駄話だわ。(8)
雨の江坂 マンションESAKA702号室(八神庵の彼女の部屋)にて

コンコン…

庵の彼女
「(誰かしらこんな時間に…。)はーい…。」

庵の彼女
「庵クン!?どうしたの、ズブ濡れじゃない!
 入って!今、タオル持ってくるわ。」

(庵、リビングで体を拭く)

庵の彼女
「いつも突然ね。
 また草薙クンとなにかあったんでしょ?
 あたしのとこに来る時はいつもそう…。」

「………。」
庵の彼女
「ちょうど今お湯沸かしてたの。
 コーヒー煎れるわ。
 砂糖はひとつだったわよね。」

庵の彼女
(庵に背を向け、キッチンでコーヒーを煎れながら)
「ミレニアムファイトの出場プロフィール…
 『大切なもの』にわたしのこと書いてくれたんだね…。
 うれしかったわ。…だって庵クンの目、
 いつも草薙クンしか映ってないみたいだったんだもん。
 あれ見て泣いちゃったんだから、あたし…。」

「………。」
庵の彼女
(リビングにコーヒー運んでくる)
「はい、どうぞ。
 もうこの時間じゃ終電間に合わないわ。
 今夜はゆっくりしていくんでしょ?
 久しぶりに会えたんだし………ね?」

「(オレを泊める気か…!)」


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