1月17日(土)
朝起きたのが6時。
眠気のせいか、センター試験という実感がなく、緊張感がない。
朝食はご飯と味噌汁。私はこれが一番食べやすい。
朝食の後、また布団に入る。目は開けたままだが。
身支度を整えて、神棚に向かって拝んだ。特に信仰してる自覚はないが、多分そうなんだろう。
センター試験は、市内の大学で行われる。
7時に出発。父の車で行った。途中で、時計を忘れたことに気付いて、引き返した。
車に乗っている間、瞑想をしていた。
次第に緊張してきたので、深呼吸をした。意外と落ち着いた。
昨夜のことを考えてみたりもした。何やったっけ?あぁ、国語をやったんだ。
学年主任のT先生から貰った、センター試験の予想問題集(国語)をやったんだ。
私を含め、2人だけにしか渡していない問題集だと仰っていた。
やってみると、本番に近い状態でやることができた。練習にちょうどいい。
全員に渡せばいいと思った。
しかし、あれはやる気がないと当然できるわけがないので、少数に渡して正解だったと思う。少なすぎるが。
ちなみに、昨夜やった問題は、132点(うろ覚え)。もう少し欲しかった。それは本番で。
眠気が覚め切っていないせいかも知れないが、テストについて考えなかった。
7時半に、大学の駐車場に着いた。停まっている車が少なかったので、早めに来たと思った。
時間を潰すために何をするか考えた。思いつかなかった。
大学には、いくつか棟があり、方向音痴なせいもあって、場所がわからなかった。
車整理をしている人(多分、その大学の学生)に道を尋ねた。
親切に教えてくれた。別れ間際に「がんばれよ」と声をかけてくれた。
青森大学の学生はいい人だ。
書いた日・・・3月16日
センター試験が始まるのが、9時半頃。うろ覚え。
試験を受ける会場に入室できる時間が、9時5分。
7時半に来た私にとって、1時間半の余裕があった。
とりあえず、受験者控え室に向かうことにした。
私のいた控え室は、通常は食堂のようだ。
ドアを開けると、多人数用の机や、カウンターがあった。
人はほとんどいなかった。知ってる人もいなかった。
ここにいても落ち着かないので、階段を探した。
階段を見つけ、上下の階があることに気付いた。
下の階へ降りてみた。
自動販売機が並び、売店もあった。
ここの階にもドアがあり、外へ通じている。私が入ってきたのは2階だった。
この大学の敷地内は、斜めになっているらしい。

絵心無し。
私の高校の先生方は、奥の方にある別の控え室の外にいる。
8時から出欠確認を行うと聞いていた。
私は、私の控え室で腰掛に座りながら、ボォーッとしていた。
8時近くになったので、出欠確認をしに行った。
そこには、3年を受け持つ全ての先生方がいた。8時前からいたような雰囲気だった。
まず、学年主任で古典担当のT先生が近づいてきた。
挨拶の後、軽く話をした。握手もした。力餅というお菓子を貰った。
次に、3年間担任だった数学担当のY先生に会った。挨拶、軽い話の後、ホッカイロを貰った。
教務主任で現代文担当のT先生にも会った。
「昨日はよく眠れた?」と聞かれたのはよく覚えている。他は思い出せない。
控え室に戻ってみると、人が結構増えていた。椅子もほとんど空いていなかった。8時15分頃かな。
売店がある下の階に降りてみると、やっぱり人が増えていた。
私がさっきまでいた腰掛は空いていた。
そこへ向かおうとしたとき、「あっ、鈴木(私の苗字)君だ」と言う声が聞こえた。
目だけ、声のする方向を見ると、女子が数名いた。
声から判断すると、同じクラスのMさんだと思った。というより、Mさん以外にあの声は出せないはずだ。
私は無視した。気付かない振りをした。
そして、暗い表情をしながら、まるで一睡も出来なかった人のような顔をして歩いた。私の悪い癖だ。
腰掛に座って、一息ついた。
目の前の自動販売機には、小さなテレビ画面がついてあり、ジョージアコーヒーのCMが繰り返し流れていた。
女性3人が踊り、一人の中年男性が一言言う内容だ。
見ていても、全然落ち着かない。自販機から目を反らした。
このまま何もしないのも不味いと思い、リュックサックから本を取り出した。
英語の構文・熟語・発音について書いてある「Next Stage」という本である。
英語の時間にも使用し、この中を範囲とした小テストも行った。
ほとんど参考書を使っていない私にとって、これは数少ない有用な参考書である。
発音のページを開き、ひたすら音読し、暗記しようとした。
幸いなことに(?)、さっきの女子以外に知っている人がいなかったために、暗記の邪魔はされなかった。
寂しかったが。
3月17日、相撲ダイジェストを見ながら書いた
8時40分頃、友人のDとSに会った。軽く話をした気がする。その後はぐれた。
9時5分。会場に入場するように呼びかけられた。一気に行列ができる。
私は、雪が積もって少し高くなった道端の上を歩きながら、人を追い越していった。
教務主任のT先生を見た。すれ違った。T先生は他の生徒に話しかけていた。
私が受ける会場は、棟の一番奥にある部屋だった。
私の座る席は、窓側の一番後ろの席だった。
試験官は3人。お爺さん、おばさん、お姉さん。
一時間目は英語。一年生のときまで、「私が一番嫌いな教科」に毎年選ばれていた。
二年生のときから、急激に点数が伸びた。理由がわからない。
授業を真面目に受けていたからか。
週末課題を忘れずに出していたからか。
私は次のように推測した。実際、高得点を取れたので、十分に説得力のある意見だ。(と思う)
先生を愛することが大事だ。信用することが必要だ。
私の高校には、外国語科があり、そのためか、英語の教師が多い。
ライティング、リーディングを担当し、最近では髭も伸ばし始め、発音練習のときにスウゥゥっと息を吸う、Y先生。
センター直前の講習のときだけ世話になった、テンポよく授業を進めた、O先生。
通風に悩みながらも、丁寧な教え方で、時折センスのない絵を書いて説明してくれた、H先生。
皆好きだ。
グラップラー刃牙で、天内悠が、「人を愛することで強くなれる」というようなことを言っていた気がする。
ビスケット・オリバも同じようなことを言っていた気が。
高校受験のときも、点数を知ったとき、驚いた。
普段、50とか65とか、目指していた高校に入るには、厳しい点数しか取っていなかったが、
本番では95点という、誰かと間違えたんじゃないかと思うくらい、意外な点数を取れた。
これは、将来、私に英語を使う仕事をやれということか?
問題用紙が渡されていく。
心臓が高鳴っているのがわかる。こんなときに平常心を保っている人なんて、正直、いるはずないと思った。
深呼吸をした。ある程度マシな状態になった。意外と効果があるものだ。
そして、9時35分、テスト開始。
3月17日午後3時に起きて、真っ先にパソコンに向かって書いた