Angel Halo(95年1月〜96年7月)

 





物語の舞台は1999年12月。
京都の北にある学園に通う平凡な一学生が
悪魔の復活劇と神の思惑に巻き込まれる数奇な運命の物語。
2000年の時を越え 終末の日(1999年のクリスマス)に
悪魔“
ルシファー”が復活することを知っていた天界は天使ソフィアを地上に遣わし、
神の印を持つ、日下部真(くさかべまこと:主人公)の力を覚醒させ、
終末の日、地上に降臨するルシファーを粛正させようとしていた。
平和で平凡な日々、怠惰な学生生活を続けていた真は
ソフィアと出逢いその真実に困惑するが、徐々に打ち解け合い、終末の日に向けて行動を開始する。
ただ、地獄の悪魔達も、天界の動きを黙ってみているだけではなかった。

ソフィアが 地上にやって来たのと時を同じくして、
地獄の使者も地上にあらわれる。名は
リリス 朱い瞳の美しい少女・・・

 
     
死的状況
こちらの長編小説は、ウエストサイドという会社の
ディスクマガジンで連載していた投稿小説です
初めての連載物なんですが実は……私の小説では一番有名な小説じゃないでしょうか
連載終了後にアクティブ様 にゲーム化して頂いていますからね
私の小説内容が「ひたすらにダーク」なのはどうやらこの頃から始まっていたようです




 

ジェロス(96年11月〜98年1月)

 





〜暗き月の伝承〜

それは全てに絶大なる月の女神……ジェロスの物語
世界を創りし女神は『
大いなる災い』と語り継がれし存在と闘い
そして……敗れた

だが……女神の娘『
ジェロス』は母の意思を継ぎ大いなる災いと闘った
幾千の日を越え、永く激しい戦いの日々は永遠に続くと思われた
しかし最後には人とジェロスは大いなる災いを封じ込める事に成功した

大いなる災いの残した傷痕は人々の心を苛んでいた
何故なら大いなる災いとの闘いによる勝利の代償は、
ジェロスの死によって成り立っていた物だからで在る

ジェロスは死の寸前にこう残した
私は「宙(そら)に輝く月となりて貴方たちを見守りましょう
ですが、私を頼らずに生きて行くように、それこそが私の願い」……と
伝承は此処で終わる……
真実は全て記されぬままに

人々は弱かった……だからこそジェロスに頼ろうとしたのかもしれない
それが自分達の破滅への道だと知らずに
真にジェロスの残した言葉の
意味も知らぬままに、大いなる災いの正体こそ……

 
     
死的状況
こちらの長編小説も上記と同じくウエストサイドで掲載されてました
掲載期間が96年11月〜98年1月と一見すると物凄く長く見えますが
実際はかなりの間隔を空けて掲載されてましたましたので
実状的には10ヶ月そこらの期間だったと思います
で、この小説のコンセプトは「頼れる者は自分」
ですからもう「神様(人)への不信感」が全開で出てました
読んで「人間不信になったぞーうらぁ!」なんてお手紙も貰いましたよ(本当に




 

Yel・Caese(95年5月〜96年8月 )

 





シェリド銀河系マーサ歴3961年。
700年間の永きの渡って銀河を統治したシェリド銀河帝国と、
反帝国国家である反乱軍の戦いの中に一人の男が飛び込んでいく。
白亜の巡洋艦エル・シーゼを駆る男は信頼の置ける部下達と共に戦場を駆け抜けるが、
彼には人智の及ばない遠大な使命があった。

 
     
死的状況
こちらの小説は、瑞希智佳さんお書きになった小説です。
此処にコレを書いたのは少しだけなんですがお手伝いさせて頂いたからです。
私が担当したのは「格闘シーン」ですね(四話ですね)
瑞希さんとはウエストサイドでお知り合いになってからの付き合いです

いまこのページに掲載されている同名の小説は
その頃に書き切れなかった事を改めて追筆、加筆したものですが
本人曰く「ほとんど別物」だ・・・そうです
そりゃそうですよ・・・一話のボリュームも1.5倍は増えてますし
六話と七話に至ってはオリジナルには存在すらしてなかった話です




 

ZERO(エンターブレイン出版社ファミ通ブックス10月号掲載)

 





