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    出張版 ひげ新聞

―― 2003/11/25 H・G書房 発行 第6号版  

    絶滅にストップ!動物保護、条例化か?
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 皆さんはトゥクトゥクと言う生物をご存知だろうか?あるいはエイトウィング、ヴァルラカーンでも良い。
 トゥクトゥクとは、虹色の夜直後に確認された生物で、その脳が珍味とされ、また翼が長寿に効くとして、当時の冒険者達に瞬く間に狩り取られ、絶滅してしまった生物だ。
 冒頭であげた他二つも同様に最早絶滅してしまった生物である。


 なぜ唐突にこのような話をあげたかというと、これらの話がまた再び、現実となりつつあるからである。

 話の舞台となるのは、海都グラジオラスの北東にあるターナス平原。この土地にのみ生息している、シングルホーンと呼ばれる生物が絶滅を危惧されている。
 シングルホーンは大型の犬種で、後頭部に長い角が生えているのが特徴。この角が、実は服用すると強い幻覚作用があり、麻薬して最近、高値で取引されているのだ。

 現在、この角は麻薬として使用される事が多いため、テュパン国では一般での取引を禁止されている。だが、密猟者やあるいはそうと知らずに狩った冒険者の手によって取引されており、殆ど規制できていない、と言うのが現状。


 そしてターナス平原で現出の影響調査を行っていた政府機関の発表によると、密猟者の乱獲によってシングルホーンの個体数が激減している、との調査報告があった。

 この発表を受け五王朝動物愛護団体は、五王朝護法衛視予算審議会が行われている支都ルアムザにて、シングルホーンの保護を訴える集会を開いた。


 同団体の活動には前々より五王朝貴族も多く賛同を示しており、今回の活動は希少動物保護を条例化しようとの目論見があると見られている。

 また事実、今回の活動でシングルホーンの保護が、次月に行われる五王朝法令会議の議題の一つにあげられることが急遽決定した。


 もし今回の件が制定されれば、五王朝ではタラス山地のフェイゾンの村落に続く二つ目の保護条例となる。

 現在ターナス平原では、条例化に伴う保護区域の制定のために調査団が活動中。
 しかしターナス平原には原住の遊牧民やケンタウロス族が住んでおり、それらとの折衝が難航するとも見られている。


 今回の条例が制定されれば、五王朝動物保護団体はさらに他の希少生物、エンジェルやフライングシープといった生物の保護も条例化する事を考えており、大規模な動物保護の法律化を訴える方針。
 だがしかし、この事が冒険者から冒険の場を奪う事にも繋がるため、何をどこまで規制するのか、現在大きく論争が巻き起こっている。



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