RCグライダー@霧ヶ峰2002秋

我々の山行きはどうして天候に恵まれないのでしょうか....
平成14年9月22日、長野県地方の予報はまたもや「雨」
それでも一握りの希望を抱いて、早朝6時我々は出発しました。

今回のメンバーは、岐阜ラジコンフライヤーズから、大嶽、内藤、川崎、木島。一宮から、鳥栖、三浦、南谷、伊藤の合計8名。2台のワゴン車に分乗し、一路霧ヶ峰を目指しました。


心配していた雨はないものの、山はガスが低く垂れ込め、冷たい北風が吹いています。
「いや、ガスが来ているときは(グライダーが)よく上がるんだよ」という南谷氏の言葉に励まされ、我々はいつもの富士見台ランチ・ポイントに移動しました。

夏〜秋は雑草が高く生い茂り、歩くのも一苦労です。
そのかわり地面は固く締まっていて、4WD車であればポイントのすぐ近くまで行くことが出来、かなり助かりました。

さて、まずは機体が壊れないうちに記念撮影です。
印刷用オリジナル・サイズのデータはこちら(285KB:ダウンロード注意!)



今回の目玉は内藤氏の新作、またまた翼長3m越えの大型機です。
昨夜は午前3時まで作業を続けていたそうですが、まだ調整不足とのこと。翌日は雨の可能性が高いということで、早速組み立ててお披露目です。
各舵の舵角、モーターの調子などを皆に確認してもらい、早速初飛行と相成りました。

助手を務めるのは川崎氏。モーター全開で放たれた機体は、スロープからに強い吹き上げの風に乗って緩やかに上昇を続けます。

発航シーン(WMV形式:460KB)

「トリム右取ってぇー」
「反対やったぁー、左、左!」

大騒ぎしながらも、そのようなやりとりが十分出来るぐらい穏やかな飛行でした。
モーターランがちょっと短かったようですが、スーッと伸びのある滑空でランチポイント後方の草地に見事に着地。初飛行成功です。

春と違って草が伸びているので機体は痛まないようですね。でもそのかわり谷底に落としたら探すのに一苦労しそうです。

 

続いて、南谷氏の Twin Aster の発航です。
機体が投げ出されてからカッコよくモーターを回そうとした南谷氏。ところがなぜかモーターが始動しません。
機体はそのまま藪の中へ! しかしここでも高く伸びたススキのおかげで機体は無傷で回収されました。

手投げ失敗?(WMV形式:360KB)

ここで参加の皆さんの表情を...

 

可愛らしいハンドランチ機は鳥栖氏。今回は強風に翻弄される場面もありました。
三浦氏は京商のビエントとストラトスを持参。
爽快なスロープソアリングを楽しんでいました。
 
大緊張の初飛行を終えた内藤氏、新作機を抱えてホッとした表情です。

  

自慢のスケール機、Twin Aster を抱えた南谷氏。 2日目には眼下を走らせて写真撮影に協力してくれました。
3枚目は、機体が壊れないようにと邪魔な木の枝を切っているところ。
 
大嶽氏は小型のモーターグライダー×2機。
どんな条件でも軽快にフライトを楽しんでいました。
ストラトスとスカイウオーク2を持参。
強風・弱風を問わず楽しんでいた川崎氏。
ビエント1機で長い時間のフライトをこなしていた伊藤氏。

 

そして筆者。スロープの強風に乗せて、Salto も快調に飛行。はじめて壊さずに回収することに成功しました。

せまり来るガスに悩まされながらも、かなり飛ばしまくった初日。
「無事故で1日終わったのは初めてだなぁ」という鳥栖氏。
そう言えばそうだったかも。明日も飛ばせると良いね、と天候の回復を祈りながら、一行は宿舎「強清水」に引き上げました。

「強清水」の前でもう一度記念撮影
印刷用オリジナル・サイズのデータはこちら(290KB:ダウンロード注意!)

宿では、豊富な山の幸、海の幸??に舌鼓を打ちながら、RC談義が続きます。
ところがここで事件が...
充電していた大嶽氏のバッテリーが、過充電で破損!
話に夢中になっていて、カットするのを忘れたとのこと。
大きく膨らみ、煙を上げるバッテリーは初めて見ました。いやあ、火事にならなくて良かったですね。
しかし、大嶽氏の不幸はこれだけでは終わらなかったのです。


明けて、23日。この日は朝から霧の中でした。

「今日は晴れるよ」という宿のご主人の言葉に望みを託して、一行は出発しました。

富士見台ランチ・ポイントは昨日よりも更に霧が低く、更に冷たい北風が吹いています。
しかし、そんなことには動じない我らがメンバー、まず、南谷氏がグライダーをリリース。以外や以外、機体はガスに向かってどんどん上昇していきます。それを見た各メンバーはみんな一斉に機体をリリースしました。

迫り来るガスを避けながら、狭いエリアで合計5機がフライトしていたその時です。

パシーン!

鋭い音があたりに響き渡り、2機が相次いで降りてきました。
空中衝突したのは、川崎氏と大嶽氏。
川崎氏のスカイウォークは垂直尾翼をもぎ取られながらも何とか着陸。
大嶽氏の機体も着陸しましたが、主翼が大きく破損しており、その日のフライトは不可能になりました。(大嶽氏の不幸その2)

その後、大嶽氏は予備機でフライトを楽しんでいましたが、濃いガスが迫ってきたため急遽、機体を回収。
広いエリアに軟着陸かと思われましたが、そこにたった1本しかない灌木に衝突! こちらも主翼に大穴を空けてしまいました。(大嶽氏の不幸その3)

この日、一番調子よく飛ばしていたのは、Twin Aster の南谷氏。

「スロープ機らしく、下の方を飛ばしてよ!」とのリクエストに応えてやってくれたのがこれ。おかげでこんないい写真が撮れました。
ガスに頭を押さえられながらも、眼下を駆け抜けていくグライダーは爽快そのもの!

* 写真をクリックすると、壁紙サイズの画像が開きます。*

このあと、ガスはだんだんとひどくなり、飛行中の機体が見え隠れするほどになりました。
大事を取ってフライトは中止。冷たい雨も降り出した午後3時、少し早めながらも撤収することになりました。

視界不良の悪条件ながら、気合いで?飛ばしまくった2日間。
皆さん、本当にお疲れさまでした!

本レポート中の画像・動画は、Canon IXY Digital 200a にて撮影、
Windows Movie Maker 及び Paintshop PROにて加工しました。


  
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