西暦200x年,科学の進歩により,人々は工業用人型ロボットを生み出した。
その第一人者ライト博士は,様々なロボットを生み出していたが,ある日突然彼の作った6体のロボットが暴れ出した。
これを悪の天才科学者Dr.ワイリーによるものだと判断した彼は,自ら志願してきた家庭用ロボット「ロック」を
戦闘用ロボット「ロックマン」に改造し,6体のロボットの破壊とDr.ワイリーの野望の阻止を命じた。
これが,「ロックマン」の第1作目のストーリーです。初めてゲーム画面を見た時は,
コミカルタッチなグラフィックから「また子供向けのゲームか」と思いましたが,実際プレイして,
難易度の高さにびっくりした思い出があります。しかし,このゲームがヒットした理由は,やはり
その完成度の高さでしょうね。当時は「クソゲー」と呼ばれる作品も多かった中,「ロックマン」は
完成度ではゲームセンターの作品にも負けないゲームでした。そして,難度の高さも,「パターンさえ
覚えれば必ずクリアできる」といったものでした。このへんが理不尽な理由で死んでしまうクソゲーとは
違ってましたね。
また,ロックマンではおなじみの「弱点システム」も当時では画期的でした。今の「ロックマン」シリーズでこそ
ダメージは控えめですが,「1」や「2」のそれはもうすごく,「1発当てれば3分の1ダメージ」なんてのは当たり前でした。
(なんたって,カットマンなんかは弱点武器で2回攻撃するだけで勝ちでしたからねー。)この快感は,やった人しか
味わえないですよ。
そして,「ロックマン」はシリーズ化して,「シリーズ最高傑作」といわれる「2」へと発展していくわけです。
Dr.ワイリーの世界征服の野望は,ライト博士の生み出したスーパーロボット「ロックマン」によって阻止され,
世界に平和がよみがえった。しかしDr.ワイリーは多大な被害を受けたにもかかわらず,世界征服の野望を達成するため
8体のロボットを作り,ロックマンに挑戦してきたのである。
「ロックマン2 Dr.ワイリーの謎」は前作「ロックマン」の1年後の1988年に発売されました。基本システムはそのままに,
グラフィック,サウンドとも大幅にパワーアップされ,さらに作り込まれたゲームであることを証明させる絶妙なゲームバランス,
これらのレベルの高さから,この作品は発売から11年たった今でも「シリーズ最高傑作」との呼び声が高い作品です。
システム面ではまずアイテム1,2,3号の追加があります。これはロックマンの移動をサポートしてくれるものであり,
これにより高い所のアイテムを取ったり,嫌な場所を避けて進んだりできることが出来るようになりました。(当然,
これらがないと行けない所もあります。)
そして,もう一つがエネルギーボールの追加です。これにより,難度が高いこのゲームでも,比較的先に進むことが
出来るようになりました。4つまで保持可能,というのも,クリアに役立ってました。
また,この作品は,今ではおなじみの「ボスキャラ一般募集」の最初の作品です。これにより,数多くのファンを
獲得したことは間違いないでしょう。
この作品で,「アクションゲーム」としての「ロックマン」はすでに頂点の域に達していました。そして,「3」では
「ブルース」や「ラッシュ」が登場し,ストーリーやキャラクター性に広がりを見せていきます。
しかしなぜカプコンさんはこのゲームをカップリングで出さないんでしょうか。確かに面白いゲームですが,
僕らのような昔からのファンはともかく,今の子供に十年以上も前のゲームを1つ1つ発売しても,あまり受けが
良くない気がしますが・・・・・・(しかも1本2800円*6=16800円。いくら名作だからといっても,様々な部分で劣っている
ファミコンのゲームを16800円出して買わせるより,カップリングで6800円くらいで売った方が売れる気がします。)
皆さんはどう思いますか?