RR太郎「今回のゲームは『なついろ〜星降る湖畔の夏休み〜』(アクトレス)です」

琴乃「もうすぐ寒い冬がやってくるというのに夏休みとはまた季節にマッチしてないですね」

RR太郎「冬のゲームが夏に出て、夏のゲームが冬に出る
 文化祭をテーマにしたゲームが季節を1回転半ぐらいして冬に出るとか言ってるこの世の中だ、気にするな」

琴乃「なーんか、一時期メーカー通販特典に惑わされて通販するかを迷っていたようですが」

RR太郎「絵が好みだったんで(苦笑)。流石に金が無くてやめたけどね
 さー、サンプルCG等から純愛ほのぼの〜って感じがするのですが内容はいかに?」


RR太郎「まずは簡単なあらすじからヒロイン紹介、全体のシナリオへ
 主人公の和久津直毅(変更可)は父親の死後、その父親の残した会社等のゴタゴタの心の整理をする為に
 母親の墓参りも兼ね、母の眠る村の別荘へ訪れました
 そこで、4人の少女と出会い、彼女達と過ごしていく毎日の中で過去の彼と彼の母親に起きた悲劇や
 父親の残した会社など、吹っ切っていくような話だそうです。一応」

琴乃「最後の「一応」ってのが非常に気になるところですが、次はヒロインたちの紹介です」
 
☆入江茉莉(いりえまつり)
近所の家に住んでいて入院している母親の代わりに別荘の管理をしている女の子。感情表現がちょっと希薄
いつもメイド服を着込んで仕事をしていて、買出しやお見舞いにもそのままメイド服で行ったりする、なかなかのツワモノさん
RR太郎「(ボソッ)ウホッ、いい雪さん<マヨイガ」
琴乃「違います」

☆倉茂真衣佳(くらしげまいか)
主人公の父親の親友の娘で親の決めた許嫁の女の子。天然ボケ娘
幼馴染であり、主人公の事を「おにいちゃん」と慕ってくる。病弱だがヒロイン達の中で一番肉付きが良い

☆桜庭李(さくらばすもも)
茉莉のことを「茉莉ねぇ」、主人公を「おにい」と姉と兄のように慕ってくる元気なロリ少女
茉莉のお手伝いにちょくちょく別荘にやってくるのだがあんまし役になっていない

☆室星朱音(むろほしあかね)
別荘の食料庫に侵入して乾パンを貪ってた女の子。元気娘
元気娘だが特徴が無いので影が薄い

RR太郎「最初のプロローグで彼女達が登場して顔見せって感じなのですが
 
なんというか淡々と現れて、淡々と顔見せ&自己紹介やって淡々と去っていくので
 イマイチ盛り上がりません。というか、これからこのゲームのシナリオ自体が淡々と進んでいきます」

琴乃「やっぱりCDロム1枚のゲームって、内容薄くて危険なのでしょうか・・・?」

RR太郎「ん〜〜、そうでもないとは思うんやけどなぁ・・・
 それはともかくゲーム進行は1日の朝、昼、晩を3回ヒロインたちの所に移動していくタイプ。期間は10日間
 その移動した場所の女の子と会話という小シナリオに入るわけですが
 
これがちょっと凄いぞ、テキスト&シチュエーションを使い回しだ

琴乃「・・・ハァ?」

RR太郎「例えばメイドの茉莉ちゃん。主人公の別荘在中は彼女が彼の家事全般を引き受けているんだけど
 普段はしっかり者の彼女も人の子。ついうっかり買い物を忘れちゃったりすることもありまして・・・

 あれ?茉莉、なんだか慌ててないか?お鍋を火にかけっぱなしであちこち探し物・・・?
 「よぉ、どうしたんだ?」
 「あ、直毅さん・・・お醤油の買い置きが無いのです。どうしましょう・・・」
 「そうか、それは大変だな・・・」(↓選択肢)
・買ってきてやる
・火加減は見ていてやるから買って来い
・李に買いに行かせる

というイベントがあって、これが数日後に・・・

 あれ?茉莉、なんだか慌ててないか?お鍋を火にかけっぱなしであちこち探し物・・・?
 「よぉ、どうしたんだ?」
 「あ、直毅さん・・・お味噌の買い置きが無くて・・・。どうしましょう・・・」
 「そうか、それは・・大変だよな・・・」(↓選択肢)
・俺が買ってきてやるよ
・火加減は見ていてやるから買って来いよ
・李に買いに行かせよう

 ・・・というような感じで似たような展開が・・・」

琴乃「味噌か醤油かの違いでイベント一つ潰させるとはやってくれますね、アクトレス

RR太郎「他にも夜中に突然ヒロインの家に押しかけて「こんな夜に何しに来たんだ?」と言わんばかりの視線を
 数日にわたって受けるのもなかなかに嫌なものでしたけれども」

