サッカー観戦記

横浜FC 0−1 大宮アルディージャ
 前半  0−0
 後半  0−1

2004年 06月27日 横浜FC VS 大宮アルディージャ 14:00 Kick Off 三ツ沢公園球技場 観衆2913人

連敗をホームで止める事が出来ず3連敗。増える怪我人と出場停止選手。ここが正念場!

GK 菅野
DF 河野、山尾、トゥイード、中島
MF 内田、マシュー、杉本、小野(信)、大友
FW 城
サブ GK 小山 MF 北村、横山、岩倉 FW 大久保

ほぼ二ヶ月ぶりの観戦と、このチーム立ち上げの頃から考えてもこんなに観戦出来なかったのは初めてです。スタメンを見ますとまず気になったのは、右サイドバックの河野ですね。早川、重田怪我、臼井出場停止で右サイドバックを出来る選手がいません。苦渋の選択で河野スタメンという事みたいです。それにしても、河野はGKからFWまで経験してる数少ない選手じゃないですか?ことJリーグに限っては。あと、中島が頭に包帯を巻いている姿など痛々しかったです。

さて試合の方です。立ち上がり横浜はホームの勢いを感じさせる展開を見せます。右からのクロスボールにオーバーラップしていた山尾が、ダイレクトボレー。しかしこれは上手くミートせずGKに難なくキャッチされます。その直後にも大友が右から思い切ったミドルシュートを放ちます。こちらは強烈ではありましたが、枠を捉える事が出来ず大きく外します。

立ち上がりのチャンスを活かせない横浜、時間の経過毎に流れは大宮に傾いていきます。
大宮の攻撃は前半は一貫して、バレー、トゥットの長身FW目掛けて、横浜のDFとGKの間にボールを放り込んできます。このあたりは横浜に対してどのチームもやってくる戦術ですね。前節の大量失点を除けば、今季失点の少ない安定したDF陣は、この攻撃を上手く切っていました。大宮の二人のFWは長身のくせして、どちらも高さで勝負するタイプではなく、飛び出してくるタイプなので後ろから放り込んでくる大宮の攻撃はそんなに脅威にはなりませんでした。ただ、それが効果があまり無いと判断すると繋いで裏を狙ってくるあたり、切り替えが早いと感心するところです。

対して横浜は攻撃に関しては、連携という言葉を忘れてしまったのか?個人で無理に突破を狙って取られる、狭いエリアにボールを入れてはこねくり回して相手DFに詰められる。よってとりあえず撃っとけって感じでシュートします。まあ、シュートしないよりは良いのですが得点の匂いを全く感じさせない攻撃でした。ちなみに時間で言うと、20分大友が右サイドからミドル大きく左に外す、24分杉本が上手く抜け出して右サイドのマシューへ、シュートするがGK正面。28分内田が左サイドを単身粘って城へパス、シュートするも大きく外す。31分ハーフライン少し前から中島がFK、右サイドへのボールを誰かが上手く足に引っ掛けて、中央に折り返して混戦の中から杉本がシュートしますが外します。大きく外すかGK正面のどちらかで、おっ!と思える瞬間無しです。

一方大宮の攻撃は35分頃に3回連続でCKのチャンスがありましたが、横浜はなんとか得点を許さず、その後37分にはトゥットのFKも右に外して前半は両者決定力に欠け無得点で終了します。前半観た感想は兎に角動かない。相手CKのチャンスを潰しカウンターのチャンスはあったのですが、上がりが極端に遅く、持ち込んだ選手がどこにもパスを出せず、仕方無く戻してしまったりする場面など本当に点取る気あるのかなと疑問さえ感じます。こういった場合後ろから選手が勢いよく追い越していかなければ、いけない場面でしょ?それと、DFラインでボールをまわすのは構いませんが、なんでMFにしかパス出さないの?確かに怪我している城ではポストプレイで競り負ける危険が高いので、確立の高い近い選手へのパスを選択する気持ちはわかりますけど、ワンパターン過ぎなんですよね。それと、指示だとは思いますがサイドの選手がサイドライン一杯で張り過ぎ。もっと中央に絞る動きが無ければ、相手からすればパスルートはいつも一つなわけで守る上で相当守り易いはずです。もう少し攻撃の形にバリエーションが必要だと本当に感じました。まあ、やってる選手達が分って無いはず無いのでしょうが。

