Tekken Tag Taunament?
| 「ファラン、デビューする!?」 ファラン:「ううう〜!! 『Y2K』め〜!!」 仁:「はあ、おまえもか。Y2Kの被害って、けっこう細かいところで出てんだよな〜。 いや、俺もびびったぞ。なんせ年を越したと同時にオレのかわいい『手のひらピカチュー』 が誤作動起こして、ビガ〜〜〜〜、ヂヤ〜〜〜〜ッ!!」 って鳴きだしたんだからな〜。おまけにウチのナンバーディスプレイまで 日付がおかしくなっちゃったし。やっぱ甘くみちゃいけないよな。」 ファラン:「てめえのシュミの話じゃねーぞ!! 『Y2K』っていえば今、 韓国で大ブレイクしているバンドだ! く〜〜ッ! しかもメンバー3人中2人が日本仁! いや日本人だ!!」 仁:「? 何いってんの、お前。」 ファラン:「よし! オレは決めた!! テコンドーもできるロックバンド!! オレは、デビューするッッッッッッッ!!!」 仁:「ええ〜〜〜〜〜ッ!! 」 あまりに突然で、しばし呆然とする仁。一方のファランは鼻息荒く 瞳は未来に向かってキラキラと輝いている。 仁:「デビューするったって・・ってなんでテコンドーもできるバンドなんだよ?」 ファラン:「ソロでやってもいいけど、やっぱ時代はバンドっしょ? ん〜そうだな、仁、メンバーそのAはおまえに決めた!! いっしょにしようぜ〜。」 仁:「ヤだ。それになんで俺が・・。」 ファラン:「確かにオレはお前が大っ嫌いだ、今すぐボコボコにしてやりてえ・・ が、お前ンち、超お金持ちだからな、バンド活動っていろいろ物入りなのよ。 で、ま、いわゆるパトロン兼メンバーってことで・・。」 仁:「いっとくが、ウチは確かに金持ちかも知れないが俺はお金ないぞ。 なんせ、母さんは締まり屋だし父さんはあれじゃーな。」 ファラン:「お前がカアチャンに泣きつけばサイフのヒモもゆるむって! あとはテコンドーもできるっていうのが絶対条件だからな、お前もペク先生のとこに 早速入門しろ。あ、いっとくけどそうなったらオレ、お前の兄弟子だかんね、ア・ニ・デ・シ。(^^)」 仁:「絶対破門されるぞ・・お前。」 シャオ:「さっきから話聞いてれば、相変わらずお笑いに走ってるね。アンタ達。」 ファラン:「お、お笑い!? オレとコイツが、かー!?」 仁:「・・・・(お、俺とコイツが同レベルー!? )」 シャオ:「だいたい、なんでバンドとテコンドーなのよ? テコンドーでダンスでもするわけ??」 ファラン:「あー、それそれ。今はな、バンドっていってもただ歌と踊り やってりゃいい時代じゃねーのよ。やっぱ、こうコストパフォーマンスに インパクトの強いものもってきたいわけ。メンバー全員テコンドー選手やってます! っていったら、反響すごいぞー。」 シャオ:「なら、カラテだっていーじゃん。同じ格闘技なんだし。」 ファラン:「リーダーはオレだ! よってリーダーのいうことは至上命令!! 文句あっか!!」 シャオ:(ワガママ・・) ファラン:「あ、シャオ、お前もメンバーそのBにしてやるから。」 シャオ:「え〜、ヤダ、めんどくさいよ〜」 ファラン:「あ、バンド名どうしようかな〜、ん〜、『アイアンフィスト』ってのは?」 シャオ:「なによ、その一昔前のヘヴィメタのような名前は・・」 ファラン:「じゃ、じゃあ『TTT』ってーのは・・」 仁:「・・どあほ。」 ケーサツ。 ファラン達3人は、どきどきしながら応接室で待っていた。 レイ:「お待たせ〜、不良少年達。