サッカー観戦記
12月14日 横浜FC VS 名古屋グランパスエイト 13:00 Kick Off 豊田スタジアム
格上相手に健闘したが、勝てる試合を落とし03年シーズン終了。この辺りが格の違いなのだろうか?
GK 水原
DF 重田、河野、山尾、小野(智)
MF 臼井、内田、マシュー、小野(信)、横山
FW 増田
サブ GK 吉田 MF 石田、北村 FW 大久保、レーマン
今にして(12/29)思えば水原スタメンはヴェルディー移籍が決まっていたから?当時は菅野が怪我でもしたかなってくらいしか考えませんでしたが。サブに吉田と石田が入ってるのもそんな考えにさせますがどうなのでしょう?。兎に角シーズンと比べてGKに水原。城と、吉武の怪我で増田がFWに、それ以外は変わらずのスタメンです。正直なところ水原はともかく、増田の1TOPは一抹の不安を感じましたが、、。
、、まず始めにお断わりしますが、TOPにも書いた通りPCがクラッシュしたので、本来なら試合後2日以内くらいに観戦記をUPしていたのが、今になって(12/29)しまったので試合の詳細な記憶がありません。よってかなり端折った文になってしまいますので、ご了承ください。(メモは取ったのでそれを見て思い出しながらの作業です、、。)
天皇杯というのはトーナメントの一発勝負、しかもJリーグチームは各選手来年の去就等で、とかく選手のモチベーションの状態に問題が多く、番狂わせもよく起こる大会です。格下のチームは元より失う物はありませんのでガムシャラに、一方迎え撃つ側は格下相手ですので勝って当たり前とやり辛い面があるのが事実。
それに当てはまったのかどうかは分かりませんが、試合は全体を通して横浜FCの一方的とも言える試合展開になります。
前半10分CKのチャンスで内田の入れたボールはこぼれて臼井へ、そのボールをゴール前に放り込み山尾がヘッドでシュートしますがバーの上へ。14分にはマシューがドリブルで持ち込み右からミドルシュートを打ちますが左に大きくはずします。横浜は前半の早い時間から支配率で名古屋に勝り、積極的にシュートしていきます。26分にはマシューが中央に持ち込み、小野(信)へ小野は思い切り良くロングシュートしますが、これも左にはずします。リーグではあまりにもシュートが少なく不満がありましたが、この日は本当に数多くのシュートを放ちます。もっとも、枠に飛んでいないのは気掛かりではありましたが。
ここまで、横浜の早いチェックに中盤でボールを持つ事の出来ない名古屋は前半34分大きなチャンスが来ます。ウェズレイが強引に個人技で持ち込み、前を走るマルケスにスルーパス。これがぴったり合い大ピンチに、失点を覚悟しましたが、なんとマルケスはバーの上に外します。これは助かりましたね、完全に失点コースでしたから。名古屋は全体的にパスを繋げる事も出来ず、ウェズレイ、マルケスの個人技に頼ったサッカーをしており、敵ながら状態はかなり悪い印象を受けました。
その後41分には逆に横浜の大チャンスが来ます。ドリブルで持ち込んだ臼井が、出足良く飛び出した横山に絶好のパス。横山はゴール前で相手GK楢崎をかわして半無人のゴールへ無理な体勢でシュート。しかし、これはきっちり戻っていたDFにクリアされます。チャンスはありながらフィニッシュが出来ない横浜は終了間際の43分ゴールエリア付近で相手にFKを与えます。今まで横浜の試合を観戦して来た方なら誰しも不安を覚えるシーンでしたが、ウェズレイの蹴ったボールは横浜DFが跳ね返し前半終了です。
前半を見ての感想は本文では触れませんでしたが、FW増田がクサビになり2列目から良いパスや思い切りの良いシュートを放つなど上々の出来で、増田は相手DFにチェックされながらもボールをしっかりキープし、内田、マシュー、臼井などの上がりを待つ時間を作る事に成功、1TOPとして十分な働きをしていました。この溜めが効いているので、臼井、横山の突破で何度も絶好のチャンスを演出しました。マシューはシーズン通りスペースを良く埋め、サイドチェンジ、ドリブル突破、シュートと好調を維持。小野(信)は普段より下がり目でしたが、上手くボールをキープしサイドのスペースや、内田とマシューとの連携で相手に低い位置でボールを奪われる事が無く、落ち着いた攻撃が出来る起点になっていました。内田もいつもより下がり目に位置し、普段より守備的に動き相手からボールを奪い、すぐさま効果的なパスを提供と派手さはありませんが、良いプレイを披露しました。DF陣もJ1のトップクラスウェズレイとマルケスに仕事をさせず、安定したプレイぶりと特に不満らしい不満はありませんでした。強いて言えば後半に向けスタミナが持つかくらいです。
