第5回勝抜杯(2003.5.5)
クイズ界の西のお祭り、第5回勝抜杯が5月5日に行われました。
この大会、予選ペーパークイズの通過枠がなんと100人。
しかも、参加者は160人を越えるというまさに「お祭り」です。
去年は99位というギリギリのラインで通過したじゃすみい。
「今年も99位通過を目指します!!」と弱気な目標です。
何しろ、クイズ界のトップクラスが集まるこの大会。
下手をするとTVのクイズ番組より豪華な対決が見られます。
(去年の第4回では13回ウルトラのNY決戦の再現が・・!?とか、
息詰まる7○3×対決・・とか。)
今年はどういった戦いがあったのか?7○3×のハイライトを中心に
お送りしたいと思います。
・・・・・・2003年5月5日。十三は熱く燃えていた・・・・・・
主催の三木さんの挨拶で迎えていただけるこの勝抜杯。
一人一人にしていくのは本当にすごいことだと思います。
そのあと受付。今年も予選は50問ペーパークイズです。
しかし、去年に比べて知っている人が増えましたねぇ。
それだけいろんな所に行っているということではありますが。
あ、このサイトの参加者の姿も。
千里さんに、絵羅六栗鼠亭さん(去年の勝抜杯がきっかけで知り合いました)、
さしょさん(ヘキサ10では別HN)、w−redさんや、えつくんさんも。
たくさんいらっしゃいますね。
11時過ぎに三木さんの「第5回勝抜杯〜!!」の言葉で開幕。
会場は大盛り上がりです。
そして、問題の予選ペーパークイズ。15分で50問。
「今年は大丈夫かなぁ・・・?」とか思いながら解答。
しかし、手ごたえが微妙です。あとで自己採点すると・・23点。
去年のボーダーラインとあまり変わらない点数ですが・・?
あちこちにリサーチ開始。どうもボーダーは去年より上昇か?
・・・こりゃ、レポーター決定かなぁ。
先に書きます。予選は116位。ボーダーは26点という
ハイレベルな予選でございました。
なので、ここからは観戦記です。敗者復活、下克上は参加できるのですが。・・・むぅ。ペーパーシード組の発表。上位9名は2Rからスタートとなります。
今回のペーパートップはなんと点数48点!!
石野さんが獲得されました。(2位の秋田さんとは6点差。お見事です!)
ペーパーシードを受けた人は2Rでは別々の組に入って戦います。
予選通過は残り91名。その91名が36の席を争います。
本戦1Rにまいりましょう。
本戦1Rは「2○1×大ローリングクイズ」。(じゃすみい命名)
なんと32人の一斉早押しクイズです。
予選10位から41位までまず32人が早押し機につきます。
2問正解で勝ち抜け。誤答は順番待ちの最後尾(最初は100位の後ろ)に回ります。
誰かが勝ち抜けたら、通過者と誤答者の分だけ補充し、
再び32人で次のセットを行います。
また、ポイントは誰かが抜けたらリセット。また1からやりなおしです。
で、席の数(=36)だけこれを繰り返します。
はっきりいって並大抵の事じゃランプはつきません。
ここで強豪が敗れる事もめずらしくありません。
(ゆえに、ペーパーシードは非常に重要です)
また、順番待ちルールなので自分の順位によって
早めに勝負をかけて2回目のチャンスを待つか、
じっくりワンチャンスに賭けるかなど、作戦も重要です。
ちなみに、ここで抜けた順に2R「7○3×」の組を決める事が出来ます。
後で抜けると、選択肢が少なくなります。
そのあたりも大切かもしれません。
細かい事は割愛しますが、まぁすごい戦いでした。
昔の「FNS」を彷彿とさせる早押しバトル。
抜けていく方は、ミリオネアとかのクイズ番組で見た方とか、
オープン大会の強豪や・・、あ。千里さんも抜けてますねぇ。
abcに続いてがんばって欲しいものです。続いて本戦2R、7○3×です。(各組5→2)
各組の細かいデータなどは割愛しますが、
見所は多めにお送りします。
<第1組>
この組のシードは8位の村上さん。
しかしこの組は田中さんが貫禄のノーミス7○を25問で達成。
あとを争ったのは林さんと山本さん。山本さんは2×で足が止まったか?
