RR太郎「今回は、館で可愛いメイドさん達とハァハァ(;´Д`)なゲーム『マージ〜MARGINAL〜』(アクトレス)
をお送りします」
琴乃「このゲームって発売日が結構伸びましたよね〜。そのあたりも踏まえて進めていきましょう」
RR太郎「何しろこのゲーム、その発売日が延期している間にコンシューマ機への移植が発表された
という、なかなか怪しい背景がありましたが、一体どう転んでくれるのやら色んな意味で楽しみですな」
琴乃「地雷じゃなければいいんですけどね」
琴乃「まずは簡単な導入ストーリー
早い時期に両親を亡くして、ずっと一人で生きてきた主人公は、
死の床にある祖父から遺産としてあるものを受け取ります。
『おじいさんが僕に残したたった一つのモノ』
それは山奥に建てられた白い、瀟洒な洋館。
そこで主人公は、その館にメイドとして仕える5人の女性と巡り会います。
「私たち…長い…長い間、お待ちしてましたのよ…」
しかし主人公は、この館は無人で、ここ何年も訪れた人間はいないと聞いていました。
訝しく思いながらも、主人公は彼女たちと交流を重ねて行きます。
そして序所に明らかになる、彼女たちの意外な正体。
と、いつものようにC&Pで紹介してみました。ちなみに主人公の名前は糾(あざな)君といいます。変更不可です」
RR太郎「意外な正体っちゅーか、初めてすぐに解るけどな、ここのメイド全員人間じゃねーなって
ゲームを起動させるとオープニングが流されますが、主題歌に乗って静止画を動かすタイプですな
手法的にはKAN○Nから一気に増えたタイプのまずイベント画が何枚か出てそのキャラの台詞が入って、キャラの立ち絵が
入ってくるパターン。どこでも見るおなじみのやつですな」
琴乃「・・・そこで、『わ、私ご主人様のお役に立ちたいんですっ!』〜マージ・フォイエルバッハ〜ときて
いきなり『ご奉仕ご奉仕ご奉仕するにゃん』〜エリカ・ブラウン〜とか言われた時は
さあ、どうしましょうか〜と思いましたけれども」
RR太郎「いやいや、時代の流行に沿っているって」
琴乃「こんな台詞が土曜の朝に流れていたんですから嫌な世の中になったもんですねぇ」
RR太郎「んで次はキャラクター紹介のほうを
まずはメインヒロインのマージ・フォイエルバッハ。人見知りのするメイドさん
過去に主人公と何かあったらしく(主人公はほとんど覚えてないが)主人公に慕ってくる、というか恋心まで持つ女の子
いや〜、実に可愛いですなこのコは、
ご主人様好き好き〜って感じで周りをパタパタ、それでいて話しかけるとあたふた
困ると「くぅ〜ん」と鳴いたり、言動はまさしく犬チック
よし、このメイドさん買った!」
琴乃「買えますか。後述のアメリアさん曰く「とほほん」状態の彼女はこんな感じなんですが
実は卓越した運動能力を持ち、時には最強のボディガードとして糾君を守ります」
RR太郎「彼女の難点は、俺はまず最初にこの犬ちっくな萌え萌えメイドさんを頂くぜー!!とか言って
彼女目当てにシナリオを進めるとケーッ!メインヒロインは最後にクリアする事に決まっているだろうが!
