第9話 支えてくれる人、そして友達

ヤガパール☆ 「折れるか、折れないかは決まったか?」
       ☆
   リール☆ 「・ ・ ・」
       ☆
ヤガパール☆ 「おまえ、またドガンテにやられたんだな!?」
       ☆
       ☆ そういうとヤガパールは部屋から出ていきました。
       ☆
   リール☆ (イーグルさんが言ってたわたしを支えてくれる人っていったい誰・・・?)


ヤガパール☆ 「ドガンテから話しを聞いた!おまえ、「石抱き」をされたんだってなぁ。」
       ☆
   リール☆ 「はい・・・」
       ☆
ヤガパール☆ 「7枚も乗せられたそうじゃないか。よく死ななかったなぁ。」
       ☆
   リール☆ 「・ ・ ・」
       ☆
ヤガパール☆ 「ドガンテには罰として鞭で100たたきにすることにしてやったぞ。」
       ☆
   リール☆ 「えっ・・・そんな・・・」
       ☆
ヤガパール☆ 「これでおまえのくやし涙もはれるだろうよ。」
       ☆
   リール☆ 「や、やめて下さい。ドガンテ様は悪くないです。
       ☆  それにくやし涙ではありません。」
       ☆
ヤガパール☆ 「ほう、では何故泣いた?」
       ☆
   リール☆ 「学校や家でのことを思い出していたんです・・・」
       ☆
ヤガパール☆ 「ほう、そうなのか・・・。よほど辛かったんだな。」
       ☆
   リール☆ 「あの・・・」
       ☆
ヤガパール☆ 「なんだ?」
       ☆
   リール☆ 「お願いがあります、奴隷商人様。」
       ☆
ヤガパール☆ 「言ってみろ。」
       ☆
   リール☆ 「ドガンテ様のかわりにわたしをたたいて下さい。」
       ☆
ヤガパール☆ 「ハハハ。リール、気でも狂ったのか?
       ☆  エルザならまだしもドガンテはおまえを苦しめて傷だらけにしたんだぞ!?」
       ☆
   リール☆ 「それはわたしのせいです。」
       ☆
ヤガパール☆ 「ん?どういう意味だ?」
       ☆
   リール☆ 「わたしがこの世に存在するから・・・わたしという存在がなければドガンテ様はなにもしませんでした。
       ☆  わたしのせいです・・・。」
       ☆
ヤガパール☆ 「リール、この屋敷には掟があってな、
       ☆  人の罰をかわりに受ける時は何倍かにして受けなければいけないんだよ。」
       ☆
   リール☆ 「2倍でも3倍でもかまいません、
       ☆  わたしがドガンテ様のかわりに罰を受けます。」
       ☆
ヤガパール☆ 「おまえ、変わってるな。自分を痛めつけ、苦しませたものを守るのか?」
       ☆
   リール☆ 「わたしの・・・せいなんです・・・」
       ☆
ヤガパール☆ 「わかった。そのかわり、5倍にするぞ。いいな?」
       ☆
   リール☆ 「はい・・・」
       ☆
ヤガパール☆ 「このことを聞いたらドガンテはびっくりするだろうな。」
       ☆
       ☆ ヤガパールはそう言うと部屋を出ていきました。


       ☆ 「リール、リール」
       ☆
   リール☆ 「あ、イーグルさん。」
       ☆
       ☆ 
「ドガンテのこと、本当に自分のせいだと思っているのですか?」
       ☆
   リール☆ 「はい。」
       ☆
       ☆ 
「そんなことを言っていたらなにもかもあなたのせいになってしまいますよ。」
       ☆
   リール☆ 「でも・・・」
       ☆
       ☆ 
「リール、ドガンテのしたことはなにもあなたのせいではありませんよ。ドガンテが悪いのですよ。」
       ☆
   リール☆ 「でも、鞭でたたかれるとわかっている人を見過ごしたくないです・・・」
       ☆
       ☆ 
「わたしはなにもあなたがかわりに罰を受けることを悪いと言っているのではありませんよ。」
        

