R(以下R)「ヘイ!遊戯ボーイ!これがワタシのトゥーンワールドデース!!」
琴乃「いや、ペガサス様はイイカラ」
R「と、いうわけで今回は、画面上でキャラクターがリアルな動きをする、最新機能「トゥーンレンダリングシステム」
を搭載された「ときめきメモリアル3」(コナミ)です」
琴乃「ところで『ときめきメモリアル』といえば貴方のゲーマー人生を語る上で絶対に外せないゲームなんですが」
R「そうだねぇ、俺が中学生の頃は「硬派な格ゲーマー」だったのに、高1の時に某友人から
このゲームをPCエンジンごと渡され、うっかりハマりこんでしまい、寝る間も惜しんでプレイして
その後、速攻本体ごと購入。最早ギャルゲーマーと豹変したその姿は中学校時代の友人達が思いっきり引いたぐらいだ」
琴乃「すっかり方向性が180度転換しちゃって・・・」
R「まー、俺の人生を完全に狂わせたゲームとはいえ、もう、7,8年前のこと
今では「虹野さん」と聞いても「東西銀行の虹野さん」の方が先に思いつくぐらいだ」
琴乃「中坊デスカ」
※ときめきメモリアルの虹野沙希さん
「きらめき高校サッカー部or野球部」に所属するマネージャー、別名「運動部のアイドル」。家事と料理が得意という特技を持つ。
人を応援せずにはいられない性格だが「根性よ、根性!」で全ての困難が解決すると思っている気がしないでもない
ゲーム内の人気が高く、共に人気が高い「詩織」と「館林」と共にときメモ御三家と呼ばれている
「くっ、俺はどうしたらいいんだ!」「迷った時は根性だよ、ブルー!」「そうかっ!根性か!」
※中坊林太郎の虹野誠一さん
元・「東西銀行総務部第二課」に所属する課長、別名「歩く裏帳簿」。一度記憶した事は忘れないという特技を持つ。
臆病な性格だが、一度キレると「あんただぁーーっ!!」と叫びまくる癖がある様子
自分を裏切り、家族を奪った東西銀行へ復讐する為、「中坊」に協力し、今日も「中坊」と「業田」と共に
悪党どもから不良債権を回収しまくる。「ああ、中坊さんの葉巻が出たぁ〜」「親は関係ねぇだろう、親はよぉ」
R「まー、そんなことはさておいて、そのときメモもこれで3作目になるんだが
「1」「2」「3」をそれぞれのやってみたカンジを美少女ゲームのキャラタイプに例えて説明してみよう」
琴乃「ふむふむ」
R「まずは「1」。独特な勢いを持っていて、最初は「何、コイツ?」と思っていたけど、気が付いたら
近くにいるのが嫌じゃない。むしろ離れられない、離せない。欠点は色々あるけれど
それすらもスパイスにする魅力のパワーを持つ、そんな印象かね」
琴乃「エルフのキャラに例えるならば「春日せりな」(あしたの雪之条)みたいなコと。まぁ、あくまでもイメージ的に」
R「で、「2」は、周囲の人間の期待に応え、勉強、運動、何でもそつなくこなすスーパーガール
ただ、あまりにも綺麗にまとまりすぎているため、周りから少し敬遠されがち
みんなの評判はいいけれど、何処かで距離を置いている感じ、ってとこやろうかな」
琴乃「同じくエルフキャラに例えるなら「結城瑞穂」(下級生)みたいな女の子、と」
R「んで、肝心の「3」はというと金と権力の力を自分の魅力と勘違いしているタカピーお嬢様
周囲の人間はお前のお上さんが恐いんで、従っているけど、誰も心からお前を慕っている
わけじゃねーよ。ぺぺぺぺぺいっ!ってのが俺的「3」の印象ですわ」
琴乃「あああ、そんな容赦のない危険発言を・・・。キャラに例えるのは危険なのでパスを
でも、みんな「なんかいるな、こんな奴」と思ってくれますか」
R「今回のレビューはみんなときメモは通る道だと信じて(笑)基本的に前2作と比べるような表現や
基本的なゲームシステムは知っているという方針でいってるので多少は勘弁ね」
