RR太郎「今回のは亜プライドで安かったから、というやや投げやりな理由で買ってみた『初恋』(RUNE)です
  イイ響きですね、初恋。その単語だけでおじさんはもうメロメロですよ」

琴乃「いや、キモいんですが」

RR太郎「前回ので早速Rがついてしまったので、また地雷じゃなければいいんだがね」

琴乃「今回も結構ネタバレが激しいので注意ですよ〜」


RR太郎「ゲームを起動して、スタートさせるとまずは

  子供の遊びみたいに無邪気にはじめて
   お互いの気持ちに気付かなくって
    だってそれを感じるのは初めてで なんて呼んでいいかもわからなくって
  でも 一番素敵な季節を思い出すみたいにきっとその気持ちに気付くから
   そして今   私は好きな人ができました
      その春のできごと そのときの気持ちを  きっとそう呼んで

 
というモノローグが入ってどーんと初恋というタイトルが出てきますな」

琴乃「主題歌を歌ってるのは今や『美少女ゲーム業界の歌姫』という有難いような、
 絶対有難くないような称号
を持つ佐藤裕美さんですね。いい歌です」

RR太郎「原画家が野々原幹氏で、非常にキャラが全体的にロリィな雰囲気で可愛いですな。ハァハァ
 それに加え、「初恋」というゲームタイトルと学園モノっていう話で話の内容は
 萌え萌え〜、ほのぼの〜、ビバ萌え死
 とかフツーの甘〜〜い学園モノ萌えゲーかな〜とか思ってたけど

 
そんなことは全然無かったんですよ。あははー・・・

琴乃「前半部分でこそ、ゲーム開始当初で既に妹と半同棲な生活してるわ、
 廊下で学園きってのお嬢様と数日にわたって毎日ぶつかることになるわ
 下校中に留学生の女の子が犬にメロンパンを取られてしまって、成り行きで彼女にメロンパンを奢ることになるわ
 テニスコートの側で立ってるとパコーンとボールをぶつけられ(これも数日にわたって)
 その相手は友人の想い人の1年先輩のテニス部のアイドルでした、な人だわ
 
そんなベッタベタなフラグばかり立てるな!
 と言いたくなるような展開でしたですけれど」

RR太郎「いやはや、紹介キャラクターの時点で幽霊の女の子がいてこのコの話はファンタジーな話になるんだろうなぁって
 思ってたんだけど、
5人中3人がファンタジー感溢れる話になっていますわ
 他の二人の片方は超常現象とかは全然関係はありませんが
ローマの休日的な現実的ファンタジーだわ
 後の一人は
家庭崩壊からの離婚騒動のコンボとドロドロした嫌なベクトルで現実的な話だわ
 前半部分で萌えゲーだなぁと思っていると手痛いカウンターパンチ食らいました、な罠」

琴乃「そのあたりはこの後のキャラ別紹介で語りますが」


RR太郎「では、まずは主人公、初島稔君の周囲に何故か現れるようになる
  幽霊少女の
椎名柚純(しいなゆすみ)ちゃんですが」
琴乃「え?いきなりその娘ですか?(ボソボソ)
RR太郎「いや、だってメインヒロインの桜井小桃はアレだからトリにしないといけんし、それやったらに一番萌える娘をトップにしたほうがいいかなって(ボソボソ)」
琴乃「それは貴方の主観的な部分も入っているような気もしないでもないですが(ボソボソ」

琴乃「「彼女は前半部分ではあまり出てこなくて、ルート確定してから頻繁に出てくるようになります
 最初は幽体だけで言葉も発せれないんだけど、稔と仲良くなってくるにつれて
何故か言葉も喋れるようになれて
 触れるようにもなるという」

RR太郎「いやいや、ツボに入ってめっちゃかわええっつーねんこの娘は。んで、彼女の萌えポイントのひとつといえば・・・」

柚純「・・・ボク・・・恥ずかしい・・・」

RR太郎「
一人称『ボク』キタァ-----------!!

琴乃「黙れ」

RR太郎「まぁ、今時、幽霊少女のオチなんてカノンのアレだとかみずいろのソレだとかというか
 ついでにMMRも読んでおけというか」

琴乃「一体何のことやら」

RR太郎「んでは次、クラスメートで学園内でもきってのお嬢様の
高鷺花梨(たかさぎかりん)さん
 学園の中でも群を抜いて目立つお嬢様。特技はピアノで人の顔を覚えるのが超苦手
 近寄りがたい雰囲気があっていまいちクラスに溶け込めないところがあるんだけど
何故か主人公とは
 普通で付き合いやすいといういがいな一面」