他の全キャラクリアして出直して来いや、ゴルァ!(゚д゚)とか言われて(そんなこと言ってません)
シナリオを中断されてタイトルへはじき返されます(;´Д`)」
琴乃「いや、確かにアレは凹みました。他の全キャラをクリアすると最後の物語と出るので
そこからまた最初から始めてください、となんともまぁ業な展開でした」
RR太郎「では次はアメリア・フォスリーゼさん
常に冷静沈着で無表情無感情を崩さないクールビューティで主人公の警護をするメイドさん
っていうかメイドさんというよりボディガードだなこりゃ」
琴乃「彼女のシナリオでは糾君は彼女に感情を出させようと四苦八苦
彼女の無表情な時と感情の出てきたところのギャップがいいですねぇ」
RR太郎「で、OPでは『ご奉仕ご奉仕ご奉仕するにゃん』とか言い放って、全国のマージプレイヤーが
そのままディスプレイの前に突っ伏してしまったんではないかとまで思わせたエリカ・ブラウン
台詞も『〜〜にゃ』とか猫語を言い放つ能天気で感情の起伏が激しい猫娘。主人公にご奉仕しようと寝室に
もぐりこんだり、お風呂に入ってきたりと主人公を誘惑」
琴乃「彼女にはその『ご奉仕』にこだわる理由がちゃんとあるんですけれどね
耳年増で色々主人公に試そうとしますが、いつも彼に抵抗されて彼の身辺を警護するアメリアさんに
つまみだされてしまいます。彼女にとっては無感情なアメリアさんは天敵」
RR太郎「次はまとめて二人、母親のフィン・テンニエスさんと娘のフォニーム・テンニエスちゃん親子
フィンさんはほのぼののんびり屋さんのメイド長。料理の腕と仕事の速さは達人級
娘のフォニーム(通称ファム)はなにかと突っかかってくる気の強い女の子
この二人をまとめてくくっているのはそれぞれのシナリオというわけじゃなくて
この母娘シナリオ、という形になっているからです」
琴乃「彼女達の最初は母親ならではの包容力でフィンさんにたっっぷり甘え、ついでに性教育まで受けちゃて
フィンさんに恋心を抱いてしまうのですが、中盤〜後半になると最初は何か拒否感バリバリでいたファムちゃんが
ふとしたことできっかけに主人公と話すようになり、もともと年齢も大差ない二人でだから仲良くなるのも時間がかからず
そこから恋愛感情に発展してって何気に二股してますね、糾君」
RR太郎「最後、主人公の館から不穏な気配を感じ、そのまま迷ってやってきてしまった水代このはちゃん
なにかと「はわわ・・・」とか言い出す、どこぞのロボメイドさんかと言いたくなるドジっ娘巫女さん
以上。空を飛んで弾幕を避けない巫女さんにはあまり興味は無いのですよ」
琴乃「ええい、巫女とは本来弾幕を避けたり夜伽をする仕事ではありませんっ!」
RR太郎「このゲームの全体的なシナリオの特徴として、普通はメイドさん達と日常を過ごすような話になって
後半はバトルも入ったシリアスなシナリオに突入していく、していくんだけど残念なことにそのあたりが中途半端
キャラクターの魅力や個性とかの方は秀逸で、キャラ萌、キャラ立ちもしっかりしてる。例えばマージと会話をしようと話しかけたとき
「な、なんですかっ?(どきどき)」「は、はいっ!(わくわく)」といった「どきどきわくわく」な擬音まで喋るという
人によっては萌えポイントも高い小技もある。アメリアさんすら「・・・(じぃ〜〜)」を「じぃ〜〜」と喋ってくれる」
琴乃「CGも綺麗系で可愛いですしね。綺麗な塗りでコミカルなシーンや萌えなシーンやシリアスなシーンまで
しっかりしていてビジュアル的には文句は無いです
・・・でもマージとフィンとファムが並ぶとキャラの顔わけできてないんじゃ?と思わないでもないですが」
RR太郎「それで、このままメイドさんたちとのキャラ萌えシナリオと割り切れるなら問題ないんだけどね
中盤〜後半への繋ぎの部分が結構だるいのと、終盤のキャラによって入るバトルシーンのあたりが
効果音が入ってなくて臨場感がわかないってのが大きなマイナスポイントだね」
琴乃「途中からどうしても緊迫したシリアスな空気が漂ってきますから萌え萌えばっかり言ってるわけにはいかないですからね
一言で言えば『泣きあり、笑いあり、感動あり』って感じですけれどちょっとバランスが悪くなっちゃってますね
いうなれば色んな物を詰めようとしたんだけど結局はまとめきれなかった、といいますか」
RR太郎「システムまわりは特に目立ったバグとかはなかったんですが、って音楽関係のトラブルが何かあったっていってたけど
かなりいただけないのがセーブシステム。剛な事に選択肢の場面でしかセーブできない
というシステムなんですよ。ええ、普通は逆やろと思いましたわ
更にそこを止めを刺すのが、このゲームって中盤の最後の選択肢からエンディングまでノン選択肢で完全な一本道なんですよ
つまりこのゲーム、最後のセーブポイントからエンディングまで2,3時間を
セーブなしのノンストップで進めなきゃいかんのですよ」
琴乃「ファヰナルファンタジーVですか、このゲームはっ!」
RR太郎「いや〜、まとまった時間のない社会人には厳しいゲームですなこりゃ」
琴乃「というか、このあたりはデバックで不便だと思わなかったんでしょうか?
