Tekken Tag Taunament?

「業火の中で」

落ちていく。
ぽっかりと、丸い空が見える。
オレを火口に葬って、得意げなオヤジの笑い顔が見える。
高熱の空気がオレの皮膚を焦がしていく。
コノママデハ、シヌゾ・・
オレの体が灼熱の炎に包まれる。
サア、イマコソ、ワレトヒトツニ・・!!
オレの体は一瞬溶け、そして紫紺の翼を広げて浮かんだ。

神秘的な力と一心同体となり、間一髪のところで助かったカズヤ。
デビカズ:「ふー、やばかった〜。あのクソオヤジ、実の息子を本当に火口に突っ込むとは・・。
ま、いい。今度こそケチョンケチョンのグチャクチャにして息の根を止めてやる。
それになんていったっけ、そうだ、風間準! あのバカ女に骨抜きにされてカズヤが
弱体化しちまったからな〜。ん〜、でも美人だし殺すにゃもったいないな。
よし、あの女、まずオレ様直々に手篭(キャッ!)にしちゃる! 
そのあとで想像を絶するあんなことやこんなことしてポイすれば、
ヤツめ、二度と立ちあがれなくなるだろう。ぐふふふふ。」
ゴオオオオオッ!!
そのとき、アヤシゲな想像にふけっていたデビカズの背中に、
天罰とばかり巨大な炎が吹きつけた!
デビカズ:「アチアチアチアチ!! な、なんだあ!」
準:「アンタねえ、人のことなんだと思ってンの!!」
デビカズが後ろを振り返ると、そこには等身大ゴジラの着ぐるみ(体長30メートル)を着て
巨大化した準がズシン、ズシンと憤怒の形相でデビカズに迫ってきていた。
デビカズ:「げえええええ!! 風間準! なしてそんなに巨大化したああ!!」
準:「うるさいッ! これでもくらえ!」
準はムン! とデビカズにむかって、まるでハエでも叩きつぶすかのように腕を振り下ろした。
ベチッ! あっというまに地面にたたきつけられるデビカズ。
準:「とどめだあ〜!」
ゴオオオオオオオオオッ!!
一千度は軽く超えるであろう、準ゴジラの業火がデビカズに容赦なくふりそそいだ!!
デビカズ:「だあああああ! アっチいいいい〜〜〜!!」
・・・ホワイトアウト。

一方、そのとき準は南国にいた。といってもバカンスではない。それどころか・・。
準:「なしてアタシがこうなるのよ〜!!」
準はロープでぐるぐる巻きにされて吊るされ、足元にはキャンプファイヤーのように
燃え上がる火がくべられていた。
準:「イヤ〜!! いまどき人食い人種〜!? 放してええ!」
そして儀式なのかなんなのか、まわりをとり囲むようにして屈強な男たちが勢ぞろいする。
準:「ゲッ! ちょ、ちょっと待ってよ!」
その男たちというのが、ポールにロウ、キング、アマキン、レイ、ペク、
ブルース、ガンリュウ、ファラン、そして仁・・といったなじみの連中が・・
全員上半身ハダカでこしみのつけて・・激しく踊りはじめた。
準:「ちょ、ちょっと! なんなのよこれわああ! 仁! なにしてんのよ、
アンタまでこんなバカどもと同じカッコ・・いや、早く助けてよ!」
準の必死の声も届かず、踊りは最高潮を迎え、男たちの円の中央では
美しく着飾ったエディ・ゴルドーが、踊り子よろしく妖艶かつ激しいダンスを繰り広げた。
カズヤ:「よーし、ではロープを切れー!」
準:「・・その声! カズヤぁ!?」
吊るされている状態で顔をあげると、はるか上でカズヤがカメハメハ大王のごとく王座に鎮座していた。
準:「どーいうつもりよー! コラぁ、カズヤァ!!」
カズヤ:「これでオマエさんもジ・エンドだな。いっや〜、苦節20年、やっと解放される日がきたわい。」
準:「だからって丸焼きはないだろ〜!!」
カズヤ:「じゃあな〜。」
死刑執行人・吉光の、吉光ブレードが容赦なくロープをたたっ斬り、
業火の中へまっさかさまに落ちていく準!
準:「あっちちちちちちちち!! キャァァァーー!!」

カズヤ&準「あっちちちちちちち!! あっつーいい!!」
同じベットに寝ていた2人は同時に目がさめて、天井を貫くような声で叫んだ。
カズヤ:「あ、準、オマエ! よくも人のことハエみたいに・・!!」
準:「なに寝ぼけてんのよ! それにねえ、アンタこそ・・なにコレ、シーツがホントに熱いじゃない!!」
カズヤ:「シーツじゃねえ、シーツの下に敷いた電気毛布だ。オマエ、設定温度何度にしたんだ!?」
準:「何度って・・あっ!!」
カズヤ:「どうした?」
準:「熱いはずだわ、これじゃあ・・」

なにかのはずみでずれたんだ・・。

「電気毛布設定温度:
ダニごろし