・ドーン! 今日の夕飯はスパゲッティー・ミートソースでいい〜!?
・<上の部屋から オッケー! 期待してるよー!!
・<TVを見ながら おう! 構わねえが、ニンニク刻んだの入れやがったら
承知しねえからな!
・出てけ。 …じゃなかった。 スパイク、今日はもういいから、
早く自分の家に帰りなさい。 ああ、今なら私、あなたにつきまとわれていた時の
バフィーの気持ちがよくわかるわ。
・まあまあ、一緒に食事するぐらいはいいんじゃない? はい、これ。
・ 何だこりゃ…玉ねぎ?
・玉ねぎは皮をむいてみじん切りにしてね。あと、サラダ用のオニオン・スライスも
お願いね。全部終わったら、そうだ、ドレッシングを作ってもらおうかしら。
あなたも、エプロンする?
・ ……。(上の部屋に向かって) ち〜び〜! ちびちゃ〜ん! ちょっと
降りといで〜〜〜。
・ドーンはダメッ! 彼女、今、数学の特訓中なんだから!!
・<くすっ すごいのよ、ウィローったら。ドーンのための特別プログラムだとか
いって、数学の計算問題を100題、制限時間内に100点とれるまでやらせる!
なんてことしてるんだから…
・む、むごいマネを… ヴァンパイアのオレが聞いても体中に震えが走るぜ。
やはり、ドーンにはオレがついててやらなくちゃ…わかった、わかった!
・がんばってね。ヴァンパイアなんだし、切ったりさばいたり殺したりっていうのは
得意中の得意でしょ?
・ああ、そうだ! ホレ、玉ねぎのみじん切りなんか、ちょちょいのチョイ…
くそ〜〜〜ッ! 目が〜〜! 涙が止まらねぇ〜〜〜!!
・ああ、スパイク。そういう時は、鼻の中に玉ねぎを少し切ったヤツをつめると
涙が出てこないんだって。<ケケケッ
・あら、私が知ってるのは、目の下に玉ねぎをこすりつける、ってのだけど。<フフフ
・やってみろ!! 人事だと思いやがって!!
<トントントントン… く〜〜〜ッ、やっぱり目が痛い…(目頭をおさえる)
・冗談よ(笑)。あとであなたの好きなオニオンリングも作ってあげるから。
・けど、ほら、普通ヴァンパイアって食事しないんでしょ?
スパゲッティとかオニオンリング食べたりするヴァンパイアってのは、その、
やっぱ、ヴァンパイアとしてはかなり悪食、ってことなのかしら?
<ジュ〜〜〜〜(たまねぎのみじん切りを炒める)
・勝手なこといいやがって。血液パックは高いからなかなか買えないし、かといって
ブタとかトリの血は激マズだし、代用食でも食べなきゃやってられねーからだよ!
・代用食だなんていってる割には、オニオンリングにこだわりあるみたいじゃないの。
<オニオンに衣をつける そのうちだんだん、食生活にバリエーションがでてきて、血を吸わなくても
いいようになるかもしれないわね。良かったじゃないの。
・良かねーよ! あ、いけね! 「ドーソンズ・クリーク」が始まっちまう!!
オイ、オレはあっちの部屋でTV見てるからな! あとは良きにはからえよ。
あ、そうだ。ビール、ビール…
・ちょっと、スパイク! 手伝うんなら最後まで手伝って…
フ〜ンだ、変なヴァンパイア。ホームへ!
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