琴乃「中盤は恋心を持ちはじめていくお嬢様の揺れる心境の描写がなかなか良いですよ
 ・・・でも、終盤が・・・・」

RR太郎「つうか、
いきなり呪術がどーこー言われても引くわ!と」

琴乃「次は留学生としてこの学園にやってきたココ・夏野・パルフェちゃん
 名前からしていかにも
南の島って感じですね」

RR太郎「
通称南国のマルチ

琴乃「というか南国なのかなー、むしろ中東アジア系じゃないのかなー」

RR太郎「留学生で苦学生で学園の屋上でテントに寝泊りしてて、メイドさんのバイトをしているという
 しかし、その正体は×××だったのです!、と」

琴乃「・・・・・・まぁ、予想できましたけど、このオチは」
 
RR太郎「んで、萌えゲー王道中の王道『妹』の
初島杏(はつしまあんず)
 「くすくす・・・おにいちゃん、罠だよ」と対兄用トラップをかけることに生き甲斐を感じているような娘
 
いや、そんなに兄を挑発してるとマジで喰うぞゴルァ!と」」

琴乃「彼女も他のゲームの類にもれずお兄ちゃんべったりな妹さん。彼女のシナリオの見せ場は
 兄妹でイチャついてるところを親に見つかり、そこから発生する家庭崩壊にあると思います」

RR太郎「確かに普通の思考を持つ親だっら、離したくはなるわな。ウチの親にも確認済みだ(聞いてみたんか)
 そこがきっかけになって両親が不仲になって「離婚しましょうか」とか言った時は
 オィオィ、待ってくれよファザー&マザーと気になったもんですわ」

琴乃「
妹と恋仲になるということはこの展開はあって然るべき選択肢の一つなんですけど
 普通はどのゲームもただ妹とイチャついてれば良くて、こんな生々しくなる話はプレイするほうも見たくないし
 シナリオ書くほうも書きたくないな雰囲気があったんですけど、このゲームのライターさんは良く書きましたね、と」

RR太郎「まったく。敢えて目を背けたくなる修羅場をな。彼女も非常に萌えるのでお兄ちゃん達はハァハァしてなさいと
 ハァハァ(;´Д`) 」

琴乃「・・・で、最後にこのゲームのメインヒロインである桜井小桃(さくらいこもも)先輩なんですが・・・」

RR太郎「・・・あー、彼女に関しては実際にプレイしてる状況を見てもらったほうがいいと思うな、うん」

--------と、いうわけで以下小桃シナリオプレイ中状況--------

簡単に話を説明をすると、彼女とテニスボールをぶつけられるというベタベタな出会いをした後
友人の二木竜也から桜井小桃先輩が好きなんだと相談を受けます。そして、彼はラブレターを書き、
稔に彼女にこれを渡して欲しいと頼まれます。断りきれず、引き受けた稔君ですが、ここでちょっとトラブルがあり
小桃先輩は竜也君が書いたラブレターを稔君からと勘違いして喜んで受け取ります

その後、結局はラブレターを書いたのは竜也という誤解は解けたのですが
彼女は「私は稔君のことが好きです」と告白し、彼に小桃先輩は自分が書いたラブレターを渡します
なんで!?と驚く稔君(&プレイヤー)ですが、彼女に段々と惹かれていた彼は戸惑いと竜也に対する罪悪感を持ちながらも
ズルズルと彼女と付き合い始めることになります

翌日に彼女と初デート。ウィンドウショッピングに歩きながら、大福を食べ、ゲーセンで遊ぶという定番コース
しかし、稔がちょっと離れているうちに小桃が竜也とばったり。ゲーセンの中というマッチしてない場所ですが
竜也は彼女にラブレターの返事が欲しいと言います。答えはもちろん「ごめんなさい・・・」
その一部始終を離れたトコから見ていた稔君は流石に罪悪感でショックに打ちひしがれます
まだ尾を引いて元気の無い稔に小桃先輩は「稔君は悪くないよ。二木君よりも稔君を選んだのは私なんだから」と慰めます
そこで稔は「どうして小桃先輩が俺を好きになってくれたのかがわからない」と話します

そして、彼女はこう答えたのです


琴乃「前世女キター!ていうかイターイ!!

RR太郎「あー、そのー、なんですか、先輩。貴方はそっち系なお方でしたか
  
いや〜、そんなこと実際に言われてしまったら百年の恋も一気に覚めそうです」

そんなこと言われてもすぐ反応できるわけもなく、戸惑う稔
一応ここで「運命的ですね」とか「信じられない」とか選択肢は出てくるのですが

RR太郎「ちゅーか信じる信じない云々以前にこの時の主人公の正しい反応はこう(↓)だと思うのだが


妄想戦士ヤ○モトモードに入っている連中はさておき、その公園でイチャついてる(?)場面を
さっき振られたばかりの竜也に発覚。「どういうことだよ!」と稔を問い詰め、殴りかかる竜也