なんだ、こんどはコブ付きで補導されたか。 で、オレになんかようか〜?」 ファラン:「あ、レイさん、こんちわ!! 実はオレ、今度本格的に デビューしようと思いまして・・それで、芸能界の音楽関係の方を紹介して いただきたいんですけど・・」 レイ:「はあ??」 スーパーポリス・レイは、こうみえても、CMに出たりするなど、 芸能界ともかかわりあいが強い。レイとファランの知り合ったり理由が たとえ補導する側される側だとしても、ファランがこの有力なコネを見逃すわけはなかった。 レイ:「ふ〜ん、バンドね〜。で、お前はなにすんの? ボーカル? ベース?」 ファラン:「あ、オレはボーカルっス!」 仁:「いっとくけど俺、できる楽器は縦笛とかピアニカぐらいだけだぞ。」 シャオ:「あたしも〜。なんでファランがボーカルなのさ!?」 ファラン:「うっせーな! バンドっていえばボーカルだろう!!」 レイ:「まあまあ・・そうだな、音楽関係で参考になりそうなヤツなら一人いるぞ。今、呼ぶな。」 ファラン:「ほ、ホントですか〜!!(感涙) だ、誰でしょう!?」 ブライアン:「・・呼んだか?」 3人「・・!!!」 レイ:「あ、悪いね。わざわざ。」 ファラン:「な、なんでブライアンなんじゃあ! このオヤジ、期待しただけソンだったぜ!!」 レイ:「お前のためにわざわざ呼んだんだぞ! じゃ、ブライアン。 取調室でコイツらになんか一つ歌ってやって。」 ファラン:「なんだあ!? なんでブライアンの歌なんぞ聞かにゃいかんのじゃ!! しかも取調室で!!」 レイ:「あそこけっこう音響いいのよ。防音効果バッチリだから(^^)」 ファラン:「(・・ゾク)、だからってどーしてブライアン・・ま、いいか。俺が聞いて採点してやる。」 レイ:「はいはい・・ま、ちょっくら聞いてみな。」 Bryan・Fury 『Kyoto Joe』・・ 30分後・・すっかり青い顔をした3人が、取調室から幽鬼のようにゾロゾロ出て来た。 シャオ:「さーて・・帰ろっか・・みんな。」 仁:「悪いことはいわん。テコンドー1本にしろ、ファラン。」 ファラン:「ううう・・ち、ちくしょー!! ブ、ブライアンなんかに・・!」 レイ:「な。ブライアンのヤツ、元警察官だけど自作CD何枚かつくってたのさ。 ま、アマチュアでこの程度だかんね〜、よくかんがえてみて。」 ブライアン:「・・おい、レイ。いっとくが一曲一万円だからな・・」 ファラン:「ケッ・・ブライアンの野郎があんなに歌がうまかったなんて・・」 シャオ:「ま、プロっていうのがあれ以上なんだよ、ってことがわかっただけでもいいじゃない。 バンドするのは趣味ってことで。」 仁:「そうだな、デビューとかそんなこと考えずに楽しんでやればいいんじゃないか? バンドってのは。・・そういえば、ファランの歌っていうのも聞いたことがないな。」 ファラン:「え、ああ、オレの? 聞きたい? 聞きたい? それじゃー、カラオケでもいいってみようか!!」 シャオ:「ええ〜? でも行きた〜い! 仁もファランもどんなの歌うの〜??」 仁:「え、オレは・・ミスチルとか・・Bzとかぐらい・・」 ファラン:「・・おまえらしいな。ま、オレの歌をた〜っぷりと聞かせてやる。」 数時間後・・ 某電脳猫のガキ大将よりもヒドイ声がカラオケボックスに響き渡っていた。 シャオ:「ううう・・も、もうやめようよ〜! ファラン〜!!」 ファラン:「うっるせー! オレの歌を聞けェ〜!!」 |