   リール☆ 「えっ・・・」


 ヤガパール☆ 「なにボーッとしてるんだ?」
        ☆
    リール☆ 「奴隷商人様、ドガンテ様・・・」
        ☆
        ☆ いつのまにかヤガパールとドガンテが部屋に入って来ていました。
        ☆
   ドガンテ☆ 「リール、おまえオレのかわりに罰を受けさせて下さいと願ったそうじゃないか。」
        ☆
    リール☆ 「・ ・ ・」
        ☆
   ドガンテ☆ 「だんまりか・・・もしかしてオレにほれたのか?」
        ☆
    リール☆ 「ちがいます。」
        ☆
   ドガンテ☆ 「理由を聞かせてほしいねえ。」
        ☆
        ☆ そういうがはやいかドガンテはリールを押し倒して乳首に触れました。
        ☆
    リール☆ 「あっ・・・やめて下さい・・・」
        ☆
        ☆ ドガンテはリール乳首に噛みつきました。
        ☆
    リール☆ 「つっ・・・」
        ☆
        ☆ ドガンテの歯がみるみるまっ赤に染まっていきました。
        ☆ ドガンテはもう片方の乳首にも噛みつこうとしました。
        ☆
    リール☆ 「言います・・・言いますからやめて下さい・・・」
        ☆
        ☆ ドガンテはちょっと残念そうな顔をしました。
        ☆
   ドガンテ☆ 「ふー、言ってみろ。」
        ☆
    リール☆ 「それは・・・」
        ☆
        ☆ リールの頭の中にイーグルの言葉が鳴りひびきました。
        ☆ (
「リール、ドガンテのしたことはなにもあなたのせいではありませんよ。」
        ☆
    リール☆ 「
それは、鞭でたたかれるとわかっている人を見過ごせないからです。」
        ☆
 ヤガパール☆ 「ん?さっきは自分のせいだとか言ってただろ!?」
        ☆
    リール☆ 「さっき考えました。今はもう自分のせいだとは思っていません。」
        ☆
   ドガンテ☆ 「なんだか知らないが、いい子ぶっているな!本心を言えよ!」
        ☆
        ☆ ドガンテはリール乳首をつねりました。
        ☆ さっきの傷口が広がり、乳は血だらけになってしまいました。
        ☆
    リール☆ 「
ハアハア・・・やめて下さい・・・」
        ☆
   ドガンテ☆ 「やめてほしければ本心を言え!!」
        ☆
    リール☆ 「本心です。今、言ったことは全部本心です。」
        ☆
   ドガンテ☆ 「うそを言え!こりないヤツだ。」
        ☆
 ヤガパール☆ 「ドガンテ、そのくらいにしておけ。

        ☆
   ドガンテ☆ 「フン!たっぷり鞭をうけな!オレの
かわりにな!!」
        ☆
    
    ☆
        ☆ そう言うとドガンテは部屋を出て行きました。
        ☆
    リール☆ (痛い・・・心臓がバクバクする・・・)
        ☆
 ヤガパール☆ 「ずいぶん血が出ちまったなあ。いちお、手当てするか。」
        ☆
        ☆ ヤガパールはリールの胸に包帯を巻いていきました。
        ☆
    リール☆ 「
ハアハア・・・ハア・・・」
        ☆
 ヤガパール☆ 「ふー。とりあえずこれで大丈夫だ。でもこのまま鞭でたたくと危険だな。」
        ☆
        ☆ ヤガパールはリールを抱き上げ、エルザのいる牢に運びこむとなにも言わずに行ってしまいました。


