麻宮アテナ(4)

アテナ
「こんばんは、アテナです!
 この間はとり乱しちゃってゴメンなさい☆
 響さんったら本気なんだもん!
 …因みにもう三人は越えちゃったそうです…。
 ッさあ!気をとりなおして早速インタビューにレッツゴー!」
覇王丸
「ほぉ、こいつぁまた面妖な見せ物をやってるな。
 『いんたびゅー』たあなんだい?」
アテナ
「あ、覇王丸さんです!
 ちょっとお話うかがってよろしいですかッ!
 あ、今試合を終えたばかりなんですか?」
覇王丸
「おうよ!
 この祭に集まってる武芸者どもには楽しませてもらってらぁ。
 見たこともねえ術を使ってきやがる。
 もっとも、さっきの試合の相手は腕っぷしで勝負の剛力自慢だったがな。」
アテナ
「あの、対戦相手のお名前は?」
覇王丸
「名前?さ〜て、なんていったか…。
 紅のふんどし一丁でな、変わったマゲを結ってたぜ。」
アテナ
「じゃあ、E・本田さん…」
覇王丸
「そうそう、ヒゲと胸毛もこれまた大層なもんだったな。」
アテナ
「あ…なるほど。で、どうでした!?」
覇王丸
「この河豚毒の切っ先を目の前にして、
 『俺の鋼の肉体はなにものにも勝る』ときやがった!
 敵ながらあっぱれ、見栄もあそこまでいきゃあ真のもののふよ!」
アテナ
「すっごーい!さすがの覇王丸さんでも
 あの身体にキズをつけることはできなかったんですね〜!」
覇王丸
「なに言ってんだい。
 刀で人間が斬れねえワケねえだろ。」
アテナ
「………え………。」
覇王丸
「いやあ、快勝だったぜ!今夜は祝い酒としゃれこむか!
 じゃあな嬢ちゃん!」
アテナ
「…悲しいお知らせです…。
 ロシアの英雄、ザンギエフさんが…」


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