フィレンの呪文書
≪セラフィックレイストーム≫
(悲しき業、だな)
死してなお戦いつづける戦士達。
(せめて、慈悲ある光にて安らぎを……)
呪文書を開く。
祈りの言葉に連なるその呪文を、私は声高に唱え始めた――
神よ 我が声を聞きたまえ!
御身が慈悲 あまねく者に注がんとするも
不浄なる者 其れを妨げたり
御身が心憂うなれば
御身が信徒たる我 その心を代弁するを願うなり
不浄なる者を放逐せんと
我は曙光を司りし者をここに招くなり
御身が傍らに控えし者を 彼の地へ遣わしたまえ
我は祈り 慈悲ある裁きを証言為す
光によりて運命を記し 人の子等に正しき道を伝える
故に神よ
我が道汚せし者を奈落の底へと追い払いたまえ
その座より控えし者を遣わし
聖なる光にて不浄を払いたまえ
我は告げる
その座に降りし者の名を
聖なる光の乱舞にて不浄なる者が消え去る様を
奇蹟はここに放たれたり
「セラフィック・レイストォォーム!!」
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あとがき↓
呪文書シリーズ第3回は約束通りセラフィックレイストームです。
プロフに掲載するのが面倒くさくなって、こちらへ。
そして悲しき事実。文が長くてやむなく途中で改行しました。
ああ、無情。
「我は曙光を司りし者をここに招くなり」
今回の例のブツから引っ張りネタはこれ。元ネタは
『曙光の(なんとか)』
だよん。全て真っ白にするヤツ――で分かるかな。
しかしいいかげんこの遊び止めないと、後々きつなりそう……。