林さんが30問目にゴールテープを切りました。
<第2組>
6位の安本さんがシードのこの組。
石川さん・古川さんと3つどもえの戦いになりました。
最初に抜け出したのは石川さん。26問目でクリアです。
ダブルリーチ(勝ち抜け・失格)が14問目でかかって苦しいところでしたが、見事1抜けです。
で、2着争い。安本さんと古川さんのマッチレース。
28問目に古川さんが振り切りました。
<第3組>
安藤さん(9位)がシードの組です。実力者が揃い、熱戦となりました。
意外な事にシードの安藤さんが22問目で失格。5○つけていただけに
惜しまれるところです。そこからは息詰まるデッドヒート。
全員がじりじりとポイントを重ねる中、得意の芸能を確保して
石塚さんが32問目で1抜け。残る御前さん、西村さん、横田さんから
抜けたのは西村さん。41問目で戦いにピリオドを打ちました。
<第4組>
石貫さん(4位)がシード。「ソニック」の異名を取る早押しが見られるのか?
と、思われましたが、魔に魅入られたかのごとく3連続誤答。
それを横目にポイントを積んだのが加藤裕之さん。
32問目にすんなり抜けられました。
あとに残った牟禮さん、秋山さん、大森さんが大熱戦。
全員Wリーチの状況から43問目、牟禮さんが決めました。
<第5組>
ペーパートップの石野さん登場のこの組。
やはり強かった。21問目に余裕の1抜け。2問目では、
「次のうち、木管楽器はどれでしょう?トロンボーン、チューバ、トランペット、/」
で、「ありません!」の答え。確かにこの3つにはないんですが、
この後に、「…クラリネット。」と続くので残念ながら誤答。
これで調子が狂わないんだから、感心しきりです。
そしてこの組ではもう一つのドラマが。
2○2×の状況で27問目を迎えた堀家さん。
なんと5連答を決め、2番目に滑り込み。あっけにとられてしまいました。
<第6組>
予選2位の秋田さんがシードのこの組。
予選40位の沼田さんが20問目で早々にリーチ。
この時点で上位3名は(正解数−誤答数)、
秋田さん(2位)3−1、沼田さん(40位)6−1、日高さん(50位)3−1。
しかし、凄かったのはここから。
このあと決着がつく30問目まで、実に9回の解答権を
日高さん(1抜け)と秋田さん(2抜け)が独占。
沼田さんは最後の1段を上がる事が出来ませんでした。
<第7組>
予選7位の為季さんがシードの組。
この組では予選65位の野田さんが誤答無しで1抜け。
この後、為季さんが怒涛の追い込みで2抜けを果たしました。
最後の問題は同じくリーチをかけている伊藤さん(予選25位)の
ご当地問題を奪っての勝ち抜け。
若手の勢いが勝った、というところでしょうか。
<第8組>
シードはタイムショック21で2週連続パーフェクトという
前人未到の記録を持つ大村さん。(予選5位)
そしてここには千里さんもいらっしゃいます。(予選80位)
この組は使用問題が実に47問。大熱戦の組でした。
全員がじりじりと7ポイントに近づいていく展開。
そんな中、4名が2×をつけて苦しい状況・・・となると、
誤答していない人が有利になるのは自明の理。
紅一点、予選99位の棚山さんが1抜けを果たしました。これには会場大拍手。
1抜けが出た時点で解答席には残り2人。千里さんと上野さん(予選26位)です。
そこから、なんと両者Wリーチというしびれる状況に。
で、読まれた問題。
「柔道の田村亮子選手が現在所属しているのはどこ?」(Ans.トヨタ自動車)
うわぁ、千里さん抜けたかぁ?・・と思いましたがこの問題はスルー。
その次の問題を上野さんが取って2抜けでした。
いやぁ・・・惜しかった。でも、ナイスゲームでした。
<第9組>
いよいよ最後の組。シードは超有名なクイズ王、永田さん(3位)です。
そしてこの組にはもう一人のミリオネア、今尾さん(79位)の姿も。
最初に抜け出したのは加藤禎久さん(10位)。最速の17問目での抜けでした。
さあ、残る席をめぐっての争いはミリオネア2名。