    エルザ☆ 「リール、大丈夫か!?こんなに傷だらけで…。包帯まで巻かれて・・・。」
        ☆
    リール☆ 「
ハア・・・エルザさん・・・会えてよかった・・・ハアハア・・・」
        ☆
    エルザ☆ 「リール、なんだか息があらいよ、どうしたの?」
        ☆
    リール☆ 「きっと、傷のせいです。
ハア・・・でも大丈夫ですから心配しないで下さい。」
        ☆
    エルザ☆ 「あいつらにいったい何されたの?」
        ☆
    リール☆ (エルザさんに心配かけたくないから背中の焼印のことはだまっておこう)
        ☆ 「鞭でうたれたり、水かけられたりしただけです・・・
ハア・・・」
        ☆
    エルザ☆ 「そう・・・。リール、今さらって思うかもしれないけど、
        ☆  やっぱりそんなことやめて!わたしは別に奴隷になってもいいの。
        ☆  リールが一人で背負いこむことじゃないよ。」
        ☆
    リール☆ 「でも・・・
ハア・・・わたしエルザさんを助たいんです。わたし、いつも人に
        ☆  迷惑かけてばかりだから、一度でもいいから人の役に
        ☆  
ハア・・・立ちたいんです。ハア・・・ハア・・・」
        ☆
    エルザ☆ 「大丈夫?あんまりしゃべらないほうがいいかもよ。」
        ☆
    リール☆ 「
ハア・・・大丈夫です・・・気にしないで下さい・・・ハア・・・ハアハア・・・ハア・・・」
         

    エルザ☆ 「ほら、やっぱり!少し寝てなよ。きっと楽になるよ。」
        ☆
    リール☆ 「ありがとうございます。
        ☆  でもいっしょにいるのにわたしだけ寝てしまっていいんですか?」
        ☆
    エルザ☆ 「そんなこと気にしなくていいって!」
        ☆
    リール☆ 「ありがとうございます。おやすみなさい、エルザさん。」
        ☆
        ☆ リールは冷たい床の上に体を横たえて眠ってしまいました。
        ☆
    エルザ☆ (リールはわたしを心配させまいとしてるけど、本当はすごい拷問をたくさん受けているんだろうなあ。
        ☆  できることなら止めたいけど、無理だろうなあ。でも、わたしあなたが一人でなにもかも背負い
        ☆  こもうとしてるのをほっとけないよ。両親も友達もいなくて・・・。リールにはわたししかいないんだ。
        ☆  リールは拷問を受けるのをやめないだろうけど、少しでもその苦痛がやわらぐようにわたしが助けなきゃ。
        ☆  リールはわたしのために苦しいのを必死で耐えてるんだから。
        ☆  お礼を言うのはわたしのほうだよ。ありがとう、リール。)


  <リールの夢の中>

       ☆ 「リール、リール。」
       ☆
   リール☆ 「イーグルさん・・・」
       ☆
       ☆ 
「リール、あなたを支えてくれる人はわかりましたか?」
       ☆
   リール☆ 「まだわかりません・・・」
       ☆
       ☆ 
「よく考えればわかるはずです。がんばって自分の力で考えてみなさい。」
       ☆
   リール☆ 「はい・・・」


