く、何の故か。我は唯、飢を満たすのみ、と。
  其の者曰く、正しく其の故なり。
  古なる者を喰らえ、血を守る者を喰らえ……。

  さて、前回の冒険から時は流れる。GMはちょっと甘めの9年をあげることにした。
  正直なところ、茉利の死で少し怯えている。加えて宝貝の獲得も許可することにした。特に書文君、君は宝貝が少なすぎる。何か取っておいてくれ。
正日  そうか……9年経ったのか。(キャラクターシートを眺めている)
茉莉  傷を増やすのか?
正日  (かきかきかきかき)…………。
雷辰  あはははは、髭がぁ、髭がぁ(笑)。
GM  見してみ。…………お前、誰? というか、何者?(笑)
正日  もはや自身がカリスマになりつつあるような(笑)。人間11年で変わるんですよ。
顔書き替えんなよ、正日。おまいは炎の社会主義戦士じゃないのか? そんな怪しい「三蔵法師」みたいな……(笑)。
正日  いや、はるか西方のフレンチに想いを馳せる……。今では金主席も教皇と呼んでます(笑)。
茉莉  実は、単なる思想好き?(笑)
GM/浩亮  「今思い出した。書文、禁術符いらんか?」
書文  いま、一杯なんですけど、何の禁術符ですか? 
GM/浩亮  (なにぃ?)「だから、行使値10の《禁術》符だって」
茉莉  あ、欲しいなー。
GM/浩亮  「じゃあ、2枚持ってるから、1枚あげよう」
茉莉  わーい。

【一 舟も良いもんだ】

GM  あー、そいだば、始めばしょ。ごべんね、鼻声で。
雷辰  うぃー、むっしゅー。
GM  さて、あれから9年、またへろへろと旅を続けて、それとなーく北向きの進路を進んでいる。てくてく歩いて、大藍江(だいらんこう)の支流に突き当たった。大藍江と言うのは…… 、この地図を見てくれ。これが長河(ちょうが)(≒長江)。で、北のほうが大藍江(≒黄河)というわけだ。その大藍江に注いでいる支流のひとつが君達の目の前を流れている。向こうの川だから、とっても川幅が大きいわけだ。
正日  瀬戸内海並みですからね。
GM  そうそう。(と熱く語る広島出身GM)なんで、この川には渡しがある。
正日  ……俺を苛めたいんですね(笑)。(火行使いだから)
GM  いんや。ということで向こう岸まで行きたければ、渡し舟をご利用くださいな。
正日  で、途中で島なんかに寄せられて……。それはともかく、全員飛べるんですよね?
紅銀  そうそう。私なんか、鮫になってしまえば。
正日  というか、ここは乗ってあげるのがGMへの優しさ、かと。
茉莉  舟に乗りたーい。おもしろそー。
公翔  じゃあ、とっとと乗りましょ。
GM  ほい。では些少でよろしいんで、渡し賃を下さいませんか?
公翔  金持ってる人ー。
紅銀  あ、この間踊りで稼いだから、小銭ならあるよ。
GM  小銭で結構ですよ。渡し舟なんか、近くに住む人が副業でやってるようなもんなんで。では、6人は乗り切らないんで、2叟に分けて乗ってくれ。さて、お舟に乗って悠々と流れていくわけなんですが、船頭さんから噂話なんかをしてくれる。
「そういえばね、この先に小さな川が流れ込んでるところがありましてね。そこにさしかかると、女の声が聞こえるって言うんですよ」
紅銀  ふんふん。
GM/船頭  「昼でもするし夜でもするし。こりゃあ性の悪い鬼かな、という話をしてるんですけど、別にその姿を見たわけじゃないし」
茉莉  別にその声を聞いて、ふらふらと引き寄せられたりは無いんですね?
GM/船頭  「どうですかね。肝の小さい船頭なら……」
正日  俺ならふらふらふらぁ〜っと(笑)。
茉莉  その鬼は、何を言ってるの?
