サッカー観戦記

横浜FC 0−2 川崎フロンターレ
 前半  0−1
 後半  0−1

2004年 04月29日 横浜FC VS 川崎フロンターレ 14:00 Kick Off 三ツ沢公園球技場 観衆6813人

無敗途切れる。首位川崎に何も出来ず完敗。

GK 菅野
DF 早川、山尾、トゥイード、小野(智)
MF 内田、マシュー、横山、臼井
FW ジェフェルソン、城
サブ GK 小山 DF 河野、中島 MF 小野(信)、大友

川崎、、横浜FCサポならいわゆる天敵にも等しく感じる相手。
いつだったか?横浜国際での試合、今はレッズに移籍したエメルソンに好き放題やられたあの悔しさは忘れられません。川崎は現在首位、横浜は前節京都戦の引き分けにより5位ながらも、勝ち点に大きな差は無く、ここで川崎を叩いておけば、まだまだ昇格ラインに残る事が可能な大事な一戦。
スタメンは大友に替えて、横山を起用してきました。これまでの好調ぶりと、川崎から得点を奪った事のある相性の良さ?も考慮しての起用と思われる。ただ、サブにFWが入って無いのが気掛かりだったのですが、、。

前半5分。いきなり久野が横浜選手を倒してイエローカード。中央良い位置からの直接FKのチャンスを貰います。このボールを久々にスタメンをはった横山が直接狙いますが、大きく上へ外します。大袈裟な話だとは分っているのですが、、このプレイが得点の匂いがした唯一のプレイだった様な気がします。

13分。ジュニーニョに単身ドリブルで持ち込まれ、シュートされます。そのボールはポストに当たり詰めていた我那覇に押し込まれますが、これはオフサイドの判定。その直後は川崎にCKのチャンスを与えますが、そのボールをクリア、更にカウンターでチャンスをつくります。内田、臼井、横山と繋ぎ横山が中央へセンターリングをあげますが、これは相手DFにクリアされます。15分には逆に横浜CKのクリアボールをカウンターに繋げられますが、これは川崎のパスミスで難を逃れます。ここまでの時間は、どちらが主導権を取っている展開でも無く、中央での小競り合いが続いてました。強いていえば川崎10番ジュニーニョの個人技に翻弄されかけていたという印象がありましたが。

18分。失点の瞬間はあっけなく訪れます。我那覇?が縦パスに反応、横浜DFラインの裏に飛び出します。しかし、それを菅野が一歩先に飛び出しセーブ、、と思ったのですが、それをハンブル。それを見た川崎、横浜両選手が揉み合い、その中で菅野が相手選手を引っ掛けてしまいます。その瞬間に笛は無かったのですが、横浜DFがクリアした所で、さかのぼっての菅野へのイエローカードとPK判定が下されます。この判定には多少の疑問を感じます、菅野が倒した瞬間にPK判定が出たなら仕方無い(確かに菅野が引っ掛けている様に見えた)が、それを一度流して横浜がチャンスを潰し、クリアした段階でPK判定では、見てる観客には不明瞭に映ります。なんか、後味の悪い一連のプレーでした。そして、PKをきっちりジュニーニョに決められ失点。ここ数試合当たりまくっていた菅野ですが、ミスでの失点と言わざる得ないでしょう。もっとも、これまでの活躍を考えれば、責める気にもなれませんが、、。ただ、GKのミスは直接失点に結びつく。ファインセーブは痛快だが、まずは安定したプレイが求められるポジションですので、菅野には厳しい様ですが、その辺りもう一度意識して今後のゴールマウスを守って戴きたい。

その後23分。サイドを駆け上がった横山がクロス、そのボールを臼井がシュートもGKキャッチ。27分CKにトゥイードがヘッドで合わせようとしますが流れ、更にその後のCKもクリアされます。一方の川崎もCKのチャンスを幾度と外し無得点と、双方チャンスはあるも得点には結びつきません。しかし、横浜の方は流れの中でのチャンスは創る事が出来ず、ファールやCKからのセットプレイでのチャンスが主になっています。最もチャンスといっても、入れたボールがシュート迄持っていけるわけではありませんが。

