琴乃「やたらの発売本数が多かった9月末の戦線で私達がチョイスした一つはこの
『SilveryWhite 〜君と出逢った理由〜』(桜月)でした
村上水軍さんの絵が目を引き付けましたね」
R[太郎「さて、村上水軍氏の原画担当ゲームといえば絵はいいのだがゲーム内容の方がイマイチで報われない
という嫌な定評がありますが、ここで村上水軍氏がてがけたゲームをErogameScapeさんの所から検索してみましょう」
琴乃「くっ、見事にB級クラスのラインナップ(ノД`)
TOONとか核地雷級のゲームまでっ」
R[太郎「店頭ポスターもやたらと発売本数が多い9月末の中でも目立つインパクトがあったんですがねぇ
『でも、村上水軍だしなぁ・・・』というのが皆の総意見でした」
琴乃「本人いい仕事してるのに(ノД`)
では今回はそのジンクスを破られるかどうかですね」
他人にはない特殊な能力を持つが故に、 周囲の人々との軋轢に苦しむ主人公・慎也。
そんな彼に、中学時代の恩師・静流から、 九州のある島の学園へと転校しないか、
という誘いを受ける。
手紙には、彼女の教え子の中に、 慎也と同じ能力を持つ者がいることが書かれており、
同じ悩みを持つ彼らなら、 友達になれるんじゃないか、
と綴ってあった。
親・友・他の教師らにも見捨てられた彼を、
唯一理解してくれた静流。 たった1年間だったが、
静流は慎也に生きる力を与えてくれた。
そして、新しい環境で平穏な日々に 身を置く慎也だったが、
突如、島で起こり始めた 怪現象に巻き込まれていき……。
かくしてこの壮大で切なく狂おしい物語は、
ゆっくりと幕をあけてゆく…。
エリッサ=イシュチェル CV:佐本二厘
島にやってきた慎也に、突然襲い掛かってきた少女。
素性が謎に包まれている人物で、いくつかの古い伝承や書物に、なぜかその名が刻まれている
折山 那由里 CV:韮井叶
島にある神社の娘で、家業の手伝いで巫女さんをしている。
性格はおしとやかで、大和撫子を地で行く女の子。
背の低さにコンプレックスを感じている
家氏 一乃 CV:茶谷やすら
国内有数の資産家・家氏家の末娘。 現在は乳母の娘である静流の元で世話になっている。
ワガママ者で、なにかと周囲に迷惑をかけることもしばしば
蒼井 詩亞 CV:松田理沙
学園の3年生。優しくおっとりした性格で、癒し系の美少女。
校内でなぜかメイド喫茶を開いていて、 慎也を笑顔で出迎え、安らぎを与えている。
高村 牧歩 CV:まきいづみ
慎也の後輩となる学園の1年生で、明るく行動的なおてんば娘。
最初は慎也と、うまく打ち解けられずにいるが、詩亞を通じて親交を深めていくことに
R[太郎「まぁ、オフィシャルのシナリオとキャラ紹介のコピペ
他の世界観、もっと掘り下げたキャラクターとシナリオに関してはまた後で語ります
しかし、キャラクターのラインナップに巫女もメイドも居るあたりが村上水軍氏らしいというかなんというかw」
琴乃「中の人も豪華どころが揃っていますね。OPテーマとEDテーマを歌ってるのは榊原ゆいさん
OPムービーと合わせて格好いい曲ですね。音楽も普通に良いのが多いです」
R[太郎「システムに関しては怪しいところはあんまし無いんですが、演出強化パッチというのが出てまして
当てるとセーブデータが使えなくなるので、できたらプレイ前にあてておきましょう