ヤガパール☆ 「おい、リール!リール!」
       ☆
   リール☆ 「あ、奴隷商人様・・・」
       ☆
ヤガパール☆ 「ったく、のん気に寝やがって!」
       ☆
   リール☆ 「ごめんなさい・・・」
       ☆
ヤガパール☆ 「まあいい。今から拷問部屋に行って、ドガンテの身代わりになった分の鞭500回をやる。
       ☆  覚悟はいいな?」
       ☆
   リール☆ 「はい・・・」
       ☆
   エルザ☆ 「500!そんなことしたらリール死んじゃうよ!どういうつもりなの!」
       ☆
ヤガパール☆ 「オレに向かってそんな言葉遣いをするとは大胆だな。でも鞭を受けたくなかったら、今後そのような態度
       ☆  はやめたほうがいいぞ。それに心配しなくても500回くらいじゃリールは死なない。」
       ☆
   リール☆ 「エルザさん、わたしは大丈夫ですから心配しないで下さい。」
       ☆
       ☆ リールはよろよろと立ち上がってヤガパールのほうへ歩いて行きました。
       ☆
   エルザ☆ 「リール!その背中・・・なんか文字が・・・S・L・A・V・E・・・?」
       ☆
ヤガパール☆ 「これはな、英語で奴隷という意味だ。フフフ、こいつはもしここから出られても一生奴隷なのさ。」
       ☆
   エルザ☆ 「そんなのってないよ!リールは一生楽しい生活を送れないことになるじゃないか!」
       ☆
   リール☆ 「エルザさん、気にしないで下さい。わたしは人の役に立てれば、一生奴隷でもかまいません・・・」
       ☆
ヤガパール☆ 「エルザ、もうひとついいことを教えてやろう。それはなあ、こいつが一生、裸で暮らすっていうことだ。
       ☆  誰から見ても奴隷とわかる焼印。そして、裸。道を通る人々はこいつを白い目で見、噂をし、
       ☆  石をなげつけて、ののしるのさ。」
       ☆
   エルザ☆ 「ヤガパール!よくもリールにそんなことしてくれたなあ!」
       ☆
   リール☆ 「エルザさん、落ち着いて下さい。わたしはなんとも思ってませんから。」
       ☆
ヤガパール☆ 「エルザ!言葉遣いには気をつけろと言ったはずだ!きさまに鞭10回を課す!」
       ☆
   リール☆ 「奴隷商人様!」
       ☆
ヤガパール☆ 「なんだ?代わりに受けると言いたいのか?別にいいが、命の保証はないぞ。いいのか?」
       ☆
   リール☆ 「はい・・・」
       ☆
   エルザ☆ 「リール、わたしだって鞭の10回ぐらい耐えられるよ。」
       ☆
   リール☆ 「わたし、エルザさんを苦しませたくないんです。」
       ☆
   エルザ☆ 「大丈夫だって。たったの10回だろ。」
       ☆
   リール☆ 「エルザさん、わたし、あなたを助けたいんです。お願いします。」
       ☆
   エルザ☆ 「リール・・・」
       ☆
ヤガパール☆ 「エルザ、いくらリールを説得したって無駄だ。
       ☆  リール、おまえはエルザの分の5倍の50回とドガンテの分の500回、合わせて550回の鞭を
       ☆  受けることになった。本当にこれでいいのか?」
       ☆
   リール☆ 「はい・・・」
       ☆
   エルザ☆ (リールがわたしのせいで死んだらどうしよう・・・)


 <拷問部屋>

ヤガパール☆ 「本当にいいんだな?」
       ☆
       ☆ リールは軽くうなづきました。
       ☆
ヤガパール☆ 「よし、でははじめるとしようか。」
       ☆
       ☆ ヤガパールはリールに両手をあげさせて、1本の縄で左右の手首を縛り、その縄の先にわっかをつくって
       ☆ 天井のフックにひっかけました。
       ☆
   リール☆ 「うっ・・・ううっ・・・」
       ☆
ヤガパール☆ 「悪いが、この体制にさせるのが一番たたきやすいんだ。あんまり暴れると関節はずれるからな。
       ☆  気をつけろよ。」
       ☆
   リール☆ 「はい・・・・」
       ☆
       ☆ ヤガパールは鞭を思い切りふりあげました。リールは目をぎゅっとつぶり小刻みに震えています。
       ☆ 
ピシッ! ピシッ! ピシッ! ピシッ! ピシッ! ピシッ! ピシッ!
      
 ☆
   リール☆ 「うっ・・・ううっ・・・ああっ・・・」
       ☆
       ☆ ヤガパールは苦しそうな顔をしているリールをうれしそうに見つめ、胸めがけて鞭をふりおろしました。
       ☆ 
ピシッ!
     
 ☆ 
   リール☆ 「ああっ!」
       ☆
ヤガパール☆ 「悲鳴をあげるのはまだはやいぞ!」
       ☆
       ☆ ヤガパールは一瞬たりとも手をとめず、リールの胸を鞭で叩きつづけました。
       ☆ リールの胸はみるみるうちにまっ赤になってしまいました。
       ☆
   リール☆ (痛い・・・じんじんする・・・少しの間でいいから手をとめてほしい・・・)
       ☆
       ☆ 
ピシッ! ピシッ! ピシッ! ピシッ! ピシッ!
       