それと、後半から選択肢が無いというとこでも後半部分の臨場感を無くしてくれてるかと。ただ読むだけで」
RR太郎「そして、ここでこのゲームのエロシーンに物申す!!」
琴乃「うわっ、びっくりした。『物語として面白く、かつエッチも満載♪
可愛いメイドさん達による
心からのご奉仕をユーザーさんに堪能してもらいます。』と、メーカーが言っているところに異議がある、と?」
RR太郎「異議なんてモンじゃない、薄くてジャロに訴えるワ。
もともとコンシューマ移植を考えているってところからあるんだろうけどね
このゲームのエロシーンを薄くなってる要因のひとつははっきり言って主人公の性格に絡んでいるんだ
ヒロイン達を見てわかるとおり、主人公のためなら身も心も捧げる事も厭わないマージ
明るくH好きなエリカ、年の功で優しくリードするお母様フィン、主人公の身の回りからずっと離れず忠実なアメリア等
まぁ、明らかにそっち向きなキャラじゃないのもいるが、軽く考えてもわかる通り主人公は非常においしい立場にあるわけだ
そんな可愛いメイド達に「夜のお務めに参りました〜」とか言われて5人まとめて寝室に潜り込んできた日にゃあ
理性のタガが外れてもおかしくないっちゅーに、この主人公の糾君は
『女の子の手も握ったことも無い中学生かお前はっ!』
と叫びたくなるぐらい何もしない、何もできん。結局はただ一緒に添い寝するだけ
他にも色々あるんだが、例えばだ、ふとしたことから淫魔を呼び出してしまって館のみんなが一人づつ
取り憑かれてしまって、まぁようするに憑かれてしまったら激しい情欲に囚われてしまうんだが
その時にマージが憑かれてしまい、解放するには絶頂に導いてやればよい、という状況で
フィン「ご主人様、マージちゃんを鎮めてあげてくれませんか?」
糾「ええっ!?」
と、苦しそうなマージを目の前にしても恥ずかしがって手を出すことはできず、結局このフィンさんが鎮めてあげることに。
その間主人公は部屋の外
同じく色欲霊ネタだが、このはの霊召還の失敗により、色欲霊に憑かれてしまった糾&このは
激しい情欲に囚われ、同じ状態のこのはに「私の失敗なんだから・・・いいですよ」と言われて
理性が吹き飛びそうになるも、こんな状態で手を出してはいけない!とド根性で抵抗する糾君
そして、なかなか手を出してくれない糾にエリカは彼の寝室に来て「ご主人様、エリカには魅力が無いですかにゃ?」
と、しょんぼりしながら聞いてくるのだが、そんな彼女に「心が大切なんだ、だからエッチな事はしたくないんだよ」と優しく諭す
・・・いや、糾君。君の言動は確かに正しい。君の態度は紳士、ジェエントルメェンといってもいいだろう
しかし、しかしだ!君にはエロゲーの主人公である自覚はあるのか!?と
君の背中に全国のお兄さん達の期待が乗っかっていると言っても過言ではないんだぞ!!と
人道的には間違っていないがエロゲーとしては大いに間違っているぞ、オイと
彼を小一時間説教したい気持ちでいっぱいでしたね、ボカァ」
琴乃「あ〜、そうですか、そうですよね。よく解りましたら、警察に捕まるような行動は起こさないでくださいね」
RR太郎「と、シナリオの終盤までそれらしいシーンに入らずおあずけをくらってしまうわけだ
それと主人公の性格もあるけど根本的にシーンの使い方も悪いね、と
テキストではなんか色々やってるんだけど、イベントCGが用意されておらず画面は真っ暗なまんま
ここのシーンは一枚絵が欲しいぞ〜、って状況が多々あってCGなしのまんまで当分マウスをクリッククリック」
琴乃「う〜ん、ようするに『新婚さん』みたいな状況になってしまってるわけですか」
RR太郎「・・・いや、そんなファン○ードの読者コーナーのネタを出しても、誰もわからんと思うぞ・・・
そしてっ!、最後に心の底から叫びたいことがひとつ」
琴乃「・・・どうせ、ロクなことじゃ無いような気がしますから耳でも塞いでおきますか」
RR太郎「お前ら、メイド服といえば半脱ぎだろうがァァァァッ!!」
琴乃「・・・ほら、やっぱり(少しは聞こえてしまったらしい)」
RR太郎「メイド服は半脱ぎでこそ華!途中で全部脱ぐなっ!
寝ている隣で最初から全裸状態でスタンバイするなっ!!
お前ら、村○水○様に謝れっ!」
琴乃「いや、貴方こそこの場でいろんな人に謝るべきでしょう」
RR太郎「と、いうわけで総合的には決して悪くないんだけど、だったら良作か?と聞かれると
う〜ん、と首をひねってしまう、評価に結構困るゲームです」
琴乃「本当にコメントに困ってしまうゲームですね
決してつまらなくはない、普通にプレイできるんだけど・・・う〜ん、って感じですね」
RR太郎「色んな要素が中途半端になってしまっているから、評価もどうしても中途半端なものになっちゃうな〜と」
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