大変嬉しくもありがたい事に、頂き物部屋開通!
奪い取った、とも言う(笑)これも私のたゆまぬ脅迫の賜物。←違うって
イヤイヤイヤ。真剣に感謝しております。ラヴv

トライな頂き物部屋


紅い雨

雨は、突然豪雨となった。

靴の中まで濡れて体が冷え切ったせいか、動きが鈍い。
壁に身を寄せて、彼は辺りをうかがう。
・・・まだ、追っ手はない。

深い闇の中、自分の吐く息だけがほのかに白くて、少し不気味だ。
雨音で何も分からない。 壁づたいに奥へ進むと、上に何かあるのか雨がすっととぎれた。 ウルフウッドの体から落ちる滴が、まだ乾いて いるアスファルトを黒く染めていく。

まるで、血のようだ。

ひとつ、また一滴。
こうして少しずつ血は流れ、土に返り、いつかこの身から消えてなくなるのか・・・

高い足音が響いて、ウルフウッドは手にはり着いた銃を暗闇へと向けた。 みえない。だが、誰かいる。

カツン・・・。

もう一歩。

闇、そのものかと思った。それは、なぜだろうか・・・
どこからきたのか、ヴァッシュからは水の匂いがしなかった。 相変わらず高い足音をたてて近づいてくる。
ウルフウッドは寒さで震える手をゆっくりと下へ向けた。 彼の体から落ちる水滴の音しか聞こえない。 いつのまにか、足音はやんでいた。

傷だらけの手が伸ばされる。

「・・・・・」

白く、氷のような肌にヴァッシュの手が這う。
彼は何も言わず、そっと、顔を寄せて、ウルフウッドの瞳をのぞき込んだ。 手は、そのうちに首筋を伝い、頬にふれ、瞳を遮った。

何かを耐えるようにヴァッシュは唇を軽く噛んで、囁いた。

「さあ、いこう・・・」

END
1999.12.22
作:あららぎ らも氏
著者コメント:
いやあ、濡れそぼって冷え切ったイイオトコ!俺このシ チュエーション大好きよめちゃめちゃ襲いたいよね。ば くっとね。はあはあ。

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奪いモノ第二弾。日付を見て思わず涙が…。ありがとうありがとう。。 あららぎさん的本領発揮なコメント載せちゃいましたが(笑)流石です旦那。 あんな切なげな本文に対して言う事がソレですか。。気持ちは分かるけどさ(笑)
もう少し増えたら、この部屋どうにかしようと思うので、、それまで我慢して下さい。 2000.1.7 UP


NO TITLE?

いつまでも砂が絶えない。

その砂さえ愛おしいという表情で、ヴァッシュは佇んでいた。
彼には分からぬ暗闇を間近にしながら、なぜ、これほどまでに・・・ 辺りは言いようのない静けさに満ちていた。

先ほどまでの争いも諍いも皆砂上の楼閣であったのだろうか。 日がうっすら射し込んできて、荘厳さを増していく。

「トンガリ・・・」

渇いた口でそう呟くのが精一杯であった。一歩、また一 歩と彼は砂を踏みしめる。 ヴァッシュはそっとほほえんだ。

バサッ。

「・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・」

「貴様らーなにしとんねんっ」

見事に片袖落ちてしまった服と保険屋の引きつった笑み を見比べてウルフウッドは叫んだ。 はははは、と乾いた笑いを残して、二人はダッシュで地平線へと向かう。

「だからおよしなさいと言ったじゃありませんか!ミリィ」

「だって先輩、袖からでている糸ってものすごーく気になるじゃないですか」

砂煙がもうもうと立ち上った後、惚けたように立ちつくすヴァッシュの姿しか残されていなかった。

END
1999.12.15
作:あららぎ らも氏
著者コメント:
いまはどっちかっつーと。↑ などという古典的ギャグを繰り返す5人ばかり思いつく よ(笑)被害者は大抵ウルフウッド。ヴァッシュは・・ ・天然だからな。まあ、そういうことにしておこう。

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ギニャー!頂きちゅか奪い物記念すべき第一号なのです(笑)ありがとうございます。 今頃になってタイトル分からんとか改行どうすんだとか考えてますが。切腹。 コレは…主役は保険屋さん二人ですね!袖は知らんが、裾とか気にならない? 何つったっけ…あ、ロックミシン(昔の記憶を総動員)でかけた奴。一個所ほつれると、 あとびろびろびろ〜〜っと延々ほどけてしまうという。…イヤ、それは置いといて。 2000.1.5 UP


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