R「んじゃ、次からは検証に入るとしましょうか。まずゲームを入れると毎回のお馴染み
伝説の坂が云々で・・・というセピア色のモノローグから入って、その後は主題歌に乗せてOPが始まります」
琴乃「・・・また、このOPがグリグリ動くトゥーンワールド全開で、私はこのゲームを買ってよかったんでしょうか
って気にさせてくれますね」
R「まったく、「ZARD」に歌わせりゃいいってもんじゃないね」
琴乃「では次はキャラクター&世界観検証といきますか
あ〜、とそれとここでは隠しキャラクターや一部のキャラの設定まで遠慮なしに暴露するので
ネタバレにつき要注意ですよ」
牧原優紀子
R「このゲームのメインヒロイン。ちょっと内気の心優しい女の子で、小中学校時代は地味だったけど
高校からイメチェンして、人気は上昇中。あ〜、ん〜、もうなんちゅーか
ここで特徴を述べろとか言われても返答に困るぐらい特長がない女の子ですワ」
琴乃「今回のヒロインは「どこにでもいそうな女の子」をコンセプトにしている、ということなんでしょうね」
R「なんだか、モー○ング娘の新メンバーみたいな理論だな
主人公とは小・中学校が同じで面識はあるけれど、あまり話をした事はない仲
小学校の時にいじめっ子から助けられた過去と、入学式の時に彼女からコンタクトを求めてきただけあって
序盤から「友好度」「ときめき度」が上がりやすいが、「傷心度」もあがりやすく、すぐ爆弾が発生する為
複数回プレイ時や他のキャラ攻略中は「このヒロイン、UZEeeeeeee!!」
とか叫ぶ状況になりかねません、てゆーか叫んだ」
琴乃「確か2、3回ぐらい叫んでいたような気が」
R「「2」の光同様、「1」で言う「美樹原愛」や「早乙女優美」のポジションをこのヒロインがやっているようです
ただ、「2」の光と違って、萌え要素の薄いキャラなので人気は微妙になりそうですな」
相沢ちとせ
R「流行のチェックが趣味で、会話を関西弁で話す、ボケ&ツッコミをわきまえている元気娘
英語が得意教科であり、将来は留学したいという夢を持つ。そのために会話に英語が絡んでくる事もアリ」
琴乃「・・・なんか色んな要素を中途半端に詰め込んだって感じがするのですが」
R「ごもっとも。そして、彼女のイベントで両親が外出中やから家で一緒に試験勉強せん?とか言ってきて
部屋で二人っきりになって、も〜やってられんわ〜とか目の前で寝っ転がられても
ケーッ!テメー、コンシューマー機やからと思って、
男をナメてやがんな、コノヤロー!
とかしか思えないんだよね」
琴乃「・・・それは、貴方がアダルティーになってしまっただけだと思います・・・(;´Д`)
」
河合理奈
R「アニメ・マンガ・ゲームが好きで、それが興じて科学の道に足を踏み込んだようなヲタ娘
なにかとつけて実験台に主人公を使用する。通称古式メガネ」
琴乃「・・・いや、そんな事を言うとファンに怒られますよ、古式さんの(そっちか)」
R「しかしながら、ときメモの科学娘といえば、どうしても「紐緒結奈」の影がつきまとってしまうため
色々と主人公を実験台にしていても、インパクトが足りないというのがあるなぁ
まぁ、メイ以上、結奈以下って感じか」
織田万里
R「「虹野沙希」「赤井ほむら」に続く、奇面組レベルのネーミングセンスキャラ
女優の母と映画監督の父を持つ、銀幕界のサラブレットでお嬢様、んで高飛車」
琴乃「あ〜、なんか、ある意味どこのゲームでもいそうなキャラ・・・
ちなみにこの娘さんが「おだまりっ!」と叫ぶシーンは未確定(あるのかな?)」
R「彼女の演技力は見事だが、何かが足りない。『愛だ!愛が足りないんだっ!』『そうかっ愛かっ!』そんなお話(ぉ」
橘恵美
R「父親の影響で、日本武道を志し、合気道部に所属する娘さん
