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ひげ新聞 |
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・2002/4/25 掲載
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| ・ | 灰色の街シランにて、不気味な怪現象が目撃されたあの事件を読者皆様は覚えておられるであろうか? 深夜に、謎の鳴き声を上げながら走る怪生物が現れたあの話だ。 ついにあの事件に対し、テュパン自衛団が重い腰を上げ、そしてなんと護法騎士団まで乗り出してきたのである。 五王朝シティガイド・月刊ムームー編集部が行った調査によると、二週間ほど前からだろうか。シランである噂が流れ始めたのは。 深夜のシランにて、謎の叫び声をあげる怪生物が現れたという。 目撃者の証言をまとめると、その生物は体長30cm〜2mほどで、全身は黒い影のような姿であったという。 ぎらぎらと輝く不気味な瞳を持ち、「モジャァァ!」と、おぞましい叫び声をあげるとのこと。 また、その生物を操る謎の人物が傍らにおり、「ム〜む〜」と、謎の呪文のようなものを唱えていたと情報もある。 その人物が、テュパン自衛団ではルアムザの魔導師洗脳事件、テュパンの夜霧盗賊団事件などとの関連性もあるのではとし、護法騎士団までもがシランへと訪れる騒ぎとなった。 そして、前日のシランでの逃走劇である。 シランの某団体――情報は秘匿との事――職員の男性二人が、この怪生物に遭遇。シラン中を追いかけまわされた。 彼らは、シラン在中の自衛団に無事保護されたが、 「ひげは……ひげはもういやッス…。」 「奴は…ひげ魔人だ…。枯れた柳の木なんかじゃねぇ…。」 と、要領のえない事を呟くのみで、未だに事情徴収ははかどっていない。 その後、テュパン自衛団・五王朝護法騎士団は彼らの証言を得ることを諦め、以前より非合法取引が行われているとの噂の古本通りで張り込み、見回りを行ったのだが。 結局、噂の「怪生物と寄り添う魔導師」は発見される事は無かった。 なお、この事件中にいくつもの犯罪組織が摘発された事から、「はじめから摘発が目的であったのでは?」という意見も出ている。 今では護法騎士団は引き上げ、テュパン自衛団はこの生物に懸賞をかける事で騒ぎは終了となった。 この事件は、五王朝ミステリー愛好家では新たな五王朝七不思議の一つに加えられ、今でも一部の冒険者がこの生物を追って探索しているとの話。 ちなみに、この事件に隠れるようにシラン衛生局・居住区管理組合・保安局が合同で地下水路の大取締りを行った。 |
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発行元:ひげ教団北口印刷所
| お詫びと訂正: 4月2日発行の「ひげ新聞」でお伝えしました |
この記事は、Ruin-Rainさんのとある作品を読んだ方のみ対象としています。
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