夕焼け雲をふと見つめて
もっと近づきたくてただ追いかける
気が付けば高台で
届かない雲に手を伸ばす自分にふと気づく
なんとなく寂しく感じて座り込み
夕焼けがやけに眩しく思えて
目を細めながらも
沈み行く夕焼けをただ眺める
頬をつたう水滴に
一雨くるかと空を見上げるが
ただ夕焼け雲だけが
静かに流れていくばかり
気のせいかと一息ついて
夕焼けに背を向けたまま
歩き出す
きっと振り向いたら
涙が溢れてきそうだから
全てを包み込みその雄大さに
背中をそっと預けて
明日へと歩き出す
明日も日は沈むから