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第一章

 「ちちんぷいぷい いたいのいたいのとーんでゆけ〜」

仁が目を開くと、そこのは母の姿が。しかも若い。なんだか解らないがラッキーなので抱き着いてみる。

「かあさ〜ん」

「。。。。。俺こんなマザコン野郎をライバル視してたのか。。。とほほ」

ファランとシャオユウは怪訝そうにその光景を見つめていた。

「。。。。。。。。。」

もっと怪訝そうにその光景を見つめている者がいた。

「。。。。。。。。。。」

仁が視線に気付く。そこに居たのはまだ見ぬ父、三島一八ではないか!

「あ、あれ。。。」

「あなたの父さんよ。」

母の肩ごしに見る父は(いいかげん抱き着くのはやめろ_!)思っていたより幼い顔だちで、七五三のようなスーツを着ていた。

「初めまして。」

「ふん」

 そういうと父は踵を返し、やはり七五三状態の銀髪の青年の方に歩いていった。

「。。。。。。。。」

「そんな顔しないの、あなたの気がつくまでずっとここにいたんだから。」


 「。。。。。。。。。」

チューしたまんまの二人の周りには、ヨシミツ、ボスコノビッチ、ジャック2がいた。ここからどうすればいいのかわからない。ブライアンの額に脂汗が滲む。一方ウーロンは目を閉じてはいるが動じていない。

「いい加減にしてっ!」

 アンナに頭を蹴られてブライアンは吹き飛んだ。痛かったがほっとするブライアン。落下地点にボスコノビッチが駆け寄る。

「丁度よかった。アベルの脳内データ頂戴。」

「あなたのデータもいただけるなら。」

「あげない。でもちょうだい。」

寝転がったままブライアンはヨシミツの方を見た。『おたがいたいへんだね』と、彼の目が言っているように見える。言っているように見えたが、彼の口からでた言葉は

「過去の因縁とは恋愛関係だったのか?」

との言葉だった。

「いや、今のは嫌がらせで。。。。」

「嫌がって無さそうだったけど。ねえ、どういうこと?」

アンナがエンプレスヒールを際どい位置に決めながら質問した。

「こんな激しいの初めてだったの(はあと)」

ウーロンも調子にのってぶりっこする。こんなことになるならシリアスっぽい行動をしなきゃよかったなあ、と反省するブライアンだった。。。。しかし、なんで俺がアンナにこんなことされなきゃいけないんだ?


 熊がパンダを追い掛けている。三島高専の様でそうで無いような場所で。平八はそれを穏やかな表情で見ていた。


「あれ、かあさん若い〜」

ジュリアはミシェールの顔を撫でた。