第6話
「サワダ散る!今、男はここまで美しい!(前編)」の巻

CWA・東京支部(ライデン選手控え室)。
お互い久しぶりの再開を果たし、懐かしむ2人の餓狼の姿があった。

ライデン
「なあテリーよ。
 オレも一人前のメジャーキャラになれたかな?」
テリー
「お前は立派なメジャーキャラさ!」
ライデン
「ありがとうよ。
 ところでザンギエフはまだ着かないのか?
 そろそろ試合の時間なんだが。」

その時、壁をブチ破って男達が部屋に入ってきた!

テリー
「What!?」
ライデン
「ザンギ…?ち、ちが―――う!!」

現れたのは『NIN-NINズ』!(全員上半身裸さ!)

C・サワダ
「ふっ…我ながらカミカゼアタックの威力は末恐ろしいゼ!」
M・ブドー
「どうやら、きゃつらより早く着いたようでござる。」
C・サワダ
「さて、ライデンよ!
 我がチームに入れてしんぜよう!」
テリー
「こ、こいつら一体…。
 …どうしたライデン?顔色が悪いぞ。」
ライデン
「ば…馬鹿な、信じられん…。
 よもや、あの伝説のカブキレスラー、
 ミステリアス・ブドーが目の前にいようとは…!」

ミステリアス・ブドー…
1980年代、空前のプロレスブームの中、
彗星の如く現れたカブキレスラー
見る者を魅了させるスピーディーな戦法を得意とし、
「白面の悪魔」「一撃必殺の忍者」の異名で呼ばれる
その必殺技「旋風脚」はガイの「武神流旋風脚」に酷似しており、
ブドーとガイの関係はハガーとザンギエフの関係に近いと言うのが
近年での最も支配的な説とされている
もう1つの必殺技「血風刃」も、
ハイデルンのネックローリングに非常に良く似ているが、
こちらの関連性は薄い
そして観客へのアピールに、毒霧と煙玉は欠かした事は無い
この毒霧が、ライデンの必殺技の原点になっているのは言うまでもない…

民明書房刊「傾き御免にて候(かぶきごめんにてそうろう)」より

M・ブドー
「失礼つかまつる!
 ライデン殿の説得はそれがしに務めさせて頂くが、
 よろしいかな、おのおの方?」
C・サワダ
「良しブドー、タッチだ!」

つづく。


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第6話
「サワダ散る!今、男はここまで美しい!(中編)」の巻

ライデンを説得しようとするミステリアス・ブドー。

ライデン
「そうか…事情は分かった。
 しかし、オレはすでに心の友ザンギエフと
 『サイクロンライトニングス』を結成している。
 今日も防衛戦として、ソドム&大和・ナデシコの
 『フジヤマバスターズ』との試合を控えているんだ。
 …だが、出来る事ならあんたと組んでみたい!」
M・ブドー
「お主の気持ち、良く分かる。
 相棒のザンギエフ殿に迷惑が掛かるのが心配なのだな?
 …ならば!」

テリーの方を見るミステリアス・ブドー。

テリー
「な…なんだ?」
M・ブドー
「テリー殿!お主が2代目ライデンとなって、
 ザンギエフ殿と組むのだ!」
テリー
「エエッ!?」
C・サワダ
「なるほど…幸いライデンはマスクマン。
 テリーがライデンマスクをかぶればバレないしな!」
テリー
「何がなるほどだ!そんな訳ないだろ!」
C・サワダ
「だまらっしゃい!
 ライデン、マスクを貸すんだ!」

テリーにライデンマスクをかぶせるキャプテン・サワダ!
2代目ライデン誕生の瞬間だ!

C・サワダ
「テリーよ!今日からお前は2代目ライデンだ!」
テリー
「…こんなの、すぐバレるって。」
ザンギエフ
「おお同志ライデンよ、遅れてスマン!
 さあ試合会場へ行こう、オレ達には次の闘いが待っている!」
テリー
「NO―――ッ!」

突如現れたザンギエフに連れて行かれる2代目ライデンであった。

C・サワダ
「行ったか…。おお、キミ達か。」
ラッキー
「ハアハア、さすがにラッキービジョンでの長距離移動はこたえるぜ…。
 と、ところで…ライデンは…?」

つづく。


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第6話
「サワダ散る!今、男はここまで美しい!(後編)」の巻

フラフラになりつつ、控え室までたどり着いたスポーツチーム。

C・サワダ
「遅かったな諸君!
 ライデンは今日から『NIN-NINズ』の一員さっ!」
ライデン
「何だか知らんが、そう言うことだ。」

替えのマスクをかぶりつつ、答えるライデン。

ヘビィ・D!
「な、何…オ、オレ達の苦労は一体…ガクッ。」

「あの、もし…。」
ヘビィ・D!
「わっ、びっくりした!」

「で、D!さん…でしたね。
 押し花のお代が足りなかったので戴きに参りました。」
ヘビィ・D!
「ウーン、踏んだり蹴ったりだぜ…。
 わ…分かった、いくらだい?(ゴソゴソ)
 …ウォッ!?KOFの招待状が無い!」
赤毛の男
「クククッ…貴様ら(スポーツチーム)の招待状は頂いた!」
ヘビィ・D!
「あ、赤毛の男…?
 目がかすんで良く見えんが…。」
ラッキー
「た…確かKOF95の時も赤毛の男に招待状を奪われた記憶が…。」
ブライアン
「てめえぇ…!何度奪えば気が済むんだ…!?」
赤毛の男
「あ〜ん?何の話をしてるんだ、貴様ら?
 我が名は真・獅子王ッ!
 何だか知らんが影武者の獅子王ごときが
 KOFとやらに(アナザーストライカーとして)出場したらしいから、
 今度はこの真・獅子王様自らが出ようと思ってな!
 悪く思うなよ。」
M・ブドー
「ぬうっ…げ、外道が!」
C・サワダ
「ゆ、ゆるせねえ…。
 こんな事が出来るのは人間じゃねえ…!
 て、てめえぇ…てめえのレシオはいくつだ―――っ!!」

キャプテン・サワダが語っているうちに、さっさと立ち去る真・獅子王。

ヘビィ・D!
「…止めてくれよ。」
C・サワダ
「ゆ、許せ………ハラキリッ!(ブシューッ)」

突然、腹をかっさばくキャプテン・サワダ!

C・サワダ
「い、一死大罪を謝す…
 これが男の死に様じゃーっ!」
スポーツチーム
「ク、クレイジー!」

「あの…介錯、務めさせて頂きます…。」

第7話へつづく。


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