「ごめんね」


ひとり遠くまで歩いてきても ふと見上げればかすんだ空
風の音
雲の影
追いかけたって 届きはしないよ

そっとつかんだ光のしずくも
あの時一緒に話した未来も
全ては水面にゆらめいて
とけて きえて 泡になってしまって

だから 君を想って傷つくのも あと少しだね
大丈夫 だいじょうぶだから
きっと忘れられる
時間をひきとめておくことなんて できないもの
それはもう 君がそばにいないのと
同じくらいにどうしようもないこと
君を忘れてしまうのは どうしようもないことなんだ

僕のなかの君と 君のなかの僕
どちらが先に 見えなくなっていくのかな
君のかけらが 少しでも残っているうちに 
これだけは言わせて
ごめんね 本当にごめん
どんなに謝っても さよならだけど
あとは 忘れるだけだもの







トップページへ ポエムトップへ