永田さんが痛恨の2×目で苦しくなったところで今尾さんがスパート。
最後の椅子をものにしました。
次の本戦3ラウンドはステージクイズ。(18→8)
まずは全員参加の3正解限定早押し。
正解すると、ステージでのポイントを1獲得。誤答はそのセット失格。
ライフを持っているものだけがステージクイズに挑む。
ステージはポイント剥奪式早押しクイズ。
正解するとステージの他の人を指名して、1ポイントを自分のものにできる。
誤答は自分がマイナス1ポイント。
0Pになるとそのセット脱落。最後までステージに残った1名が勝ち抜け。
これを8セット行う。
つまり、全員早押しで3連取するとその時点で勝ち抜け。
2ポイント取ると、かなり有利な状態で1対1の状況になります。
ポイント剥奪は、「指名の妙」も見られるのでしょうか?第1セットは秋田さんが勝ち抜け。棚山さんは後1歩およばず。
第2セット、田中さんが2ポイントの利を生かし、ステージを1問で決めます。
第3セットは堀家さんの電車道。ステージをパーフェクトで勝利。
第4セット。ここで指名の妙が。
同じ名字の加藤さん2名と上野さんの対決となったステージ。
1問目で指名されたのは上野さん。で、読まれた2問目。
問題が読みきられても動き無し・・と思ったらさっき指名された上野さん、
後ろで悔しそうにしてます。
そう、さっき指名されなかったらこの問題、上野さんが取って抜けてたんですね。
結局、加藤禎久さんがこのセット勝ち抜け。
第5セット。若手の古川さん、クイズ王日高さん、ベテラン石川さんのステージ対決。
古川さんが1問目を取って優位に立ちますが、知識の差が出たのでしょうか。
石川さんがひっくり返して勝ち抜け。
第6セットはさっきの鬱憤を晴らすかのごとく、日高さんが2P持ちでステージへ。
その勢いのまま、一気に勝ち抜けました。
第7セットは牟禮さん・西村陽さん・今尾さんの対決。抜け出したのは牟禮さんでした。
そして最終、第8セット。第5セットのリベンジを見事に果たす勝ち抜け。
古川さんが最後の椅子を奪取しました。
そして、ここで敗者復活戦。
ようやくじゃすみいも早押し機につけます。
ここで行うのは「下克上クイズ」。
予選下位から早押し機につき、1問正解した3人がセット勝ち抜け。次のセットに進みます。
お手つき・誤答は即失格。
で、このあたりが敗者復活らしいところ。
第1セットは21→3、その後も18人づつ追加。
最終セットを勝ち抜いた3人で再度3→1を行います。
え〜、超スピードの早押しが展開されるこの敗者復活。
最初の1文節でランプがつくことが大半。
なのでじゃすみいは予想通り沈没です。(苦笑)
ちなみに、そんなえらいスピードなのでごくまれにとんちんかんな解答も。
「新御三家」を問う問題で「舟木和夫!」(それは新御三家に入ってない)
会場が笑いに包まれた一瞬です。
さて、この狭き門を乗り越えたのが永田さん。最終セットをラスト抜け。
そして決勝1問勝負も見事正解。さあ、これで優勝が読めなくなってきました。次は、時間との戦い、タイムレースですぞ。
<4R>タイムレース。(8+敗者復活1→4)
正解+1P、誤答−1P。2分間出題。
2分終了後、トップが勝ち抜け。(同点はサドンデス)
また、最下位(同点の場合全員)が失格となる。
なお、各セットの得点は持ち越さない。誰をマークするかが重要な戦い。誤答は自分に大きく響きます。
永田さん復活でまた混沌としてきた優勝争い。
このタイムレースで生き残るのは4名。
「いつ勝負をかけるか?攻めるか?守るか?」
瞬時に多くの判断が要求される戦いです。
「最下位にならないクイズ」と「1位を取るクイズ」は別物。
いかに戦うか?それも問題です。
まずはここまで残った9名をおさらい。
秋田さん、加藤さん、田中さん、堀家さん、石川さん、
牟禮さん、日高さん、古川さん、永田さんといういずれ劣らぬ強豪の9名です。
<第1セット>
ここで抜け出したのは田中さん。誤答無しで4ポイントで貫禄の勝ち抜け。