サイバースペース(電脳空間)という言葉を考案したのはあなたではないし、
Al Gore副大統領でもない。
その功績を称えられるのはSF作家の
William Gibsonだ。
彼は1984年の草分け的作品「
ニューロマンサー」の中で、
世界のコンピュータデータの集合体という概念をつくり上げた……

僕のいちばんお気に入りの大好きな本をそっと閉じた
いつの日にか僕もこんな凄い事ができたら良いのに……
そんな誰でも持つ考えの少年が過ごす今は2000年ある日の出来事であった
すぐ少年の
願いは叶えられた……もっとも絶望的な形によって

 
     
死的状況
話の内容は自分が人に創られたAIだと知らずに
「自分を本当の人間」だと思い込んだ結果の結末です。私の小説の筋を知っている方なら
分かるでしょうけど暗い小説です。もし良かったら手に取って見て下さいね。




 

「Mac User」2000年11月号付録 CD-Rom "MACBIN"33A 内「READER'S GALLERY」
掲載短編小説「遺体搬送」

 





19世紀のオーストリア・ハプスブルク家、
悲劇の皇妃エリーザベトの唯一の息子、皇太子ルドルフ。
彼の最期は現在でも映画『うたかたの恋』として知られる、
愛人マリー・ヴェツェラとの心中という衝撃的な事件であった。

作品は、この愛人の遺体をめぐって起こる、
彼女の親族や刑事たちの交錯する思惑によって進んでゆく…。


ひんやりとした、少女の力ない腕が、私と上司の肩の上に引き渡された。
自ら動くことをもう止めてしまったその若い肉体は、
華奢な外観とは裏腹に私の体にひどく重いものとしてのしかかる。
警官たちはそれきり無言で再び館の中に戻って行く。
その後ろ姿を見送った。『お連れ致しました』あの警官はそう言ったのだ。
『お連れ致しました』。まるで彼女がまだ生きているかのように。
そうだ。この森の中の館で死んだのは、たった一人でなくてはならなかったのだ。
この館の所有者であり、オーストリア=ハンガリー二重帝国の
次代を担う皇帝となるはずだった青年、皇太子ルドルフ大公その人だけで

 
     
死的状況
初めてマネージメント(つまり金銭授与)が発生した「本当の仕事」です
内容はドイツ文学を意識して書いたものですので、人によっては読みにくいかもしれません
簡単な推理小説とは違い、人間関係に焦点を当てた小説なので
推理小説として買われるのでしたらばお勧めはいたしません
この小説を書いている最中は人物表を作成しながら執筆したほどなので
とにかく登場人物が多いですが、どうかへこたれないで下さいね(汗

発売は11月5日(現在既刊済)です。買ってくれると喜びます




 

ウェブ小説の秘訣(新書館ウィングスより2月発売)

 





陽見市は大都市の郊外にある、日本のどこにでもありそうな街
はじめは小さな村だったが、高度成長期に入って次第に人口が増加し、
ベッドタウンとして発展した
昔は家もまばらで自然豊かな風景が広がり、夜になるとあたりは一面
真っ暗だった。だが、家や町が建ち並ぶにつれて、山がくずされ
森の木が切り倒され、「
」はすっかり消えてしまった
それと同時に、古き良き時代の村に宿っていた
もの」は失われてしまったのである

 
     
死的状況
タイトル通りこの本はネット上で小説を発表している方達を集めて
その秘訣を聞いてしまおうという事らしいです
何の間違いか私も選ばれてしまったので上記のようなホラー書かせてもらってます
今回は「版権物の小説」がお題だったのでその手法(秘訣)を書いてみました。
しかし……私は版権物の小説って書かないのに、何でこの話が来たのか結構不思議です




 

GENOCIDEーTHE REDWOLFー
(A-NOVELSより2001年4月より不定期連載開始)

 





NOWPRINTING
現在までの進行状況10%

 
     
死的状況
今は情報制限をされているので詳しくは書けませんが
この小説は近未来の戦争物になります。

執筆は私「桂木圭」が担当します
設定協力(物語環境開発)には「平林剛」さん
挿絵には新人の漫画家「坂田徹也」さんと協力しての執筆です
事情により不定期な発刊なんですがよろしくお付き合い下さい