       ☆ リールはあまりの痛みに耐えかねて身をはげしくよじりました。
       ☆
   リール☆ 「あっ・・・!」
       ☆
ヤガパール☆ 「暴れたって腕に負担がかかるだけだぞ。」
       ☆
       ☆ ヤガパールは今度はリールの腕をたたきました。
       ☆
 ピシッ!
       
   リール☆ (体じゅうがジーンって・・・なにかに包まれてるみたい・・・声もだせない・・・)
       ☆
       ☆ ヤガパールはさらにリールのおなかや背中などにも鞭をあてていきました。

 <2時間後>

ヤガパール☆ 「ふー、やっと終わったな。どうにか生きてるようだな。」
       ☆
   リール☆ 「・・・・・」
       ☆
       ☆ ヤガパールはもはや声も出せないでいるリールの手首の縄を解くとゆっくりと床におろしました。
       ☆ そしてあらかじめ用意しておいた包帯をまきました。
       ☆ リールの体は包帯で覆い隠されてしまいました。
       ☆ 包帯がまかれていないのは目を開けることもままならない顔だけです。
       


       ☆ ヤガパールはぐったりとしているリールを牢に運びこみました。
       ☆
   エルザ☆ 「奴隷商人様、リールは大丈夫なんですか?」
       ☆
ヤガパール☆ 「ほう、やっと言葉遣いをわきまえたようだな。リールは強いから大丈夫だ。」
       ☆
   エルザ☆ 「よかった・・・死んじゃうかと思った。」
       ☆
       ☆ ヤガパールはエルザにリールを渡し、ふとんをもってきて牢の床にしきました。
       ☆
ヤガパール☆ 「リールを寝かせろ。」
       ☆
       ☆ エルザはリールをふとんに寝かせました。リールは一瞬うっすらと目を開けましたが、すぐに目を閉じて
       ☆ 眠ってしまいました。


   <リールの夢の中>

       ☆ 「リール!」
       ☆
   リール☆ 「イーグルさん・・・」
       ☆
       ☆ 
「あなたを支えてくれる人、わかりましたか?」
       ☆
   リール☆ 「まだ、わかりません・・・」
       ☆
       ☆ 
「あなたをいつも心配してくれている人が身近にいるはずですよ。」
       ☆
   リール☆ 「いつも心配してくれている人・・・」
       ☆
       ☆ リールの頭の中に誰かの声が響いてきました。
       ☆
       ☆ (
「リール、大丈夫か?そんなことやめなよ。二人で一緒に働けばいいじゃないか。」
       ☆  
       ☆ (
「そんな・・・はじめて聞いたよ。てっきり両親がいるものかと思ってた。
      
    なんで、誰かに相談したりしないんだ?いつまでもそんなんじゃ死んじゃうよ!」
       ☆ 
       ☆ (
「なあ、リール。とりあえず、ここで拷問をうけるのはやめなよ。二人で働こう。
       
   いつかきっと帰れるさ。そしたら役所に事実を証明してやろうよ。」
       ☆
       ☆ (
「そんな・・・。リール、許せないよ、だめだよ!リールを必要としてる人だってい
       
  るはずだよ!」
   
    ☆
       ☆ (
「リール、大丈夫か!?こんなに傷だらけで…。包帯まで巻かれて・・・。」
       ☆
       ☆ (
「そう・・・。リール、今さらって思うかもしれないけど、
       
  やっぱりそんなことやめて!わたしは別に奴隷になってもいいの。
       
  リールが一人で背負いこむことじゃないよ。」
       ☆
       ☆ (
「ほら、やっぱり!少し寝てなよ。きっと楽になるよ。」
       ☆
       ☆ (
「そんなのってないよ!リールは一生楽しい生活を送れないことになるじゃないか!」
       ☆
       ☆ (
「わたしはリールの友達よ!」
   
     ☆
   リール☆ 「エルザさん!」
       ☆
       ☆ 
「ようやくわかったようですね。
       
 その人があなたを支えてくれる人、そして、リール、あなたの友達なのですよ。」
       

   リール☆ 「ともだち・・・」

   

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