第9話
「猛者集う!燃ゆる裏KOF(前編)」の巻

KOF200Xの決戦闘場である巨大コロシアム。
その観客席に、ピンク色の胴着を着た男の姿があった。

ダ ン
「オラッ、マイナーキャラのマイナーキャラによる、
 マイナーキャラのための試合を見て、よーく研究するんだ!」
ブランカ
「オレだぢ、マイナーギャラじゃないがら、でれながっだんだよな。」
ダ ン
「それを言うなよ、ジミィーッ!
 せっかく苦労して招待状をゲットしたっていうのによう!」
さくら
「でも、それだけあたし達がメジャーキャラって事だよね?」
ダ ン
「そ…そうだな!有名人もつれえぜ、まったく!」
マルコ
「しくしく…(涙)。」
ダ ン
「んっ?まだ泣いてんのかお前?
 サイキョー流に入れるのがそんなに嬉しいか!」
マルコ
「ううう…極限流チームと間違えて、
 変なチームに入ってしまったわい…。
 リョウ師範達は山ごもりをしたっきりで行方知れず…
 どこ行ったんだろう…。」
ダ ン
「ところでよう、さくら。
 前にお前が近所で見かけたって言うすげえ格闘家ってのはいたのか?」
さくら
「そう言えば出てないみたい。
 見た事もない人だったから、マイナー格闘家だと思ったんだけど…。」
ダ ン
「ふーん。でも、どんなすげえヤツだったんだ?」
さくら
「うん。上半身裸で…
 うまく言えないけど、すっごい(変な)人だったよ。
 あまりのすごさに、あたしも一緒にいたアテナさんも
 逃げ出しちゃったもん。
 ひょっとすると火引さんよりすごい(変な)人かも…。」
ダ ン
「なめんじゃねーぞ!
 このオレよりすげえヤツなんかいるか!
 そんなヤツ、チョー余裕ッス!」
さくら
「あはは…やっぱり火引さんよりすごい(変な)人はいないね!」
ブランカ
「『ずごい』っで、なにがずごいんだ…?」
マルコ
「うう…お〜いおいおい(涙)。」
マ キ
「…なんだか後ろの席の連中、うるさいねえ…。」

つづく。


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第9話
「猛者集う!燃ゆる裏KOF(後編)」の巻

さくら
「あれっ?マキさんじゃないですか?」
ダ ン
「んっ、武神流のねーちゃんか。ちょうどいい。
 サイキョー流と武神流の合併の件についてだがよ…。」
マ キ
「何だ、アンタ達も来てたのかい。」(↑無視)
さくら
「いやーっ、ワクワクしますね。
 ほら、出場してる人達、知らない人達ばっかだし!」

大会のパンフレットを見せるさくら。

M・ブドー
「むう、どうやら第1試合にハガーのチームが出るようだな。」
ライデン
「あ…あの伝説のレスラー、マイク“マッチョ”ハガーか!」
マ キ
「ああ、市長ね…。誰と組んでんの?」
M・ブドー
「リチャード・マイヤ、カーマン・コール、李(スト1)…。
 …知らぬ!いずれ劣らぬマイナーキャラであるな。」
ライデン
「リチャードか…奴はカポエラ殺法の名手だ。」
不破 刃
「カーマンさんは確かロバートさんの家のエージェントですわ。」
マ キ
「ふーん。で、この李ってのは?」
さくら
「あ、この人!
 前に神月さんの開いた大会で闘ったことあるよ!」
ユ ン
「それはオレ達の叔父貴さ!」
マ キ
「おっ、リー兄弟じゃねえか。」
ヤ ン
「よく見とくんだな、叔父貴の凄まじいまでの強さを…。」
さくら
「(あたし、その人に勝ってるんですけど…)」
アナウンス
「それではこれより第一回戦を行います!」
マ キ
「ああ…見ろ!
 闘場中央からまばゆい光と共に、
 何やらリングらしきモノがせり上がってくるぞーっ!」
ライデン
「リングらしきモノじゃねえ…あれはリングそのものだ!」
審判
「このリング上で選手達は雌雄を決してもらう!
 それでは第1回戦、第1試合!選手入場!」
アナウンス
「あーっと、『マイク“マッチョ”ハガー』のテーマに乗って、
 ハガー率いる『ヒゲ☆ダンディーズ』が入場してまいりました!」

リングに上がるヒゲ☆ダンディーズ。
相手チーム4人も登場し、リング上は8人のむさ苦しい男達でいっぱいだ。

審判
「今大会ではストライカー制を採用しているゆえ、
 試合に出る3人で勝ち抜き戦を行ってもらい、
 残り1人はストライカーになっていただく!」

「みんな、がんばるアルよ!」
マ キ
「ストライカーじゃん…。」
ユンヤン
「………。」

そんなこんなで、大会は進行して行った…。

第10話へつづく。


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