後半に入っても体勢は変わらず、横浜が押し気味に試合を進めます。
後半5分CKのチャンスに内田からのボールを小野(信)ダイレクトボレー。しかし、またも枠を捉えず。7分にはサイドを突破した重田からクロス、横山がヘッドで合わせますがこれまた外します。12分は名古屋がカウンター、右からゴール前に入れる決定的なチャンスですが左に外してくれます。
後半18分ここまで良くやっていた増田に替えて北村を投入します。これには疑問がありましたが、その後増田の怪我を聞き納得しました。この交代でFWは北村と横山の2TOPの様な形になります。23分にはまたもサイドを突破した重田がクロス、これに北村が反応しますが届かず。25分は北村がドリブル単身突破し、楢崎と一対一に北村は左足でシュートしますが、これを楢崎スーパーセーブ、、。ここは決めて欲しかった!まあ、流石は今や日本の「守護神」楢崎ってところなのですがね。
そして29分。
よく見えませんでしたが、ゴール前での混戦でハンドを取られる痛恨のシーン、、。
PKをしっかりウェズレイが沈め、ついに押せ押せながらも先制点を許します。見えなかっただけに、なんとも言えませんが、本当にファールを取られる様なハンドだったのでしょうか?
その後、左サイドでドリブル突破した横山が鋭い切り返しで角度の無いところから右足でシュート。丁度DFの影になっていて楢崎も全く反応出来ず、ただ見送るだけのシュートでしたが、これが左ポストを叩くついて無さ!38分には大久保、41分にはレーマンとパワープレイに出ますが、結局名古屋のゴールを割る事は出来ず試合終了。本当に悔しい敗戦でしたがこれで横浜FCの今シーズンは全て終了となりました。とりあえず、良く戦ったと拍手を送りたいのですが、あそこまでの展開であったなら物にして欲しかったと正直不満も言いたくなるのも事実です。この辺がJ1とJ2の違いでしょうか?来シーズンこの悔しさを忘れず、飛躍の年になる様祈りたいと思います。


吉田、石田選手最後の挨拶

よく守った横浜
良いスタジアムでした。
選手寸評
水原 6.0 思えば横浜での最後のプレイになったわけですが、最後に相応しく良く守った。
重田 6.0 守備に攻撃に走り回る。良いクロスも何本か上げた。
河野 6.0 相変わらず安定している。ウェズレイをPKのみに抑えたのは評価出来る。
山尾 6.0 河野とのコンビはもはや不動。この日もよく守った。
小野(智) 5.5 この日は特に目立った印象は無かったが、無難なプレイだった。
マシュー 6.5 中盤のスペースを良く埋めて、起点として十二分の活躍。
小野(信) 6.0 この日は多少守備に割かれ攻撃にあまり参加出来なかったが、合格点は出せるプレイ。
横山 7.0 J1相手でも彼のドリブルは通用する事を証明した。怪我からは完全に?復活した。
臼井 7.0 豊富な運動量とキレのある動きで名古屋DFを翻弄。
内田 6.5 中盤でゲームを組み立てる。来年中心選手になるのは間違い無い。
増田 6.5 シーズン中は批判の対象にもされたが、今日のプレイならまだまだ出来る。
北村 5.5 決定的な仕事は出来ず。(あのシュートが決まってたらな、、)臼井、内田と共に来年は飛躍の年になるのを期待する。
大久保 試合時間が短い為、評価点無し。
レーマン 試合時間が短い為、評価点無し。
最後に。
シーズンは残念な結果だったが、終盤は来年に期待出来る内容だった。特に内田を筆頭に若手の成長には頼もしさを感じる。来期に向けた補強も早々に始まり、水原以外にもチームを離れる選手もいるかと思うが、兎に角今シーズンお疲れ様です。