入れたところで劇的なモンがあるわけじゃありませんが一部の立ち絵が変更になったり効果音や背景が追加されます」
琴乃「じゃ、ちょっとシナリオに関して語る前に、このゲームの根底にある舞台の裏設定を解説しておかないといけませんね
まずこの物語の裏舞台となるのは失われた大陸『アトランティス』
そう、某国民的アニメの海底鬼岩城とか不思議の海がなんとやらとか
貧弱な兄ちゃんがダイナマイト片手に100のステージを練り歩くあのアトランティスです」
R[太郎「ンな最近の若者に解りにくいネタを・・・
で、そのアトランティスは繰り広げられた戦争により水没してしまったわけなんですが
その中で神の力を受けた英雄達が輪廻の環を回ってアトランティス壊滅から一万二千年経った現代の日本に転生
それが主人公であり、ヒロインの一部であるわけで、主人公が持つ不思議な力はこの前世の力の名残ってわけです
このあたりはライターさんのアレンジが効いてきます」
琴乃「そこでそのアトランティスを戦禍に巻き込んだ悪い連中が、封印が弱まったおかげで復活しちゃいました
他にも前世で因縁があった連中が、現世でも何かを悪巧みを企んでいます
運命で導かれた主人公達がんばれー ってのが大まかなノリですね」
R[太郎「と、いうわけで設定自体は固有名詞多くて解りにくいよウワアァアンな所もありましたが、楽しげな設定そうだとは思いました
でも、シナリオがあまり活かしてくれなくて(ボソッ
こっちの話がメインぽいのでラブコメ色はあんまし強くありません。
演出は大したことはありませんが、バトルシーンは結構多めです。っていうかこのキャラクターどもそのまんま格闘ゲーム出て行っても通用しますw」
琴乃「キャラクターが使う能力がそれぞれ重・氷・炎・雷・木・風・光・幻・闇とか属性系の特殊能力でして
アンタら、何処のサイキッ○フォースから出てきたんですかと思わずツッコミw」
R[太郎「さて、以上を踏まえてシナリオの解説にはいりたいんですが・・・・・・
まずプロローグの時点で大まかに二つのエリッサ&那由里&一乃ルートと詩亞&牧歩ルートと分岐されまして
そこからまた各ヒロインルートに分岐。エリッサ&那由里&一乃ルートだとあとの二人はは欠片も出てきませんし
逆に詩亞&牧歩ルートだと残り三人は存在が空気ですw
どちらのルートかで主人公達と敵対するキャラが変わってきます
んでこのゲーム、キャラクターによってシナリオのレベルの格差がえらい出ます
自分はクリア順を那由里→一乃→牧歩→詩亞→エリッサとクリアしていったわけですが、プレイしてたときはこんな感じでした」

那由里・一乃ルートをクリア後

牧歩・詩亞ルートをクリア後

ラストの締めに取っておいたエリッサルートプレイ後
琴乃「えーと、素直に言うと牧歩と詩亞ルートは良かったのですが、他の連中ルートは微妙きわまりませんでした('A`)
推奨プレイ順は那由里>一乃>エリッサ>牧歩or詩亞ってところでしょうね」
R[太郎「那由里と一乃のシナリオはなんか凄い安っぽくてねー・・・・・('A`)
しっかりと起承転結構成がされてなくてね、起承がしっかり練られてないままに転と結が早々にやってきちゃうんですよ
なんかボスキャラっぽい奴が顔見せに出て来たー!・・・あれ、ここで倒しちゃうんですか?('A`)
まだ主人公とそのヒロインが結ばれてもいないのに?とか
なんか前世で因縁のありそうな奴が出て来たー!回想が始まったー!前世の半生を語る回想シーン終わったー!
