君去りし後に


・えーっと、あとはタリスマンにお守りに… ドーン! この薬壷、暖炉の上に
置いてもいい?
・ ……あ、うん。  いいよ、どこでも…
・ドーン… バフィーがあんなことになっちゃって、あなたがその…辛いのは
よくわかるわ。でも、元気出してね。これからは、私達がついてるわ。
・うん… 大丈夫、だよ。もう、平気… あの後、思いっきり泣いて、もう泣くの
やめようって…決めたから。
・そう…。でも、無理しないでね。私達にできることがあったら、なんでも言って
ちょうだい。そうね、勉強をみる、ってのはどうかな? 数学とか。
・それがいいわ! ウィローの個人レッスンなんて、私が受講したいぐらいよ。
うらやましいわ〜。
・えっ…<グシュ す、数学〜〜!? 冗談やめてよ〜〜。
・ホホホ、冗談なんかじゃなくてよ? ウィローお姉さんが、優しく、懇切丁寧に
まずは基礎からみっちりと教えてあげるわ♪
バン!!ドアが開く 

 …個人レッスンなんて許さん、絶対に許さねえぞ、オレは!
・あ、スパイク… Hi .
・スパイク!? あなた、どっから入って来たのよ!?
・ほう、随分とご挨拶だな。言っておくが、もしドーンに個人レッスンと称して
セクハラまがいのことをしたら、絶対、オマエを、噛むからな! 頭痛がしてもだぞ!!
・!! 下品な想像しないでよ!! あなたこそ、チップのせいで脳が桃色に
変色しちゃったんじゃないの? ハッ!
・なんとでも言え! …オマエら、ドーンと一緒に住むんだってな。
んじゃ、オレも今日からここに住まわせてもらうぞ。オレには、ドーンを守る義務
ってものがあるんだ。
帰れ。じゃない、その、スパイク、あなたの気持ちは嬉しいけど、
私とタラだけで充分よ。ホント、大丈夫だから…ね。 <汗
・ハア…<ため息 だから心配なんだ。ったく、フツーの女ならイザ知らず、
オマエらは…そのー、なんだ。
・その、何? その続き言ったら、今度こそあなたにトドメさすわよ。
いい? アタシ達はレズビアンだけど、相手に対して不誠実なことはしないわ。
そりゃー、まぁ、ドーンはとってもかわいいし〜、あのキレイなストレートヘアを一度
指ですいてみたいわ〜…とか、思ってみたりもするけど。
・ウィロー!?
・ますます心配じゃねーか、それじゃあ…。
・コ、コホン…
と・に・か・く! あなたみたいに、偏見に満ち満ちた、しかもヴァンパイアと
なんか一緒に暮らせないわ。またベッドに押し倒されたりでもしたら大変だしね!
さ、早く出てって頂戴!
・ベッド!? スパイクに!?
・スパイク… どういうことだか、説明してもらえる?<SNIKT!!
・杭の先っちょ人に向けながら話しかけるなよ、オソロシイ!!
いや、それはだな、ウィローがコロコロ太っててとっても美味そうだったから…
<ヒュン!!(スパイクめがけて花瓶が飛んでくる) 

グワッ! イテッ!!

・誰がコロコロよ〜!! これでも一生懸命、ダイエットしてるんだから〜〜!!
<ヒュン! ヒュン!!
・ウィロー、それ、ちょっと違うと思う…
・イ、イテテテテ… や、やめろ! おい、ドーン!! フォローを頼む!
・ ……サイテー。

〜こ う し て 4 人 の 奇 妙 な 共 同 生 活 が 始 ま り ま し た 〜

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