月替わりアンケートリレー小説G 11/6〜12/6
月替わりで下に書かれているようなアンケートをだすので「月替わり」という件名でメールを送って下さい。
(どちらか1つだけ答えてもいいです。)
毎月その送られたメールをわたしが適当に組み合わせることによって話がつづいていきます。
先月のアンケート
| Q:ねめちゃんにしたいことを教えて下さい。 抽象的でも具体的でもいいです。「鞭」とか「木馬」とか一言でももちろん可。 とにかくなんでもいいのでしたいこと教えて下さい。 なおこれからしばらくはQがかわらないので期間を気にしないで送って下さい。 |
わたしは、ねめの口からカレーの辛さが消えるまで何かするのは待ってあげようと思い、お皿を洗っている間はねめをイスに座らせたまま
ほうっておいた。ねめはしゃくりあげながら、唾を飲み込んだりして、辛さをどうにかやわらげようとがんばっていた。
わたしがお皿を洗い終わってねめの隣のイスに座ると、まるでねめはそれを待っていたかのようにわたしの方を向いて、言った。
「お母さんに会いたい・・・」
ねめの体は小刻みに震えていた。どうやらわたしへの恐怖心がしみついてしまったようである。
わたしはこのままでは困ると感じて、笑顔でねめに話し掛けた。
「じゃ、とりあえず外にでようね。準備してくるから、ちょっと待っててね。」
わたしはそう言うと部屋へ行き、鞄に食料などのほかに縄、鞭、蝋燭などをつめた。
「さあ、行こう。」
わたしはねめの手を引き、玄関まで連れていった。わたしが外に出ようとすると、ねめはわたしの手をふりほどき、胸の前で組んだ。
「ねめちゃん、手つながないとおじさんともはぐれちゃうよ。」
ねめは戸惑ったが、なんとか片方の腕だけで胸を隠し、もう一方の手をわたしと繋いだ。
わたしはこれ以上恐怖心を抱かれても困るのでその場はそれを見過ごしてやることにした。
わたしは歩きながらねめに聞いた。
「住所とかわかるかい?」
ねめは頷いた。わたしはねめから住所を聞き、紙にメモった。
「ここからだとすごく遠いよ。だからちょっと近道通って行くからね。
そういってわたしは目的地とはまったく逆方向の森にねめをひっぱって行った。
「おじさん、なんで森に行くの?」
ねめは恐怖心が少し薄れたようであった。
「こっちが近道だからだよ。」
とわたしはさりげなく答え、ねめの手を引いて急な山道をずんずんのぼって行った。
ねめは何度も転んで、ほとんど引きずられるようにして山道をのぼって行った。
わたしはある程度のぼるとちょっとした平地に座って言った。
「すこし休もうか?」
ねめは息をきらせながら頷き、その場に座り込んだ。ちょうど向かいになって座ったのでねめの足がわたしの前になげだされていた。
「靴、汚れちゃったね。きれいにしてあげるよ。」
そう言ってわたしは靴をぬがし、ついでに靴下も脱がせた。
ねめはびっくりしたようで、正座をしてわたしに足が見えないようにして、下を向いてしまった。
わたしはそんなねめの反応を楽しみながら靴下で靴の汚れをふきはじめた。
そしてタイミングを見計らって、靴を落とした。靴はころころと転がって下に落ちていった。
「あ・・・くつ・・・・」
「ごめんね。手がすべっちゃって。裸足でも大丈夫かい?」
「うん、大丈夫だよ。」
「よかった。ほんと、ごめんね。」
わたしは心の中で大笑いをした。
「さ、そろそろ行こうか。」
「うん・・・」
ねめは元気のない返事をした。どうやら裸足のことを気にしているようだ。
「おぶってあげようか?」
「ううん、大丈夫。歩けるよ。」
ねめはおそるおそる立ち上がった。
「大丈夫?」
「うん・・・」
「じゃ、行こうか。」
わたしはねめの手をひき、わざと木の枝やとげがたくさん落ちているところを歩いた。
「いっ・・・!」
ねめは声をあげて、立ち止まり自分の足を持ち上げて見た。足の裏にはとげがたくさんささっていた。
「おじさん、とげ取って。」
「また歩くんだから、今取ってもしょうがないよ。後でまとめて取ってあげるよ。」
「でも、痛いよう。」
ねめはちょっと涙目になって言った。
「大丈夫、すぐ慣れるよ。」
「でも・・・」
ねめは下を向いてしまった。
「お母さんに会いたいんだろ?」
「うん・・・」
「じゃ、がんばろうな。」
ねめは下を向いたまま、頷いた。
今月のアンケート
| Q:ねめちゃんにしたいことを教えて下さい。 抽象的でも具体的でもいいです。「鞭」とか「木馬」とか一言でももちろん可。 とにかくなんでもいいのでしたいこと教えて下さい。 なおこれからしばらくはQがかわらないので期間を気にしないで送って下さい。 |