逆につまづいてしまったのが石川さん。3回の誤答は痛かった。
<第2セット>
ここから7人の勝負。人数が減るにつれ、勝ち抜けへのポイントは高くなっていきます。
ここは正解がばらける展開。そんな中、実に6ポイントを獲得した日高さんが通過。
そして失格の憂き目にあったのはランプがつかなかった牟禮さん。
この形式で0ポイントはあまり最下位にならないのですが・・残念。
<第3セット>
5人になってしまいました。勝負をかけるのは誰?というところ。
3名が正解ラッシュ。加藤さん、堀家さん、古川さんの争いでしたが、
加藤さんがベテランの風格を見せて勝ち抜け。
正解ラッシュで誤答をカバーできなかった永田さんが惜しくも敗退となりました。
<第4セット>
3名の戦い。ここで抜けないと失格です。
残ったのは秋田さん、堀家さん、古川さん。
ここを勝負どころと最初から決めていたかのごとく、秋田さんが猛スパート。
しっかりと最後の椅子をものにしました。
僕にはまだまだあんな戦いはできませんね。感心しきりです。いよいよ、準決勝。シンプルなルールで決戦です。
<準決勝>4Points ahead。(4→2)
正解+1P、誤答は2問お休み。
どこかで4ポイント差がつくと、そこで「切り離し」が発生する。
切り離しの上にいれば勝利もしくは生き残り。
たとえば、1位が2位に4ポイント差をつければ1位がまず勝ち抜け。
2位と3位の間で開けばそこで決着。
3位と4位なら4位が失格です。誰が走るのか、誰が押さえるのか。
気を抜けばあっという間に離されてしまいます。
対戦するのは秋田さん、加藤さん、田中さん、日高さんの4名。
いったい何問消費するのか?戦いの始まりです。
序盤に走ったのが加藤さん。
18問終了時点で、秋田+3 加藤+6 田中+2 日高+2と
加藤さんが1〜2位切り離しのリーチ。でしたが、
20・21問目を日高さんが正解。
1〜2位の差がつまり、リーチが解除されます。
ここで波に乗ったか、日高さんのラッシュがスタート。
32問目終了時点のポイントが、
秋田+4 加藤+8 田中+3 日高+7となり、2〜3位切り離しのリーチ。
日高さんが正解すると決着です。
この後、田中さんが正解し、阻止側が2名になりますが、38問目。
「問題。シリーズものの時代小説で人気を博した作家で、『仕掛人藤枝/梅安』・・・」ポーン!
ついたのは日高さん!
「池波正太郎!」正解勝ち抜け〜!
ということで、加藤さん、日高さんが決勝へ。
いよいよファイナル、決勝戦を制するのはどちらになるのでしょうか?
【余談】
実際にこの形式をやってみようという方へ。
主催者の方が掲示板に書いていらっしゃいましたが、
4人で4ポイントなら100問以内に決着がつく確率、90%だそうです。
(シミュレートされたとか。頭が下がります)いよいよ決勝。もちろん、ニューヨークスタイルです。
<決勝>ニューヨークスタイル10P先取(2→1)
最後の勝ち抜けコールは、加藤さんか?日高さんか?いよいよ決勝です。
ウルトラクイズと同じく、正解+1P。誤答−1P。10P取れば優勝です!序盤は一進一退。10問終わって1対0と様子見の状況か?
しかし、ここからの10問はすべて正解が出る素晴らしい戦い。
日高さんが7Pまで伸ばしてきました。現在7対4。さあ、どうなる?
・・・と思った続く2問を加藤さんが誤答。これで日高さんに流れが行ったのか、
2連取でいよいよリーチ。そして、出された25問目。
「アメリカ生まれのタバコの銘柄で、その名前はゴールド/ラッシュ・・」(ポーン)
「日高さん!」
「ラッキーストライク!!」
「正解!優勝決定〜〜!」
ということで日高さんが見事優勝されました。
ちなみに、この後の飲み会のメンバーがまぁ豪華だった事豪華だった事。
次回は・・・予選通過だなぁ(^^;
主催の三木さん、スタッフの皆さん、そして、参加された皆さん、お疲れ様でした。
執筆:2003.5.18〜12.17 編集:2003.12.17