RR太郎「いや〜、流石に真心込めて書いたラブレターを渡してくれと頼んだ相手にそれがきっかけとなって付き合いだして
 『彼とは前世で恋人だったの』とか言うわけのわからん理由で振られたんじゃ、
5,6発殴りたくなる気持ちはわかる

琴乃「と、いうよりこの人いらないからどうぞ持っていってください、な心境ですが」

それから、稔&小桃と竜也の間にガンパレ風に言うなら嫌なBGMと共に気まずい雰囲気が流れ
竜也は顔を合わすたびに皮肉や嫌味を飛ばす厚顔無恥で嫌な奴に変わります
そんな竜也を気にがけながらも、稔は夢で前世で姉で恋人であった小桃の事を思い出します
その姉が他の男の嫁に行く前に事故で自分をかばって死亡したことも。なんつーご都合やねん
しかし、日が経つに連れ、この前世バカップルと竜也の関係はどんどん悪化

ある日、その前世バカップルの二人は休日に竜也を呼び出し、説得にあたります
しかし、その竜也への説得をした夜
小桃先輩は交通事故に遭って、車に轢かれてしまいました

RR太郎「え〜、あ〜、ん〜、君望?

琴乃「そこから数年植物人間状態ですか・・・?」

・・・とか、思ってたら数日後に・・・

RR太郎「うわ、マジでメインヒロインが死んでしまったよ

琴乃「えーと、どう収集つけるんでしょうね、この後は・・・」

恋人が死亡し、絶望する稔。こっちも絶望してる竜也に呼び出され、二人で屋上で会話をする。そこで竜也はこう語る

竜也「俺も・・・なんでこんなに先輩に惹かれるんだろうって・・・思ってた
俺は婚約者の義弟に婚約者を寝取られてたんだよ!お前のことだ!

琴乃「二木竜也、お前もかっ!!」

RR太郎「ええい、どういつもこいつも前世に振り回されおって・・・」

そして、竜也はフェンスに手を掛け、
俺は先輩を追いかけるぜ!とかお前がいない所で小桃と一緒になるんだ!
とか非常に嫌な発言をしながら飛び降りようとします。当然、止めようと竜也の服を掴む稔だが
竜也の上着だけを握ったままの稔一人だけが屋上に取り残されて・・・

RR太郎「・・・・・・」

琴乃「・・・このゲームって萌えゲーの皮を被った鬱ゲーですか?

恋人に先立たれ、友人にも後追い自殺をされ、完全に絶望した稔ですが、周りの友人達の慰めと時間でなんとか持ち直した稔
それから、数十年経ち、彼は再び聖桜館学園に帰ってきます。今度は教師として・・・

彼の教師としての初出勤の入学式。登校途中に公園で犬を気にかけてしゃがみこんでいる少女を見つける
その少女が振り返り、顔を見たとき稔は驚きます

稔「・・・小桃・・・・先輩?」

RR太郎「うわあ、また転生して新入生としてやってきちゃったよ、この人

琴乃「久遠の絆もびっくりの大転生劇ですね

--------------以下割愛--------------------

RR太郎「というわけでシナリオ後半に差し掛かったところで、まだ話的にも3代目小桃がまた前世と前々世を思い出すとか
 再び竜也光臨だとか突っ込みどころがいっぱいある話だったんですけど、全部やっちゃう暇も用意するネタも無いので
 このあたりで割愛しますがここまででも
小桃先輩の素晴らしさがわかっていただけたと思います

琴乃「(ボソボソ)・・・おかしい。だって、高等過程だったら卒業後からの教師になる期間と転生して新入学する期間が合わない・・・
 でも、中等過程だとするとここでぴたりと年齢と期間の計算が合ってしまう・・・
 と、いうことは
やっぱりこの学園はちゅーがっ(モゴモゴ)」

RR太郎「それ以上はソフ倫的に言ってはイカーン!!

琴乃「プハッ!いや、だって、虫歯になった乳歯を取ってあげるイベントとかが発生する辺りなんて
 いくらなんでも一体いくつだと・・・
(モガモガ)」

RR太郎「
だから言うなっちゅーに!


RR太郎「まぁ、何か変なこと言ってしまってるけど、シナリオはちゃんと収拾つけてるし、システムも非常に良好だし
 絵と相まってキャラ萌え十分だし、 全体的には佳作から良作のあたりだと思うので、
 野々原氏の絵が気に入ったならやってみてまったく問題ないかと
 一部その絵に裏切られたーって気になるかもしれませんが(ぉ
 なにはともあれ、
柚純タンには非常に萌えるので、ハァハァハァハァ(;´Д`)

琴乃「ハァハァ言うなー!私的には
 
このゲームの内容をどこをどう捻じ曲げたら『初恋』というタイトルに繋がるのか
 が甚だ疑問なんですけれども


RR太郎「
いやもう、ゲーム開始時のあのモノローグは一体どういう意味なのかと
 小一時間以下略


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