特殊な戦闘
2003/10/9
雑魚このシステムにおいて、PC、及び主要なNPCはとても強くなっています。 しかし、それは裏を返せば、弱いNPCも存在するということが言えるでしょう。ここでは、GMの負担を減らす意味も含めて、 そういったいわゆる「雑魚」の扱いについて規定します。 サブ主に単体で活動する雑魚を、「サブ」と呼称することにします。 これは、メインに非ず、という意味です。サブは実のところ、大抵の一般人よりはるかに強い場合が多かったりします。 ただ、名前が付くほどではない、といったところでしょうか。 名も無き兵士や山賊たちでも、小隊長やお頭クラスともなれば、 サブとして扱われます。 その他、動物やゴーレム等も、ほとんどはサブとなるでしょう。 サブは、基本的には能力値と基本技能だけの存在です。 普通、能力値は合計15〜30くらい(【潜在力】は0)で、 メイン技能が3〜6といったところになります。 まれに、特徴を数レベル持っている者もいます。 これだけならば、PC級の者も存在し得ると言っても過言ではないでしょう。 しかし、PCたちと決定的に違うのは、戦闘時におけるその判定方法です。 彼らはダイスを振らないのです。 彼らを作成した時点で、APを攻撃用と防御用に割り振っておきます (両者とも判定値以下でなければなりません)。 そして、攻撃用のAPの2分の1が攻撃時の成功レベルとなり、防御用のAPの4分の1が防御、 あるいは回避時の成功レベルとなるのです。 IPは2分の1とし、1ラウンドにつき一回しか能動行動はできません。 受動行動も、1ラウンドに2回までであり、それ以降の攻撃に対しては何もできないのです! モブ主に集団で活動する雑魚を、「モブ」と呼称することにします。 これは、群集などといった意味です。モブは、正真正銘、雑魚の集まりです。 彼らは2人〜6人くらいで、一部隊として扱います。 そして、PCなどを相手にすると、一瞬にして負けてしまうのです。 モブは、副能力値だけの存在です。 細かい能力値などはほとんど存在せず、 実際に戦闘に使う値、HPやMPなどのみ持ってます。 具体的なモブの能力は、HPにMP、IP、攻撃力、それに装甲値から成っています。 IPはあるがAPはなく、順番が回ってきたら一回だけ行動できるというのは、 サブと同じです。 HPとMPは、人数の倍数となっています。 通常は、30〜120くらいでしょう。 モブに対する攻撃は、通常とは違う処理を行います。 攻撃力にボーナスはなく、その代わり、 [ 攻撃力 × 成功レベル ] が最終攻撃力となるのです。 ただし、範囲攻撃ならば、 [ (攻撃力+攻撃力ボーナス) × モブの人数 ] としても構いません。 そして、そのときのHPに応じて人数は減っていくのです。 モブの攻撃は、攻撃力がそのまま最終攻撃力となります。 それが、モブの人数分だけ適用されます。 例えば、まともに食らうと、 [ 攻撃力 - 装甲値 × モブの人数 ] だけのダメージを受けてしまうのです! 回避を試みた場合、成功レベル回だけ攻撃を受ける回数が減ります。 防御を試みた場合、人数の半分以上の成功レベルになれば、 全ての攻撃に対して防御力でダメージ減少ができます。 あるいは、人数以上の成功レベルが出れば、完全に無効化することもできます。 モブは簡単に大量の雑魚を処理できますが、 その割りには倒したときのカタルシスが希薄で、 実は、あまり面白い敵キャラではありません。 GMは無闇にモブを出さず、シチュエーションを考えた方が良いかもしれません。 ファミリア特徴〈ファミリア〉を持つキャラは、ファミリア作成ルールに従って作られた 生物やその他を、何らかの形で使うことができます。 その代表的な例を以下に示します。独立型(使い魔やペットなど)PCとは別個に、独自に動くタイプのファミリアは、 最もスタンダードな形態です。主に使い魔や(非常に優秀な)ペットなどが、それにあたります。 このタイプのファミリアは、PCの命令(あるいは懇願)に従い、 独自に行動を取ることができます。 使い魔を偵察に出すというのは、よくあるパターンでしょう。 ただし、どの程度、役に立つかはファミリアの能力次第ですが。 注意が必要なのは、独自に行動可能とはいえ、 単独での自立的な戦闘行為は行えないということです。 戦闘中では、基本的に受動行動しか取らないのです。 このタイプのファミリアに攻撃をさせるには、 《ファミリア・アタック》の魔技を使う必要があります。 このとき、主人のAPとファミリアのAP、両方を消費する必要があることに注意してください。 乗騎型一風変わったファミリアとして、 馬のように、主人を背中に乗せて運ぶタイプのものがいます。彼らは並の乗騎とは違い、非常に賢く、優秀です。 見た目は馬でも、一般兵を凌駕する実力を兼ね備えていることも 珍しくないのです! ただ、独立型とは違い、命令を受けて独自に行動する、 といったことは、あまり得意ではありません。 彼らは、主人を背に乗せて初めて、実力を発揮するのです。 実際に彼らと共に戦うには、 《ライディング・コンバット》や、《ホース・アタック》等が必要となります。 《ホース・アタック》は、 ファミリアに乗っていなければならないという違いを除けば、 《ファミリア・アタック》と同じように使います。 そして、乗騎への攻撃を防ぐには、 《ライディング・コンバット》を使ってください。 このとき、乗騎の能力とは無関係に、防御行動が行えます。 ただし、APは乗騎の分も消費します。 その他上に挙げた以外のタイプとしては、作成・召喚型、変身・憑依型などがあります。 《発・式神》や《ファンタズマ》&《マテリアライズ》などを使えば、 何もないところにファミリアを生み出すことが可能です。この場合、ファミリアとしての用法は上の2つと同様です。 それ以外に、極めつけに特殊なタイプとして、 変身・憑依型があります。 これは、《ポゼッション》を使うことにより、 自分の能力をファミリアの能力に置き換えてしまうというものです。 本来の自分の能力はポテンシャルしか使えなくなりますが、 何の制限もなく、自由にファミリアの能力を使うことができるのです! 注意点として、2つほどあります。 1つ目、変身中にダメージを受けたまま解除した場合は、 現在HPか、本体の最大HP - ダメージの高い方を適用してください。 もちろん、最大HPを超えてはいけません。 そして、何より注意しなければならないのは、 この変身・憑依型のファミリアは極めて特殊であるという事実です。 この能力を使用した場合は、設定に細心の注意を払ってください。 くれぐれも、安易に使わぬよう、お願いします。 |