・ねえ、スパイク。義和団の乱って、何年だったっけ?
・学校の宿題か? あれは確か、1898年だったか。
・ありがとう! え〜っと、1898年…。<カキカキ…(レポート用紙にペンを走らせる)
・フン…神が拳を助け、義が団に和するのは、鬼子が中原を荒らすからである。
彼らはキリスト教を宣伝して、天を冒涜し、神仏を敬わず、祖先を忘れる…
…鬼子は誠に人の生む所ではない。これを疑うなら、仔細にみるがよい。
鬼子の眼睛は藍色ではないか…。
・何それ? 鬼子って、ヴァンパイアのこと?
・さあな。当時のビラに書いてあった文句だ。
まあ、オレにとっては、祝!第1回「スレイヤー殺し記念日」…
・<パタパタパタ…(階段を駆け下りる) ごめんなさい、ちょっといいかしら?
エイミー! エイミーみてない!?
・エイミー? 見てないよ。カゴの中にいないの?
・そ、それが、運動させようと思って、しばらく私の部屋の中に放しておいたのよ。
そしたら、ドアの隙間から外に出ちゃったみたいなの…
・ねずみ? ほっとけ。ハラがすいたら、そのうちひょっこりでてくるだろう。
・とにかく、家の外から出さないように窓を全部閉めて。ドアもよ!
急いで!!
・あああ、どうしよう〜〜〜 エイミー!! いたら返事して〜! エイミー!!
・まあ、落ちつけってば。<ガラガラガラガラ…(窓を閉める) そうだな、チーズあるか?
・チーズ! そう、チーズよ!! <パタパタパタ…(台所に走っていく)
・困ったわ。ねずみなんて、小さいからどんな隙間にも入っちゃうし…。
スパイク、この近くでエイミーのにおいとかしない?
・オレは犬じゃねえ!! …しねーよ。
ここんちの地下室だったら、ネズミのにおいプンプンだけどな。<ハッ!
・いるの!? 地下室に!? い、いっぱい!?
<ギュ!(スパイクの服の袖をつかむ)
・は〜い、今日は奮発してカマンベール・チーズにしたわ!! エイミー!
出ておいで〜〜! エイミー!!
・ハァ…<ため息 呼んで返事をする相手でもないだろうが。
コイツをねずみが一番隠れていそうな、戸棚のスキマの近くとか、冷蔵庫の
周りに仕掛けておくんだよ。
・コ、コホン… そ、そんなこと、わかってるわよ!
・貸してみろ。 洗面器とつっかえ棒、あとは糸をこうやって…ほらな、こうすると、
ねずみがチーズをくわえた瞬間、ここのつっかえ棒が倒れて、洗面器がスポッ、
ってかぶさる仕組みだ。
・ふーん。でもこれ、ホントにうまくいくのかな…
さて、エイミーはどこへ行ってしまったのでしょうか。
みなさんも、エイミーを探してください。
部屋のすみっこなんかがあやしいですよ。
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