日本の心を愛する純和風娘大和撫子
ちなみにとうの昔に義眼だったりはしない」
琴乃「渋川先生はイイカラ。」
R「ところで、学校に合気道部が存在するのはいいとして
インターハイの種目に「合気道」ってあったかなぁ?」
琴乃「・・・さあ?」
神条芹華
R「神出鬼没、クールに孤独に生きる謎の少女。人を遠ざけ、学校の屋上で昼寝をすることと
バイクが趣味のアウトローな感じがするコ。 しかし、その裏の実体は・・
学校に巣食う魔物を狩る魔物ハンターだったのだ!(どどーん)」
琴乃「・・・(゚Д゚)ハァ?」
R「・・・いや、俺も最初見たときそんな表情してた・・・」
琴乃「てゆーか、かわすみさん?」
R「正直、この正体には引いたんデスガ
ときメモの世界観ってやっぱ滅茶苦茶やなぁって再認識させてくれますた。まる」
渡井かずみ
R「隠しキャラクターその1。父親一人、娘一人で、父親が病気で入院中のため、親戚の家で生活をしている
自分の食い扶持ぐらいは自分で稼ぐ、と放課後も色々なバイトにあけくれる毎日
たまたま、主人公の家に出前に来たときに知り合う、という出会い方をする」
琴乃「・・・ひなやまさん?」
R「兄弟は居ないが。そんな境遇にもめげない明るい性格。
画面のトゥーンレンダリングの動きに落ち着きが無く、コロコロ動いている。むしろ彼女の左手の動きが気になる」
和泉炎多留穂多琉
R「隠しキャラクターその2。成績優秀でスポーツ万能、ちょっと人を遠ざけて、冷たい態度を取ったりする
イメージ的には「1」を始めたばっかの藤崎詩織に似ているかと
音楽(ピアノ)とパソコンによる音楽作成が趣味で「月夜見」とかいうハンドルネームでホームページを作っており
たまたまそのHPをみつけた主人公がメールを送った事がきっかけで、以後、メールのやり取りをするようになる
同時期にお互いの正体は知らずに、学校で出会って、親交を深める展開になるんだけど
ある事がきっかけで主人公は「月夜見さんの正体って和泉さん!?」と気付いてしまう」
琴乃「・・・ぴゅあめいる?」
R「過去にヘビィな事件を経験しており、他人と壁を作っているのはその辺が原因(メールでは別)
デート中に昔の彼氏を思い出してしまうのはご愛嬌(笑」
白鳥正樹&矢部卓郎
R「白鳥はキザな奴、矢部はメガネデブ。共に目的は主人公と一緒のあたり、やっぱ類は以下略な気がする
この二人を見ているといかに「1」の早乙女好雄がもの凄くいい奴だったのかが良く解る」
琴乃「電話しても情報教えてくれませんからねぇ。むしろ邪魔
休日にこの二人に電話するぐらいなら趣味をやるか女の子に電話かけたほうが建設的です」
R「んでもって、野郎までトゥーンレンダリングでグリグリ動くのは非常に嫌としか
いちいち、キザな台詞と共にキザなポーズをとるのははっきり言ってウザイ
んで、メガネデブがグリグリアクションするのを見るのははっきり言ってキモイ」
琴乃「この二人は役に立たないので、主人公は自力で情報収集するハメになりますね
う〜ん、匠君と好雄君は大変だったんだなぁ(しみじみ)」
R「で、気になる「1」や「2」との世界観のリンク、前作で出たキャラクターはどう絡むのか?ってゆーと
はっきり言って全然絡みません。「3」の世界は独立しているようです」
琴乃「「2」では舞台が「1」の隣町で、きらめき高校のキャラクターが出てきたりはしましたが
「3」ではせいぜい店の名前が「ブティック ミラ」「シアターミオ」だったり「美樹ノ原動物園」とか
新人漫才コンビ「ゆかりとゆうこ」とかいうのを見てニヤリとするぐらいです」
R「そして、今回はアイツが居ない!アレがないんだ!」
琴乃「アレ?」
R「番長ですよ!番長!本名「一文字薫」さん!今回はあのわけのわからんノリの番長戦が無いんだ!