GM/船頭  「よくわかんねぇっす。女の声なのははっきりしてんですけどね。あとは、聞ける人と聞けない人がいるのも不思議ですよ。まあ、おいらは聞いたことねえっすけど」
書文  というような話を、もう片方の舟でも聞ける、と。
GM  そうそう。結構、船頭の間では有名らしい。
正日  悪じゃなければ討つ必要はない。
GM  という話を聞きながら、舟は流れていく。さて、そうこうするうちに、件の川の支流に差し掛かった。……というところで悪いんですが、皆さん、各自の知覚仙骨を足した値を教えてください。
書文  18。
公翔  21。
全員  ぶーっ!
GM  17以上の人には、聞こえるね。「誰か……私の声が聞こえたなら……」
正日  聞こえやしねえ。俺には電波は届かない(笑)。(彼は13しかなかった)
雷辰  無論、無視(笑)。
GM  「どうか助けてください……誰か……」という、若い女性の声だ。
公翔  どうしましょうかねぇ?
正日  何? 貴様、電波系か!(笑) なんてこった。つきあって損したぜ(笑)。
GM  はなから電波系じゃん。(というか、霊媒士みたいなもんだし)どうするかね?
正日  空耳だよ(笑)。
書文  声の聞こえる方向を確かめる。
公翔  「飛ばし」ます。
GM  へ? まさかマスターの仕事を分捕って、話を端折るつもりじゃ……(笑)。
正日  マスターに優しくないプレイだな(笑)。
公翔  違いますよ。えーと、使鬼に視覚を与えて飛ばします。
GM  ちなみに、辺りの情景は、川の流れ口があって、反対岸に竹の河原があります。
公翔  う〜ん、支流のほうかな?
GM  ほい、知覚で2D振ってね。(ころころと判定)行く手に支流と本流との合流点が見えて来るんだが、そこの水流の淀みのところに、蓮の蕾が引っ掛かっているのが発見できる。
茉莉  おじさんに頼んで、そこに舟を寄せてもらう。んで、拾う。
GM  あんまり好い顔はしないけど寄せてくれるよ。蕾は水に浮かんでいたんで、簡単に取れる。で、蕾を手に取ると、茉利さんに「誰か……私の声が聞こえたなら……どうか、助けてください……」
茉莉  ……こんこん(笑)。(ノックしている)
正日  はっ! 茉利まで電波系か! みんな、見損なったよ(笑)。
GM  見たところ、普通の蕾だよ。
茉莉  じゃあ、しまっとく。
GM  ではそのまま、川下に向かって進んでいく。そのうちに、川縁の船宿町のような邑に着く。そこそこの大きさがあるよ。宿なんかもあるんで、泊まりたければ宿代を払ってね。
紅銀  また、踊りで稼ごう。
茉莉  その辺のおじさんたちに、噂なんかを聞いてみる。
GM  おじさんたちの間では、例の小川の注ぎ口の話が一番多い。「あれはきっと身投げした娘が……」とか、「いや、空耳だな」とか、「俺は確かに聞いたんだ!」とか。
正日  実害は?
GM  今のところ、全くない。言ってしまえば、怪しい声が聞こえる、というだけ。
正日  じゃあ放置。そんなもん、先輩の下宿の隣からでも聞こえるわ(笑)。
茉莉  例の蕾を、じょんちゃん(正日のこと)に手渡してみる。
正日  (受け取る)やっぱり貴様ら電波系かぁ! 俺にはなんにも聞こえねーぞぉ(笑)。
GM/女の声  「……助けてください……誰か……誰か……」
正日  ………天にまします主の声が聞こえる……(笑)。
全員  (爆笑)
紅銀  聞こえなーい、聞こえなーい。(←合計値が足りなかった人)
茉莉  手渡せば聞こえるんだよね?
GM  そうだね。みんななら間違いなく聞こえる。
紅銀  (じっと声に聞き入って)……むしっ。
茉莉  むしるなぁー!
