知ってても得しない知識

【ア行】

アスファルト(asphalt):天然には石油層に含まれ,また石油精製の際に残留物として得られる黒色の固体または半固体物質。主成分 は複雑な炭化水素。道路舗装・防水・保温・電気絶縁などの材料として利用される。石油ピッチ。土瑕青(どれきせい)

阿片:ケシの未熟な果実に傷をつけ,傷口から分泌する乳状液を乾燥して得るゴム状の物質。モルヒネを主成分とし,麻酔・鎮痛作用をもち,医薬品とされる。麻薬として吸飲すると習慣化し,ついには廃人となるので,薬用以外の使用を法律で禁じている。モルヒネ・コデインなどの原料。

アルカロイド(alkaloid):植物体に含まれる窒素を含む塩基性の有機化合物。毒性や特殊な生理・薬理作用をもつものが多い。タバコのニコチンや茶のカフェイン,芥子(けし)のモルヒネなど。植物塩基。

ヴァンアレン帯:地球大気の高層に存在する高エネルギー荷電粒子の分布密度が高い帯状の領域。強い放射線が存在する。アメリカの科学者バンアレン(J. A. Van Allen)が初期の人工衛星実験により発見した。放射線帯。

LSD:リセルグ酸ジエチルアミド。麦角(ばつかく)中のアルカロイドから合成的に得られる強力な幻覚誘発剤。視覚・触覚の幻覚が顕著。麻薬に指定され法律で規制されている。


【カ行】

覚醒剤:中枢神経系を興奮させ,睡眠抑制・疲労感軽減などの作用がある医薬品の総称。常用すると習慣化し中毒を起こす。塩酸メタンフェタミン(ヒロポン)・硫酸アンフェタミンなど。覚醒アミン。

コカイン(cocaine):コカノキの葉から抽出したアルカロイド。局所麻酔薬として用いる。習慣性が強く慢性中毒を起こすので,麻薬取締法の対象となる。

コンクリート(concrete):[1]セメントに砂と砂利などの骨材と水を適当な割合で混ぜ,こねたもの。また,これを固めたもの。土木建築用材として広く用いられる。コンクリ。
[2](形動)具体的なさま。


【サ行】

シアン化カリウム:青酸カリのこと。化学式 KCN 白色の潮解性の固体。猛毒で,致死量 0.15g。水に溶けやすい。銀・銅の電気めっきや分析試薬に用いる。

ステロイド(steloid):炭素 6 原子から成る環状構造 3 個と炭素 5 原子から成る環状構造 1 個とを含む構造(化学式 C17H28)を基本骨格にもつ一群の有機化合物の総称。ステロイド誘導体には各種のホルモンとしてのはたらきをはじめ,さまざまな生理作用・薬理作用をもつものが多い。動植物体に広く分布するほか,天然にないものも多数人工合成されている。性ホルモン・副腎皮質ホルモンなどや,ステロール・胆汁酸・エクジソンなどがこれに属する。

セメント(cement):(1)土木建築用の結合剤やコンクリート・モルタルの主原料とする無機質の粉末。水で練り,型に流しこんだり塗りこんだりして放置すると,水和作用により凝固・硬化する。セメン。
(2)広く接着剤をいう。


【ナ行】

ニコチン(nicotine):タバコの葉に含まれるアルカロイドの一種。無色の油状液体。化学式 C10H14N2 中枢神経・末梢神経を興奮させ,血管を収縮させて血圧を高める。有毒。農業用殺虫剤ともする。


【タ行】


【ハ行】


ヘロイン(heroin):モルヒネからつくる麻薬。法律でその製造・所持・使用が禁止されている。ジアセチル-モルヒネ。

ボヘミアン(Bohemian):(1)ジプシー。
(2)社会の慣習に縛られず,芸術などを志して自由気ままに生活する人。

【マ行】

モルタル(mortar):セメントまたは石灰に砂を混ぜて水で練ったもの。外壁塗装・タイル貼りなどに用いる。

モルヒネ(morfine):阿片に含まれるアルカロイドで麻薬の一。塩酸塩は鎮痛・鎮静薬として癜痛(とうつう)に有効であるが,法律により使用が制限されている。モルフィン。モヒ。