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Column_06「染めの威力」1999/06/08
ここ数回麻雀のマナー、姿勢のようなものについて書いてきましたが、
今回は戦術について書いてみようかと思います。というわけで、今回
のテーマは「染め」です。
染め手と言うのは、守りにも攻めにも非常に有効な戦術だと思います。
4人のうち一人でも染め手に走っていると、ほかの三人はどうしても
それを無視するわけにはいきません。ある程度牌を絞らなければなら
ないし、突っ張るにはそれなりのリスクがついてきます。自分が大き
な手を作り、かつ他家の牽制をする。そういった意味では攻めと守り
が一体化していると言っていいでしょう。しかし、染め手を作る時に
やってはならないことがあります。それは、
東場・南家・ドラ

手牌がこうなっていたとします。ここで2ソウが出てチー、ホンイツ
に向かったとするとどうなるでしょう。ドラもファンパイも絡んでい
ないこの手でその鳴きをしてしまうと、どうやってもバカホン、うま
く一通がついたとしてもどうやっても満貫にはなりません。もしファ
ンパイのありかがわかっていたとすると、他家から見てこの手はあま
り脅威であるとは言えません。オーラスでアガリトップなど、アガっ
てしまえばいいという状況ならば話は別ですが、そうでないならその
ような鳴きはせず、西を頭にして平和、あわよくば一通というふうに
持っていったほうがいいでしょう。
では、効果的な染め手とはどのようなものなのでしょうか。
1・どら色に染める。
これが最も重要なことです。ドラ色に染めると、他家は当然ドラが絡
んで満貫以上まであると考えなければなりません。もし、それでも突
っ張ってくる人がいるなら、それはよほど大きな手か、もしくは自分
がドラをガメているかです。そのような動きをしている人はすぐに分
かるので、そうなったら今度はこっちが守りに入ればよいのです。
2・なるべくチーはしない。
これはトイトイをつける、もしくは匂わせるということです。染め手
を大きくするためにはトイトイをつけるのがもっとも早いでしょう。
つかなかったとしても、なるべくトイトイを匂わせることで満貫手で
あると思わせることができれば、牽制には十分役に立ちます。
この二つの点を満たしていない(満たせそうにない)手ならば、無理
にホンイツにいこうとするよりも面前でほかの可能性を生かしたほう
がいいでしょう。もちろん面前で染め手ができるならばそれに越した
ことはありませんが。
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