思考実験「レリック・ギアに距離の概念が入ったら?」
2003/07/12
もしレリック・ギアに距離の概念を導入したらどうなるか。あるいは、導入するとしたら、どうやって導入するか。 という思考実験をしてみた。 距離といっても、レリック・ギアの判定方法などを考えると、あまり精密なものや厳密なものなどは相応しくない。 もっと大雑把なものがいいだろう。 そうすると、丁度いい参考資料があった。 それは、以前GGG氏が作ったレリック・ギアでバーチャロンをやろうというサプリである。 このサプリではいくつかルールに手を加えられており、とりわけ距離の概念は、その中でも大きな変更点の一つであった。 しかし、このルールをそのまま使うわけにはいかない。 それで済ませてしまう話ならば、そもそもこんな所に書く意味はない。 しかし、基本的な発想法は利用できる。 そのルールでは、バーチャロンにおける戦闘感覚に比較的沿うように距離を大雑把に区分(0〜4)し、 その上で彼我の相対距離だけを取り扱い、方向や絶対的な位置情報などは無視するようにしていた (今だったら、新世黙示録のルールが近いだろう)。 このやり方は、細かい情報を全てカットしているレリック・ギアを拡張するには、非常に相応しいものであったと思い、当時も感心した記憶がある。 しかし、欠点もあった。 概要はいい感じに抽象化されているのだが、実際に扱う段階に入ると途端にルールが煩雑になり、 面倒になるということだ。 抽象化するのであれば、処理はできるだけ簡略・簡潔に行われるのが好ましい。 そうでなければ、抽象化する意味がない。 イメージよりもルールが優先されるのであれば、初めからリアリティを考えたほうがいいからだ。 私が思うに、苦労してそれらしい抽象的なルールを整備するよりかは、この場合は単純なフィールドを用意した方が早いのではないだろうか。 例えば、こんな形はどうだろうか。 ふむ、問題がないわけではないが、なかなかよさそうである。 (と、ここまで考えた時点で、久しぶりにGGG氏のサプリを読んで青くなる。かなりのネタをパクったのと変わらなかった。うーむ、まあわざとじゃないから、単なる必然的な結末と判断することにしようかね。しっかし、記憶にない部分がここまで似通うとは思わなかったな。) 武装さて、距離を導入した以上、武装のルールも変更しなければならない。 実はこれが結構厄介なのだ。 何せ、レリック・ギアの武装データは極端なまでに簡略化されているため、複雑なデータを載せるには適さないのだ。 ただ、上で距離を主に3タイプに分けたので、武装もそれに対応させるのがいいだろう。
通常武器は本来のルール通りの攻撃力。 バーチャロンではダブルロックの距離でも普通に射撃を行う(むしろ当てやすい距離)ので、ヒット〜ショートレンジで使える武器に。 長距離武器だからといってロングレンジを±0にするのも何だし(距離が遠いほど当たるたりにくくなる方が普通だから)、 0距離で使えないのもつまらない(バーチャロンでは使える)。 そこで、どの距離でも万遍なく、微妙に使いにくい武器にした。 ただ、レリック・ギアにおける命中のマイナスは結構厳しいので(命中の値が半分になったのに等しい)、ダメージを若干上乗せしてみた。これは余計な処理かもしれない。ただ、バーチャロンでは(←ひたすらこれに拘るw)遠距離用の武器の火力は全般的に高めだし、実際問題、遠くまで減衰せずに届くのならばきっと威力もあるのだから、まあいいかな? 白兵武器の威力が強いのは当然である。近づかなければ使えないのだから。 当初はもっと強く(×8)したのだが、ショートレンジへ届くようにしたので、その分、威力も落とした。 なぜショートレンジに届くのかは、バーチャロンに詳しい人間ならわかるだろうw(白兵重視タイプのVRの白兵武器は、ほとんどの場合で衝撃波を飛ばせるのだ)。 取りあえず、このルールでバーチャロイドのデータをいくつかか試作してみた。 マイザーΗ
テムジン707J
テムジン707J+
テムジン707J/C
うむ、割といい感じだ。 とりあえず、距離に関してはこの線でいけそうだ。 ここまでできるのだったら、試しにやってみてもいいかもしれないな。 |