琴乃「って、そんな主人公の行為ってはっきりいってストー・・・」

RR太郎「ギャルゲー界の辞書ではストーカーと書いて一途な愛と読みます(嘘)」

琴乃「途中に共通イベントが発生する以外は基本的にその日常イベントで進んでいきますね
 
既読未読判別してくれないスキップ機能のおかげで非常にサクサク進んでいく事が出来ますね

RR太郎「まぁ、大して読まなくてもいいような気がしないでもないテキストではございますが
 ともあれ、今まで淡々と進んできたシナリオですが、村を襲った悲劇の日から被災者の鎮魂の為に創られた慰霊祭の
 あたりから各ヒロインの個別シナリオに突入。その花火大会の時にヒロインと二人っきりになって場の空気も手伝って
 非常に良い雰囲気になります。各ヒロインだいたいこんな感じ」

ケース@茉莉の場合
赤、青、緑。大輪の花が咲くたびに、茉莉の顔が花の色に照らされる。
「・・・綺麗だな・・・」
気がつくと、思っていたことが口をついて出てしまった
「はい・・・」
花火から目を話さず頷いた茉莉の勘違いに苦笑しつつ、きちんと間違いを訂正する
「花火も綺麗だけど・・・それ以上に茉莉が綺麗だ」
「え?直樹さ・・」
ケースA真衣佳の場合
赤、青、緑。大輪の花が咲くたびに、真衣佳の顔が花の色に照らされる
「・・・綺麗だな・・・」
気がつくと、思っていたことが口をついて出てしまった
「はい・・・」
花火から目を話さず頷いた真衣佳の勘違いに苦笑しつつ、きちんと間違いを訂正する
「花火も綺麗だけど・・・それ以上に真衣佳が綺麗だ」
「あら〜?おにいちゃ・・」
ケースB李の場合
赤、青、緑。大輪の花が咲くたびに、李の顔が花の色に照らされる
「・・・綺麗だな・・・」
気がつくと、思っていたことが口をついて出てしまった
「うん!ホント、綺麗だね♪」
花火から目を話さず頷いた李の勘違いに苦笑しつつ、きちんと間違いを訂正する
「花火も綺麗だけど・・・それ以上、今夜の李は綺麗だよ」
「え?今、なんて・・」
ケースC朱音の場合
赤、青、緑。大輪の花が咲くたびに、朱音の顔が花の色に照らさ・・・

琴乃「もー、いいです!もうオチが解りましたから、もーいいです!
 ていうか主人公、みんな口説き文句が同じですか

RR太郎「ここでもコピペテキスト大炸裂。通称コピペ口説き文句
 シナリオの薄さとボギャブラリーの無さを醸し出す作品ですが、もちろんここでラブラブに結ばれて全てが終わりではありません
 もうちょっとヒロインたちとのストーリーが続きます

 そして、ここでまたシナリオのアレさが炸裂。うっかり途中の選択肢を間違えちゃったりすると、
 
何の前触れも無く、突然主人公が豹変、鬼畜化してヒロインを陵辱したり
 
突然、ヒロインがマナマナ化して主人公を監禁しちゃったりする
 
バッドエンドが発生したりするので最後まで気が抜けません

琴乃「
流石は絵ゲー。一歩先の展開が全然読めませんね。悪い意味で

RR太郎「というわけで一周が1時間程度で終わってしまうシナリオでございました」

琴乃「
うわぁい、時間の無い社会人にはとっても嬉しいゲームですね〜(棒読み)」

RR太郎「各ヒロインオンリープレイが基本で難易度は簡単なんだけど
  別に末利&李の3Pルートというのが存在していてこれだけ難しめですな」


RR太郎「と、いうわけで絵ゲーも絵ゲー。何処へ出しても恥ずかしくない立派な絵ゲーです
  CG集にしちゃ定価8800円は高くありませんか(;´Д`)」

琴乃「お疲れ様でした。それじゃあ、こう、きゅっきゅ〜と」

RR太郎改めRRR太郎「ん。あ〜!?お前、何勝手に撃墜マーク付けてんだよ!」

琴乃「いや、見事なまでの絵ゲー。ようするに絵が好みでない人にとっては無駄な高い買い物この上ないということですが」

RRR太郎「くぅ〜、地雷判定するか迷ってたところに背中を押してくれたな(苦笑)」

琴乃「と、いうわけで脈絡も無く突然コロコロ変わる起承転結すらなってないストーリー
  似たようなシチュエーションを繰り返されたり、突然登場人物が豹変したりするのは見ていて笑えます
  絵が好みで自分がCG集にいくらまで出せるかの値段を考えて、そこまで下がっていたら買ってもいいです
  というところが当方での見解ですね」

RRR太郎「なんかすっげぇ、条件だな、オィ」

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