正日  電子レンジに入れてちーん、とか(笑)。
紅銀  あら、きれいな髪飾り(笑)。
茉莉  するなぁ!(笑) わたしのだ、それは。
公翔  ハイパー見鬼くんで見ます。(つまりは、《祈願 見鬼》)
GM  ……別にハイパーではないような気がするんだが……。そうすると、君の使鬼が姿を現す(笑)。(効果範囲内だからね)
正日  冗談抜きで、手に持って、地面に落とす……。
GM  ぽと。君が手を離した途端に、声は聞こえなくなったよ。
紅銀  他の聞こえてる人は?
GM  相変わらずだ。特に反応はないぞ。
蕾を開こうとしたり、《話鬼》で話しかけてみたりやってみますが、反応なし。
GM  なんていうか、テープあるいは留守番電話に話しかけてるような感じ(笑)。
雷辰  サイコメトリすると、何か見えますか?
GM  さいこめとり、って……そんな事できたっけ?
雷辰  できません(きっぱり)。
公翔  これですか? 《祈願 見気顕正》。
正日  がんばれエ○ジ(笑)。マニア共の過去を暴くのだ!(何の雑誌だったかなぁ?)
GM  (ころころと判定)ほいだば、非常に霊的な力が込められているのがわかる。もやもやとオーラがかかっている。
茉莉  あの支流の先には何かあるの?
GM  源流は1日くらい遡って、泉です。まあ、泉と言うほど小さくもなく、さりとて湖と言うほど大きくもない。で、その泉の所に「潁(えい)邑」という町が栄えている。
正日  「英雄」か、俺の前世だ……(笑)。
茉莉  その潁邑のこと、周りのおじさんたちに聞いてみたら……?
GM  ほいほい。いろいろと聞けるよ。それによると、みんながやってきたのとは、川を挟んで反対側の陸になるんだけど、陸路添いにある独立した邑だ。ちなみにその潁邑は、泉に咲く蓮の花が有名だそうだ。
茉莉  ……だそうだけど、行ってみる?
正日  悪いですけど、いっさい実害はないんですよね。
紅銀  暇潰しに行きましょう。行ってみると面白いかも。蓮の実は美味しいらしいんで。
茉莉  食べたいかもしんない……。
GM  どうします?
公翔  リーダー次第。
正日  舟じゃないなら行きます。
雷辰  流れ流れて、流される我が人生………。
紅銀  じゃあ、行きますか。てくてくと。

【二 蓮の蕾に導かれ……】

正日  俺は風火輪に乗って行きますよ。
GM  みんな歩くのに?
正日  高みから見下ろすんです。俺は神の代理人ですから(笑)。
GM  へいへい。んじゃあ、てくてく歩いて行くと。すると、正日が一番遠くまで見えるわけだな。
正日  ほら、偵察活動も兼ねて……。
GM  街道、というほどのもんじゃないが、道をしばらく行くと、山間の結構大きな泉が前方にあるのが見える。邑はその泉を中心に丸く広がっていて、その周りを城壁が囲んでいるという、変わった形をしている。
正日  そろそろばれそうなんで、下に降りましょう。屈辱ですが(笑)。
GM  じゃあ降下する前に正日くん、知覚を振ってくれんかね?
正日  しまった、俺が見つけるんじゃなかった(笑)。(ころころ)17。
GM  おっけー。すると、君達と潁邑のちょうど中間地点くらいの所に、ごみごみわらわらと6、7人の人影が見える。
公翔  ゴキブリ発見。(そいつぁ、ひどいんじゃないか?)
雷辰  まぁ、どこにでもいるからねー。
正日  と、言います。
書文  ……行ってみましょうか。
正日  ああ、マスターに優しいなぁ。
雷辰  じゃあ、てくてくと。
  お気遣い、どーも。でも、ほっとくと、君達の徳値が減るぞ。ほら……。
GM  君達が近づいていくと……、知覚の高い人。
公翔茉利  はい。
GM  知覚の判定を振ってくりゃしゃんせ。
茉莉  18。
GM  ほい。前方から若い男の声で「だ、誰かぁー!」という悲鳴がする。
紅銀  若い男? (喜ばんでくれ、頼むから)
書文  駆けつける!
