Column
Column_02 「アガリの見逃し」 1999/03/25
アガリの見逃し・・・麻雀暦が長くない初心者の方は、うっかりアガリを見逃してしまったことはあっても、わざとやったことはないでしょう。
しかし、麻雀においてこれは結構大事なことなのです。よくオーラス、ラス(4着)で、アガっても順位が変わらないと言うのにアガって
しまう人がいます。もし、残り1000点で不聴罰符でも飛んでしまうとか、そういう状況ならばアガってしまうのもしょうがないかもしれません。
しかし、麻雀とはその一局だけで勝負を決めているのではないのです。なんとか流局になれば、次の局に役満手が入るかもしれない。もしかしたら次順で3着目の人が放銃して自分と順位が入れ替わるかもしれない。そういう可能性を否定しては行けません。
ここでいい例を出してみます。僕が友人と卓を囲んでいたときのことです。
僕は開始早々大きな手をツモアガり、南入した時点で5万点オーバーのトップ。そこへ約−20000点の2着の上家が食い仕掛けてきました。上家は親だったし、もうそんなに無理をする必要もないかと思い、僕は警戒していたのですが、対面の切った牌を合わせ打ったところ、上家に放銃。18000点直撃で思いっきりまくられてしまいました。つまり上家は、僕の対面が切った牌でロン、トビ賞もついて2着とはいえ十分プラスに持っていけるアガリを見逃し、あくまでトップをねらったわけです。確かにここでは山越しの直撃があると見えていなかった
僕のミスだったわけですが、そのミスによって実際上家はトップを奪い取ったわけです。初心者の方に「親っパネでもトップを取れないアガリなら見逃せ」と言うのはちょっときついかもしれませんが、トップをとる打ち方、「強い」と言われる打ち方と言うのはこういう打ち方なのです。もっともこれはすべてケースバイケースの話であって、アガったからといって間違いと言うわけではありません。むしろアガるべきだという状況のほうが多いでしょう。でも、こういう打ち方ができるようになると麻雀がもっと面白くなりますよ。
index
back
next
Home