後半53分。河野が自陣深い位置で痛恨のパスミス。これはなんとか潰してCKに逃れます。しかし、この右CKから失点します。キッカーの蹴ったボールはフォアサイドへ、、マークがずれたのか最初から居なかったのか?冨田がフリーでヘッドであっさり失点を許します。これは神の宿った菅野でもどうする事も出来ません。この失点でリティーは杉本に替えて大久保を投入して、城と大久保の2TOPにします。

その後60分大友のロングスローにマシューがバックヘッドで反らし、城がバイシクルシュートを試みますが大きく外します。城はこの日二回やりましたね。昔を思い出しました。その後72分に河野に替え横山を、更に74分にはマシューに替えて北村を投入して、攻撃を強化する交代を見せますが大きなチャンスは造りだせません。そうこうしていると、カウンター気味に抜け出してチャンスになり掛けた所で中島が、トゥット?に引っ掛けられて潰されます。ここで腹を立てた中島はトゥットの近くで芝を蹴る仕草をします。主審はトゥットにイエローの後、しっかり中島にレッドを出しやがります。(苦笑)確かにこの程度でレッドを出す主審に憤りを感じますが(ましてやホームですよ)その行為がこの結果に繋がるのは前節ほぼ同じ行為で退場を喰らった臼井を見て、学習していなければいけなかったはず!ただでさえ、怪我人だらけのところ、しかも一番手薄なサイドバックの選手がこんな事で次節出場停止とは、、猛省してください。

時間が時間ですので、あとは攻撃一辺倒でなんとか攻め続け大久保が飛び出して一対一になったシーンも力なくGKにキャッチされ試合は終了。これで3連敗とホームで勝つ事が出来ませんでした。とりあえず、終了間際の気持ちで前半から攻める事は出来ないのでしょうか?それなりに気持ちは伝わって来ましたが、完全に力負けしているとは思えないので、何が足りないのか?よく考えて次節天敵川崎戦に臨んで欲しいと思います。

菅野 5.5 失点はどうしようも無かった。鋭い飛び出し等で最小失点に抑える。

河野 4.5 ミスが結局は失点への呼び水になってしまった。が、、不慣れのポジション故責められないよな、、。

トゥイード 5.5 多少涼しかったのが幸いしたのか、ガス欠にもならず最後までチームを支えた。

山尾 5.5 特に印象に残るプレーは無かったが、トゥイードとの連携も取れているし安定している。

中島 3.5 気合が入っているのは伝わる、しかし退場処分は大失態としか言えない。くだらない退場ではこの評価

内田 4.5 今日は左サイドでプレー。何度か突破したシーンもあったが活躍したとは言えない。

マシュー 4.5 いつもの冴えが無かった。途中交代も致し方無い。

杉本 5.0 早い時間はボランチとして戸惑った印象を受けたが、その後は無難にこなしていたが精彩は感じられず。

大友 5.0 積極的なシュート等、よく目立ったいた。あとは決めてくれれば文句無しだが。

小野(信) 4.5 前半はトップ下?後半はボランチと卒なくこなしていたと言えば聞こえは良いが、、。

城 5.0 一人2役3役をこなしてゴール前から消える事が多すぎる。誰かがこの負担を軽くしなければ、、。

大久保 5.0 いくつかチャンスを演出してみせた。あとは結果なのだが、、これが一番求められてるのは分っているはず。

横山 出場時間が短い為評価点無し。彼が入ると何かが起きそうな気がするのは自分だけでは無いはず。

北村 出場時間が短い為評価点無し。一本惜しいシュートがあったが、この短い時間ではね、、。

最後に。

ゴール裏の皆さん。菅野の目を見ましたか?あの憎しみに満ちた目を。叱咤激励とただ不満を爆発させるのとは違うはず。もう少しなんとか出来ませんか?






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