GM  したしたと走っていくと、道の真ん中で猩々(しょうじょう)が6匹ぐらい輪になって遊んでおります。……そういえば、やっと出たな、こいつら(笑)。
雷辰  おさる……。
GM  で、その輪の真ん中に悲鳴の主らしい男が1人いて、みんなで楽しく「りんち」にしておりますが。
紅銀  何をしているの、やめなさい!
雷辰  犬をけしかけよう。
GM/猩々  「お、餌が増えたぎゅ」
紅銀  えさぁ?
GM/猩々  「ちょっと数が多いけど、女が交じってるから大丈夫だぎゅ」
紅銀  何ぃ! ……あ、男は美形?
GM  まあそこそこの顔貌だが。
紅銀  よし! (いや、そうじゃなかったら良くないんかい?)
  もちろん、所詮は猩々。いきなりマスターがイニシアティブで1ゾロを振ったのも、所詮は猩々だから。
(誰だ! 所詮はGMとか言ってるのは!)
正日  これは攻撃力の高い人から突っ込むのがセオリーでしょう。
GM  うんにゃ。央華の場合は逆になる。先に受けを使わせておく方が有利になるから。
正日  ああ、なるほど。でもまあ、こんな初っ端で死んだりしねーよ。みんなが突っ込んでくれればね(笑)。
  いやまったく。2回の成長を遂げた一行には、誠に雑魚。1ターン目は威勢が良かったものの、2ターン目で全滅ですわ。
何しろ、茉利さんが白兵戦に出るくらいだから。
  でも戦闘ルールのおさらいとか、戦術とかわかったでしょ?
紅銀  「大丈夫でしたか?」って、男の人に駆け寄る。
GM  つたぽろです。ダメージブロックがあるなら、あと2ブロックぐらいかな?
紅銀  ああ、しっかりしてくださいっ! がしがしがし(笑)。
GM/男  「ううう…………」揺するなよ。踏んだら死にそうなんだから。
紅銀  えっ? 踏んでほしいんですか? この高いヒールで……(笑)。
書文  喋れますかね?
GM  呻いている。
書文  じゃあ、身柄を拘束しておいて……。
GM  「うぎゃぁ……」がく。
茉莉  するな!
書文  あ、男のほうだったんですか? てっきり猩々のほうかと。
雷辰  金丹はもう作れますけど。
正日  雷辰雷辰、高ぁく売りつけようぜ。(にやり)
雷辰  じゃあ、練り作りましょう。(いっころ)6点回復。
GM  ほい。一般人だからほぼ全快だろう。しばらく休ませておくと意識を取り戻すよ。
雷辰  よっしゃ、恩売った(笑)。
GM/男  「どこのどなたか存じませんが、ありがとうございます」
正日  存じないだとぉ? 非国民め!
GM  知るわけないだろうが!(笑)
茉莉  大丈夫ですか?
GM/男  「はい。おかげさまで助かりました」
茉莉  いったいどうなさったんですか?
GM/男  「近在の邑まで所用がありまして、出掛けた帰りだったのですが……」
茉莉  こんなこと、しょっちゅうあるんですか?
GM/男  「いいえ。あんな化物を身近に見るのも初めてです」ちなみにこのお兄さんは、これから向かう潁邑の、王様の弟で潁浩(えいこう)という名前だそうだ。
紅銀  いやぁん。どきどき……。
正日  120%予想通り。やっぱり金蔓(笑)。
  ええい、集(たか)るな! 仙人に金なんか必要ないでしょうに。それから偽玄奘(笑)。布教許可を貰おうとするんじゃない!