一方の川崎は、長橋、アウグストの両サイドが前線迄攻めあがり、今野を起点にジュニーニョのドリブル、我那覇の突破等、再三に渡り流れの中でチャンスを創ります。横浜はセカンドボールの奪取が出来ない、前線での起点が無いのとキープ出来る選手が居ないので溜めが出来ない。競り合いでことごとく勝て無い。等など言いだせばきりが無いのですが、一番思うのはダイレクトプレーが無い事とコンピプレーが見られない事。プレス、戻りの速い川崎DFを突破するには、周りの選手がもっと動いてスペースを創る、パスコースを何通りも創る、ダイレクトプレーで相手DFの裏を狙うと、兎に角速いパス回しで裏を取る事が重要だと思います。

後半。早い時間で追いつけば、まだまだ分らないと思っていたのですが、、
48分。縦パスに反応した今野?がほぼ一対一の状況からシュート。これをなんとか菅野が弾きますが、それに詰めていた我那覇に押し込まれ0−2になります。これで勝負あった感じでした。とてもでは無いが、今の状況で2点のビハインドを返せる力があるとは思えませんでした。

61分ジェフェルソンに替え、大友を投入。これはたぶんその前のプレイで痛んでいたのでそれによる交代かと?これで、横山が少し下がり気味の城との2TOPへ。ここで、サブにFWを入れていなかった誤算?が影響します。大久保なりを入れておけばと思いますが?川崎相手に先に失点しないとタカをくくっていましたか?その後も臼井から小野(信)、横山を中島へ。そしてトゥイードを前線へあげてパワープレーにでますが、焼け石に水ですな。

ジュニーニョに振り回される横浜DF、ボールを繋げる事が出来るのはハーフライン周辺だけの横浜攻撃陣。そのまま、見せ場無く時間は過ぎて試合終了と、新スポンサーNISSOの方が見守る中、ある意味最悪の試合ぶりを見せてしまいました。何が川崎に劣っている??それすらも見えぬまま、結果的にも内容的にも川崎に圧倒された試合は終わり。またしても、川崎サポの声が高らかに三ツ沢に木霊していました。

PKを決められる

選手寸評

菅野 4.0 ミスからの1失点目が結果的に本日の試合の全てになってしまった。

早川 4.0 アウグストの対応に振り回される。幾度も突破されピンチを招いた。

山尾 4.5 ジュニーニョを結果的には抑えてはいるが対応しきれずピンチの連続だった。

トゥイード 5.0 個人的には悪くは無かったが、再三攻め込まれて対応で精一杯に。パワープレイも結果が出ず。

小野(智) 4.0 長橋を抑えきれずピンチの連続。攻撃参加もままならず。

内田 4.0 時折良いパスは出すが、絶対的な運動量が不足している。

マシュー 5.0 攻撃迄手が廻らず。出来は悪く無いが流れを変えるプレーは見せられず。

横山 5.0 少ないチャンスを創っていたのはこの人。しかし、決定的な仕事は出来ず。

臼井 4.5 内田、早川のフォローが期待出来ず孤立。単身突破をこころみるが玉砕。

ジェフェルソン 4.5 相変わらずボールキープ出来ず。城がサイドや後ろに行ってしまう事も要因だが。

城 4.5 ベンチからの指示だろうが、いろいろな場所に顔を出しボールに絡むが結果的には得点の匂いを感じない。

大友 4.5 そうそう一人で持ち込める程甘くない。気概は買うが独りよがりに映るプレーはマイナスの印象。

小野(信) 出場時間が短い為評価点無し 途中出場で流れを変えるプレーを身に付けなければ、今後も苦しいと思う。

中島 出場時間が短い為評価点無し 印象に残るプレーは無し。




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