第2話
「絶望の中現れた男!その名は不破 刃(前編)」の巻

日本某所、人里離れた森の中にある源柳斎家。
マキとレナ、2人の姉妹の姿があった。

マ キ
「姉さん、どうしたんだい?
 浮かない顔しちゃって。」
レ ナ
「サワダさんから連絡があったの… 
 この前は都合があって来れなかったけど、
 今度また伺いますって。」
マ キ
「(し、しつこいヤツだなぁ…)
 大丈夫、それまでにガイを探しとくよ!」
レ ナ
「いえ、今度こそ覚悟を決めたわ…!
 ううっ…(涙)。」
マ キ
「まーた泣いてるよ…。」
不破 刃
「レナ殿の心中、この不破 刃(ふは じん)お察しいたす。」
マ キ
「(ぎょっ)だ、誰だお前はーっ!!」

いつの間にやら、天井に宙吊りになっていた
筋肉隆々(そして半裸)の忍者が降りてきた。

不破 刃
「拙(せつ)の名は不破 刃…。
 源柳斎先生には生前大変世話になった。
 どうやら源柳斎家の一大事のもようゆえ、拙が助太刀いたそう。」
マ キ
「また変なのが出てきたな…。
 で、どうするんだい?」
不破 刃
「拙に考えがある。」
レ ナ
「不破さん、ご迷惑をお掛けします…ううっ(涙)。」

お見合い当日。
熊本・山田十平衛ステージ。

マ キ
「…何でここなんだい?」
不破 刃
「ウム、純和風な場所こそ、見合いの場に相応しいからな。
 …どうやら例の男が来たようだ。」
C・サワダ
「キャプテン・サワダ参上!
 源柳斎レナさん、お初にお目にかかります!」
不破 刃
「源柳斎レナでございます。」
C・サワダ
「あ…あなたが!?
 しゃ、写真とはずいぶん違うようだが…。」

つづく。


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第2話
「絶望の中現れた男!その名は不破 刃(後編)」の巻

不破 刃
「気のせいでございますわ。」
C・サワダ
「そ、そうですか。
 まあ写真など当てになりませんからなあ!
 はっはっは。」
不破 刃
「ほっほっほ。」
マ キ
「(サワダのヤツ…目と耳がそろっておかしいんじゃないのか?
  どう見ても男だろうが…。
  まあとにかく、不破がサワダを山の中に捨てて来てくれるらしいし、
  これで姉さんは開放されるな)」
C・サワダ
「おやっ?マキではないか。なんでレナさんと一緒に…。
 どう言う関係なんだ?」
マ キ
「妹だよ。名字いっしょだろ。」
C・サワダ
「なんだ、同姓なだけだと思ってたよ。
 はっはっは。」
不破 刃
「ほっほっほ。」
マ キ
「(こんな名字のヤツ他にいるか?)
 ところで『赤い服の忍者』だけど、もう探さなくていいよ。」
C・サワダ
「そうか、分かった!
 しかしレナさん、なかなか漢(おとこ)らしい方だ…
 気に入りました!わたしのパートナーになっていただきたい!」
不破 刃
「まあ、ストレートなお方。」
C・サワダ
「今度、格闘大会KOF200Xが開かれるのです。
 是非わたしと組んで参加して欲しい!」
マ キ
「えっ?」
不破 刃
「パートナーって…チームメイトの事ですの?」
C・サワダ
「その通り!
 サワダ流忍者のわたしと、武神流忍者のあなたで『NIN-NINズ』!
 我らの大和魂パワーを持ってすれば、優勝間違いなし!
 さっそく準備に取りかかろうではないですか!」
マ キ
「よ、良かったね姉さん。行ってあげなよ。」
C・サワダ
「さあ、レナさん!参りましょう!」

不破 刃の手をつかみ、どこぞへ駆けて行くC・サワダ。

不破 刃
「あーれー。」
マ キ
「姉さん、出てきていいよ…。行ったみたい。」
レ ナ
「不破さん…ありがとうございます
 …ううっ(感涙)。」
イーグル
「サワダ君…私と言う者がありながら
 …ううっ(漢涙)。」

つづく。


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