GM/潁浩  「ここからすぐが頴邑なんで、僕の家でゆっくりして行って下さい。何かお礼も差し上げられるかも知れませんし」
正日  ゆっくりして差し上げよう。(にやり)
茉莉  げしげし殴っておいて、「あ、こんなのは気にしないでくださいね」(笑)。
GM/潁浩  「はあ」

【三 泉の邑】

GM  ということで潁邑だ。正日が見たとおりの作りをしていて、邑の真ん中にある泉は本当に奇麗でね。蓮の花は時期的にずれているんだけど、さぞかし奇麗だろうと思われる。
茉莉  じゃあ、蓮の実は? (わくわく)
GM  今はまだ無い。花が咲くには早い、という意味で時期がずれているんだ。
茉莉  そっか……、食べられないんだ。
正日  じゃあ、5円玉を投げ込んでお願い事でも……はっ! 誰か、斧! アルミの斧!(笑)「金の斧ですっ!」言うて(笑)。
GM  あなたが投げ込んだのは帝○印の強化セラミック製の斧ですか? って(笑)。しかしなんで、日本人は泉見ると金投げ込むんだろう?
茉莉  アニミズムじゃない?
GM  さて、潁浩に案内されて、王の屋敷に着いたよ。態度の偉そうなおっさん……王なんだけど……が現れますよ。潁浩の兄、潁壬(えいじん)だ。前回の正日並みに偉そうだ(笑)。
茉莉  はっ! ぢょんいるっ! 顔が変ったと思ったら、ここにいたのか!(笑)
GM  偉さ加減がね。今回の正日には適わない(笑)。
公翔  今回の王様はぴんぴんしてるんですね。
GM/王  「このたびは弟を救っていただいて、誠にどうも」
公翔  いえいえ。
茉莉  どういたまして。
紅銀  いやいやそんなぁ。困っている人を助けるのは当然のことですわ(笑)。
雷辰  金くれよぉ。
正日  「ぎぶ あんど ていく」……。
性格が出るなぁ……。
GM/王  「どうぞごゆるりと逗留なさってくださいな」
紅銀  ありがとうございますぅ。
雷辰  無論ご飯も付けて。金丹あげたんだがらよぉ、よぉよぉよぉ。(笑)
GM  ご飯は用意させてもうらうけどさあ、なんで絡むの?(笑)
正日  夜伽も。
雷辰  そうだ、よと……夜伽は俺、別にいらんなぁ(笑)。
GM  まあ、そういうことで。王様のほうはさっさと奥に引っ込んじゃったよ。潁浩のほうは「じゃあ、部屋に案内しますので……」と。
茉莉  ありがとう。
正日  一人部屋?
GM  そこは潁浩が、王には黙って手配してくれる。一人部屋でも二人部屋でも。
書文  洸亮と同じ部屋に。
正日  雷辰と同じ部屋にして、夜のうちに害毒貰っておきますわ(笑)。その害毒は「レンジ(快音竈)」でちーん、とか。
GM  (俺は時々、何がしたいのかわからんよ、正日……)

【四 泉娘に会いたい!】

GM  では夜になって、宴が開かれたりする。それなりに豪華なもんだ。
公翔  あ、眼鬼を泉のほうへ飛ばすです。
GM  了解。仙術行使が暫定的に1下がるからね。
茉莉  その間に、噂話なんかが聞きたいな。
GM  ほい。えーと、誰に?
茉莉  んじゃ、「えこ」さん。
正日  エコエコアザラクか?
GM/潁浩  (苦笑)「あんまり大きな噂は………」結構平和にやってるそうだ。「あ、そうそう。ずいぶん前から、時々地鳴りがするんですよ」
茉莉  じゃあ、蓮の花のことを聞く。
GM/潁浩  「見てもらってわかる通り、この邑は泉をとても大事にしています。泉を中心にできた邑なので、土地神様と同時に泉の神を崇めているんです」ちなみに、泉の神というのは、もとは泉娘という精でして、これが祭られることで神に昇格したというものだよ。「そして蓮の花は、泉の神の象徴として崇めてます」
茉莉  お祭りしてるのは、どの辺?
GM  泉のほとりに祠があるんです。
茉莉  じゃあさ、使鬼はまだ飛んでるんでしょ? 泉の祠のほうに飛んでもらえるかな?
