幸いなことに「コイツ」は約束を守った。
以来、誰にも知られることなく「ひっそり」「こそっ」と、イベントを楽しんでいる。
だが、その後、
高校の時の友人が実は売り子さんだった
ガッコの後輩がコスプレして会場を練り歩いていた
カラオケの時にほんの遊びゴコロで「残酷な天使のテーゼ」を選曲したら、たちまち友人達が大合唱はじめた
等が次々と判明し、TODOはいたく悩んだ。
今になって思えば、おかしいと思うフシはあったのだ。
休日が近づくごとにそわそわする後輩達。
コンビニでコピーに1時間ちかくかけてヒンシュク買った友人。
なにが入っていたのかは知らないが、B4版の茶封筒が飛び交っていた周囲。
・・って、だましてたな!
みんなしてTODOをだましてたな!!
「教えてくれたっていいじゃんか、ケチー」
といったら、
「コイツ」いわく、
「TODOさんって、いかにもジャニーズ系キライそうだから、別にいっかな、って。」
はい、そうですよ。
そうか、ジャンルが違ってた・・。
同人だのやほひ話だのがでたところで余談を一つ。
TODOは「少女マンガは嫌い」「やほひお断り」だが、青池保子の「エロイカより愛をこめて」
というマンガがすごく気に入っていた。
知っている方にとっては、アンタそりゃ全然嫌いじゃないじゃん、とつっこみの一つも
いれてやりたくなるだろうが、いわずもがな内容は「少女マンガ」で、「エロイカはホ○」だ。
だが「こんなNATO絶対ない」「KGBが全員グラサン」なベタな話の展開はTODOのハートを
ガッチリキャッチした。
だがしかし、このマンガを最初に貸してくれたのはTODOの(母方の)叔父だった。
「ホ○」、の意味を知らなかった頃は笑って読んでいたものの、後年
「なんでおじさんがエロイカなんて全巻(まだ続いているが)そろえちゃったんだろーなー」
という疑問が頭をもたげ、TODOは意を決して、TODOの叔母(母の妹)に聞いてみた。
「えー、そんなに変かなー。でもねー、TODOのねー、お母さんもねー、読んでたよー。」
なんですとお!?
「うんー、TODOのお母さんねー、『風と△の歌』とかねー、『×ーの一族』とかねー、
美少年ギムナジウムもの? が好きだったのー」
がーん!
「あとねー、TODOのお父さんもねー、結構読んでたよー」
やめろぉおぉおぉー!!
因縁というか因果応報というか、呪われた血脈を感じませんか、ねえ。
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