付け加えるなら修学旅行のVS獣戦も」
琴乃「面倒だからやらないのか、世界観崩れるからやらないのか、「四角」からクレームが来たからかはわかりませんがね」
R「コレに限らず「3」の世界観は1&2をやった人間にはちょっと世界観の感覚がズレているような感じがするかなぁ?」
R「さてさて、次はゲームシステム検証
このゲームのプレイ時間は全2作に比べて長め。真面目にやると7〜9時間ぐらいかなぁ?」
琴乃「ここらへんはこの学校が完全週休二日制に対応されている為、休日が多くなった事と
好感度が高くなるとデート後の追加会話イベントが発生する為かと」
R「このへんがなんか時代を感じるなぁ。土曜日にもデートをできるようになったんだからね」
琴乃「では、次はパラメータ関係で前にあった「容姿」というのが無くなって、変わりにデート前服装チェックというシステムが出来たんですが」
R「これがまた非常にムカつきます。明らかに普通のつもりで着込んでいっているのに
あからさまに目をそらされたり、オーバーアクションに引かれる姿は見せられて
気持ちいいもんではないですな。ついでにそのままキャンセルされたりね。あー、ウザイウザイ」
琴乃「・・・・・・。まぁ、あれは確かにちょっとですね。どういう基準で判断してるのか良く解りませんし」
R「んで、前回から引き続いた直接入力した名前を読んでくれるEVSシステム。相変わらずコナミ様のオリジナルなシステムだね」
琴乃「・・・他のメーカーが似たようなことをやったら告訴の対象にされるだけなんでどこもやりそうもないんですがね」
R「コナミ様は昔はこんなメーカーではなかったのになぁ。それはともかくとして
これも文字によって違和感が出てきたりするのも変わんない。俺の場合「りょうたろう」が変に発音されたんで
しかたなく「おにいちゃん」と呼ばせたんだがね」
琴乃「仕方なく?本当に仕方なく?その辺を小一時間ぐらい問い詰めたい
それぞれ「兄チャマ」「アニキ」「お兄様」「兄君様」「兄くん」「あにぃ」「にいさま」と呼ばせたのも仕方なくなのか問い詰めたい」
R「そうそう、今回はキャラクター別に呼ばせる言葉を変えたり出来ます。画面上は最初に入力した名前そのままだけど
音声は変わっているという感じで(逃げ)」
琴乃「そして、体育会、文化祭、修学旅行など高校生活おなじみのイベントを経て、3年の卒業式
3年間、積み上げてきたものが実る時。最後のキモ、伝説の坂での告白シーンです」
R「それで、聞いてくださいな、奥さん!今回の告白はお断りする事ができるんですよ」
琴乃「んな、乙女の純情を踏みにじるような真似を・・・」
R「そのまま伝説の坂から転がり落ちそうな表情や、無理して笑顔をつくろうとしたり
気丈な子が気丈なままに振舞っているけど去り際に涙をみせたりするのがたまらんのですワ
いやー、ときメモって自虐プレイという楽しいプレイングがあったなぁ、というのを思い出させてくれました」
琴乃「悪趣味だ、悪趣味だよこの人・・・」
※自虐プレイ:わざと嫌われる選択肢を選んだり、怒っているときの反応を楽しむプレイング
これを極めるとSS版ときメモで卒業式に激怒状態の女の子に告白して即答で断られる事に快感を感じられる
「詩織、俺と付き合ってくれ!」「嫌よ(←即答)、あなたと幼馴染みっていうことも嫌なのに・・・」・・・ゾクゾク
似たようなものでは「2」で親友の純一郎をときめき度を調節して、光の親友の琴子に惚れさせた後
凄い勢いで自分も琴子をターゲットにして、崩れゆく人間関係を想像して楽しむ「失楽園プレイ」というものがある(ぉ
「お前!俺と彼女の事を応援するって言ったのは嘘だったのかよ!」「ごめん、純。俺も彼女が好きなんだ」
「私・・・光を応援するって決めてたのに・・・」「私、琴子を置いて告白するなんてできないよ・・・」・・・ゾクゾク
R「ときメモ1の時ってさ、確か当時のスタッフが作りたいものを作って、そして出来上がった、という話を聞いた事があるんだけど
今回の「3」では、なんかお上の意向をバリバリにきかせてあるて感じがするんだが」
琴乃「傾きかけた会社が一気に立ち直ったぐらいのゲームソフトの続編なわけなんですから
上層部も放置して進めさせるわけにはいかない事もわかりますがね」
R「まったく、このゲームに文字通りの投資をした人たちはこの出来上がりを見てどう思ったか知りたいね」
琴乃「決して、つまらないゲームではないんですよ。丁寧に作りこんでいる感がありますし、本当につまらないゲームだったら
数回プレイをやらず完全に放置していますよ。ただ内容に納得がいかないだけです」
R「そうです。確かにこのゲームは作り手側の気合というか、魂というか、そういった作りこみを感じる事が出来ます
ただし、そのベクトルが間違った方向に進んでおります。
上層部の方針に逆らう事が出来ないが、せめて少しでもいいゲームに仕上げようとする現場の努力なのかもしれません
ともかくとして、最後にこの言葉を締めにして、今回の「ときめきメモリアル3」を終了とさせていただきたい」

諸君等の愛してくれたときメモは死んだ、何故だ!!
坊やだからさ
シャア様、ありがとうございました(違