なんかじっとみてたら童心に。。。

おかあさん!息子さんが変質者に誘拐されそうです

4 あわあわ あったか

 おすなばでどろだらけになったふたりは、ようちえんのおふろにはいりました。

「なにかあったらよんでね」

ふぁらんせんせいはふたりのふくをせんたくきにかけています。みんなはおひるねのじかんです。

「はーい」

ふたりはげんきよくおへんじをすると、せなかをあらいっこしはじめました。

「。。。かみが、どろだらけだな。。。」

ぶらちゃんがうーちゃんのかみのけにさわろうとすると、うーちゃんはそのてをはねのけました。

「?!」

「ごめん、かみのけは、さわらないで。。。。」

うーちゃんはかなしそうにそういうと、ぶらちゃんのせなかにだきつきました。

「。。。なんだかわからないけど、ごめんね。。」

ぶらちゃんもあやまります。ぶらちゃんは、じぶんがきずをおったときのことのことをひとにいいたくないのとおなじように、うーちゃんにもひとにいいたくないことがあるんだな、とおもいました。

(。。。あ、きず。。。)

ぶらちゃんはそのとき、じぶんのきずだらけのからだをひとにみせているのにはずかしくないことにきがつきました。

ガキのくせにっ!!

(うーちゃんもおんなじようななやみをかかえているから?それとも、うーちゃんだから?)

ぶらちゃんはちょっとかんがえましたが、のびちゃいそうだったのではやくあらっておふろからでようとごしごしからだをあらいはじめました。

「はやく おふろのなかにはいろうよー」

うーちゃんはかみのけがながいのにぶらちゃんよりさきによくそうにはいりました。

「うん。。。うっ」

ぶらちゃんは、うーちゃんがおとこのこだということをめでかくにんしてしまいました。あたまではうーちゃんがおとこのこだとわかってはいるのですが、ほんとうはおんなのこだったらいいなあとちょっとおもっていたのです。

「どしたの?」

「。。。おしえない。」

(つぎへ)