公翔  はいはい。じゃあ、移動。ふよふよふよ。
正日  どっかで火を焚いて、『吸火壺』に火を吸わせておきたいんですけど。
GM  それは構わんよ。
茉莉  あ、そうだ。夜出歩いちゃ駄目?
GM/潁浩  「えっ? 邑の中ならいいですけど………」
茉莉  じゃあ、公翔を強引に連れていって、泉の祠のほうに行きます。ついていく人!
公翔  集中してるのにぃ(笑)。
紅銀  私は泉の反対側に1人で行きますぅ。
雷辰  暇なんでついていきます。
正日  当然。そうじゃないと話に参加できないことが、この間判明したんで(笑)。
GM  みんなで泉に行くのね? えーと、一番最初に泉に行くのは……眼鬼だよな。じゃあ、公翔。祠も泉のすぐ側に作ってあるんだけど、祠からあまり遠くないところに、早咲きの蓮の蕾があった。それが独りでにぽん、と茎から取れて、さらさらと流れていく。
公翔  でも眼鬼だから、何にもできない。
GM  では紅銀。泉に着いたところで、眼鬼が見ていた、件の蕾がちょうどその辺に流れて来て、あの女性の声がするよ。
紅銀  これはひょっとして「てーぷれこーだー製造ましーん」(笑)。
雷辰  てーっててーてててててーてってっ。(それは○テレツのほうじゃ……)
正日  「ド○えもーん」「どぉうぅしぃたぁんだぁいぃ、○ぉびぃたぁくぅん?」(笑)
紅銀  ぺしっ、って取る。
GM  例の声がはっきりとするよ。
紅銀  むいてむいてむいてむいてむいて……。
GM  剥きまくったあとには、何も残らんが。声も、剥いてる途中に聞こえなくなった。
紅銀  この蕾自体に術がかかってるのかな?
GM  と看る方が妥当だろうね。さて、一足遅れでみんなが泉に到着する。
茉莉  公翔、見て。(恐らく《見気顕正》と思われる)
GM  見るまでもない。泉の祠の前に、ぼんやりと女の人の姿が見えるよ。
茉莉  ゆ、幽霊!(笑)
GM  おいしいネタありがとうございます(笑)。見たところ、とても儚そうな女性だな。
正日  趣味じゃねぇ(笑)。
紅銀  はかなそう……何を履かないんだろう……。
全員  …………………………………………。
紅銀  ……すいません(笑)。
GM  で、泉のほとりでしくしくと泣いている。
茉莉(のプレイヤー)  何を泣いているんです? おぜうさん(笑)。
GM  前世の記憶が……(笑)。
茉莉  話せるんだろうか? つんつん。
GM  近づくのね? すると、みんなのほうを見て「私の声が聞こえますか?」
正日  聞こえねぇなぁ(笑)。(聞こえてるじゃんか)
紅銀  あなたがあの蕾を作って流してたんですか?
GM/泉娘  「ああ、やっと私の声が聞こえる人が………」
紅銀  あれ、普通の人には聞こえませんよ。私だって最初は聞こえなかったんですからー。
GM/泉娘  「それしか方法が無かったのです。今の王には私の声も姿も届かないのです」
正日  じゃあそこで狂い死ね(にやり)。
GM  ……徳値−1、と。
正日  はうあーっ!(笑)
紅銀  人を呼び寄せるって事は、なんか理由があったんですよね?
雷辰  そうだ、貴様らの狙いは何だ! 我々は一歩も避かんぞ!(笑)
GM/泉娘  「気がついていらっしゃるかも知れませんが、私はこの泉の神でございます」
雷辰  ちっ、宇宙人じゃなかったのか。
GM/泉娘  (全く違うな)「昔の祭で犠として捧げられ、転生して泉娘となり、今ではここの神となっております。私の元の体は王たちと共に墳墓に葬られておりますが、今、何者かが王たちの眠りを妨げ、王たちの亡骸を辱しめております」
全員  はうあぁぁーっ!(絶叫と爆笑)
GM  え、どうしたの?