・・・あぁ、今の回想シーンが長かったんで忘れてたけど、今戦闘シーンの真っ最中だったんだっけ('A`)で
そして、やっぱりここで倒しちゃうのね、てな感じで消化不良感バリバリですw」
琴乃「で、大きなヤマ場はプレイヤーが予想している場面よりも早く終わってしまったおかげで
そこから彼女に告白したいんだけどどうしたらいいものかーとウネウネ悩まれても
消化試合を見ているようなもので盛り上がりませんよねぇw
Hシーンもちょっとさっきまでの展開では入れようが無かったので、最後にまとめてここに置いておきますね。みたいで('A`)」
R[太郎「で、そんな二人のシナリオをもうちょっと掘り下げるような話になると思ってたエリッサさんですがね
アトランティスの生き残りなんで色々と謎が解明されてくんじゃねーかなーと思ってたんですが、イマイチでしたわ
あと彼女は余りにも無感情無関心を徹底しているので他のキャラルートに入ると存在が空気と化してしまいますw
ああ、エリッサさん。エロゲでは無感情無関心キャラを徹しすぎちゃうと存在感が凄く薄くなるんだよ(ノД`)」
琴乃「それに結局はどうして過去は主人公と敵対する勢力だったのか、主人公と黒幕との過去の絡み描写も全然無いですし('A`)
見所は無関心だった彼女が主人公に対して心を開いていき、傾倒していくクーデレ展開ですか。ちょっとデレ入る期間が早い気がしますが」
R[太郎「クール、ミステリアスで仲良くなっても台詞がやたらと偉そうな彼女ですが、これがHシーンになりますと
『あん!はっ、くぅっ、先に、イったら殺す、からね♪』『うん♪頑張ってくれたご褒美♪』とか
いきなりの♪マーク付き台詞吹いた」(他のキャラはHシーンに♪マーク入りません)
琴乃「ラストバトルもなんだか安っぽかったし、なんかよく解んなかったですねぇ。こっちの黒幕さんは結局何をやりたかったんだろうか、と」
R[太郎「で、詩亞と牧歩のシナリオに入りますと、反面これがだいぶ丁寧な作りになってきまして
プレイヤー側が覚悟してないままにクライマックスに入ることはないし、主人公に惹かれていくのをヒロイン側の視点で語られたりとか
Hシーンも途中途中でしっかりと入れられており、牧歩ルートでは多人数プレイにも突入ですよハァハァ(;´Д`)」
琴乃「あと敵側の事情がしっかりと語られていたことが、そのキャラクター達への感情移入ができて良かったですね
敵サイドに楓花さんとキャラがいるんですが、この人がまたいい味を出していまして
劇的ビフォーアフターにも程があるってキャラもさることながら、何かと印象的に残る台詞が多いお方ですw」
R[太郎「しっかりとエピローグ後にもその敵側であったキャラクター達へのフォローがされてたのも心憎い」
R[太郎「エロに関してはシナリオ辺りで語ったとおり、一部とってつけたようなシーンで萎えるのがありますが
しかし、ここは流石は村上水軍様
メイド服、巫女服、制服、ブルマとコスチューム系は全て半脱ぎを心得ております
他にも全て脱がさずブラ一枚残すあたりがなんとも心憎いところよ
やっぱりあれだね。村上水軍様の絵はエロイというよりフェチいねフェチい」
琴乃「よ、よく解りません(;´Д`)」
R[太郎「なんつーか、2勝3敗で昇格戦に失敗しましたって気持ちだな」
琴乃「くっ、あと一歩。あと一歩が足りなかった・・・
詩亞と牧歩側のシナリオのクオリティがあっち側にでもあったなら良作認定できるのに・・・・(ノД`)」
R[太郎「村上水軍様のジンクス、今だ破れず(ノД`)
キーワードは『古代文明アトランティス』『輪廻転生・前世の因縁』
この辺りに心そそるものがあるのならやっていいんじゃないかと思います」
琴乃「設定は人選ぶかもしれませんが面白げなんですけどねぇ
いまいちシナリオ側がそれを消化できませんでしたね」
R[太郎「痒いところに手が届いてないですw
設定とかキャラ間の絡みとか因縁に関わる描写が無かったり、説明不足なところが色々ありましたしな
あと、戦闘シーンが多いんだけど、その戦闘シーンの演出が微妙でちょっと萎えるとかかなw
敵に追い込まれてピンチ→主人公が覚醒して逆転、なワンパな展開もちょっと(;´Д`)」
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