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第18話
「キャプテン・サワダは神風と共に去りぬ(完結編)」の巻
キャスター
「こんばんは。ニュースコンボ7の時間です。
…昨日起こった『盟王島』での爆発事故は、
幸いにも死傷者を出すことなく無事に消火活動を終えました。
この爆発事故の当日、盟王島特設会場では
格闘大会『KOF200X』が行われていました。
様々な世論を巻き起こしたこの大会、
次回の開催はあるのでしょうか?
それでは、優勝チームのインタビューをお聞き下さい。」
ヘビィ・D!
「また俺達の時代が来るぜ!
次のKOFも楽しみにしてな!」
ダック
「Hey!今度はオレのダンスも見に来てくれよ!」
ラッキー&ブライアン
「あの…オレ達、1回も試合に出てない気がするんだけど…。」
キャスター
「…続いて街頭インタビューです。」
子供A
「凄かった!また見たい!」
子供B
「テリー(ファイヤースープレックスの主人公)カッコよかった!
がんばって鍛えて、いつか同じリングに立ちたいな!」
子供C
「そういやボク見たんだ、優勝の時に、藤堂城の上で…。」
半年後…。
日本某所、山中を歩くマキと姉のレナの姿が合った。
レ ナ
「あらっ?こんな所に温泉があったのね。」
マ キ
「ここは一般には知られてない、猿専用の露天風呂なんだってさ。
……って、人が入ってるーっ!!」
温泉に浸かっていたのは、
キャプテン・サワダ、不破 刃、ミステリアス・ブドーの
『NIN−NINズ』であった。
C・サワダ
「おお、マキにレナさんか…。」
不破 刃
「なかなか良き湯ですぞ。」
M・ブドー
「まあ、入られよ。」
レ ナ
「遠慮させていただきます。」
マ キ
「相変わらずヒマそうだねえ、アンタ達。
…でもさ、サワダ流、不破流、武神流…結構すごいメンツだよな。
これだけ揃えば、メジャーになるのも夢じゃないんじゃないか?」
男
「ふっふっふ…
おぬしら、メジャーになりたいそうじゃな。
ならば、このわしがメジャーキャラのなり方について
教えてしんぜよう。」
マ キ
「じいさんのくせにスゲえ体してやがんな〜。
…んっ?」
一 同
「…とととと、藤堂竜白ッッ!!」
湯けむりの向こうから、ふらりとやって来た男…。
まぎれもなく藤堂竜白その人だった。
M・ブドー
「確か『ボツキャラ墓場』で強制労働を課せられていたのでは?」
藤堂竜白
「ふ…半年間の働きが認められ、生の世界へ帰還できたのじゃよ。」
C・サワダ
「元気そうで何よりだぜ。
で、ご老体!どうやってメジャーになるのかね?」
藤堂竜白
「うむ。では、誰がメジャー、マイナーを決めると思う?
…それは天が決める!」
C・サワダ
「ほぉ。」
藤堂竜白
「このわしとて、最初からマイナーだった訳ではない。
『龍虎の拳2』が出た時…
まわりを見渡せば、わし1人が取り残されていた…。
ただ、それだけの事だった。
じゃから、わしやおぬしらが歴史の表舞台から消えていったのも、
すべて天の決めた事なのじゃ。」
一 同
「………。」
藤堂竜白
「ところで。今日ここに来た用じゃが…。
どうだサワダ…香澄の婿になってはみんか?」
一 同
「!!」
藤堂竜白
「おぬしにはその資格が十分にある。」
C・サワダ
「…日本男児の生き様は、色なし恋なし情けあり…ってね。
それより…オレの弟子にならないかい?」
一 同
「!!」
藤堂竜白
「…ふっ…ふはははっ!強情な奴め。」
一 同
「(や…やっぱりすげえな、この人は…!!)」
藤堂竜白
「そうか、おぬしはすでに天に愛されておったのだな。」
C・サワダ
「(にやっ)」
その後、キャプテン・サワダは三たび姿を消す。
彼の行方を知る者は少ない…。
不破 刃
「ヤツは神風のように現れ、神風のように去る…。」
M・ブドー
「それがヤツの宿命(さだめ)!」
骸流島――
対峙する2人の武士(サムライ)の姿があった。
覇王丸
「丸腰だからとて容赦せぬぞ!」
C・サワダ
「つべこべ言わずにかかって来い!」
覇王丸
「どりゃあぁ!」
C・サワダ
「ハラキリッ!」
完!
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