茉莉  その悪い奴、ネクロフィーリアなの?(笑)
GM  (……くらっ)
雷辰  ああ、気を確かに。
GM/泉娘  「私の力では止めることができません」
正日  あ、俺達のことじゃないんだ(笑)。いえ、何でもないです。続きをどうぞ。
GM/泉娘  「お願いです。祠を汚すものを止めてくださいませんか?」
紅銀  いったい何者が……?
GM/泉娘  「詳しくはわかりません。私は主に泉を守る役目をしておりますから。7日ほど前のことでした。泉を守っておりましたところ、突然に墳墓のほうに怪しい気が近付いて参りました。急いで飛んでいった時には、玄室に大きな穴が開いており、蛇のような長い物がその穴から逃げていく姿しか見ることができませんでした」
茉莉  じゃあ、宗廟(土地神のほうの祠)に寄っていいかな? 土地神に何か聞けるかも知れないから。
公翔  俺ですか。
GM  他の人は?
正日  墳墓の入り口に、非常に燃えやすいものを掻き集めときます。
GM  入り口には見張りが1人いるけどどうする?
正日  むしろ、火を見てて貰いましょう(笑)。
GM  (いったい、何にするんだろう?)
茉莉  墳墓は明日、王様に許可取ってから入ろうよ。
正日  あ、そうしましょうか。じゃあ、そういうことで。
GM  じゃあ、宗廟です。なんか、雰囲気が悪いです。
茉莉  『七星剣』は?
GM  陰陽のバランスは悪くない。
公翔  《見鬼》をします。
GM  判定は省くことにしよう。では、土地神が姿を現した。すっげえ不機嫌だ。「お前ら、何じゃい」
公翔  ……あ、あの……。
正日  泣く子も黙る仙人様だよ。(乗りはかなり邪仙なんだが)
公翔  此れ此れ然々で、この邑に立ち寄った旅人なんですが。
GM/土地神  「立ち寄っただけかい」
公翔  いえ、泉の人に頼まれて……。
GM/土地神  「い、泉の神に頼まれた?」
公翔  あの健気でかわいい女の子に……。
茉莉  じ、実はそういう趣味か、公翔! しとやかで、明らかにか弱い風情の女性に弱いと看た!(笑)
紅銀  お前、密かに面食い?
正日雷辰  「憎いあの子にコンチクショウ」か!(笑)
GM/土地神  じゃあ土地神の態度もころっと変わる。「も、申し訳ないんだが、うちの墳墓を直してくれないか?」
雷辰  失礼な。折角会いに来てやったのに。
正日  さっきガンくれたのはどういうことや? あぁん? 直してくれだぁ? 直してく・だ・さ・いじゃねーのかよ(笑)。
GM/土地神  「は、はい。お願いします、直して戴けませんでしょうか」
正日  そこまで頼まれたらなぁ(笑)。(み、醜い)
茉莉  誰が壊したか分からない?
公翔  そうだ。いつ頃壊れたか分かりませんか?
GM/土地神  「はい、7日ほど前でございます。私は無事なんですが、先代の亡骸などは喰われてしまいました」
全員  喰われたぁ?
GM  だからぁ、「辱しめられ」たって、ちゃんと言ったじゃないか。
全員  辱しめられたって……(以下、とてつもないので割愛。字にしたくない)
書文  変な人ばっかりですねぇ。
GM/洸亮  「……最悪だ、こいつら」(笑)
  最初のインパクトで完全に負けた土地神(笑)。へこへこしながら言うことには、ある日いきなり玄室に穴が開いて(正確には何者かが侵入して)王の遺体を喰らったと言うのです。穴の先についてなどは、土地神では判りかねる、ということなので、明日実際に潜ってみよう、ということになりました。
  ……が、毎度の如く、大人しく寝られない仙人達。薬練り、趣味談義はともかく、何故か拝火教に目覚めたらしい正日は、夜中の邑(しかも人気の多い所)で篝火なんぞを焚いてみたりしております。これは余裕なのか?
  ……ところが。

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