最近,魔精霊アトンって何?、と聞かれることが多い・・・。
ついつい、言葉を濁してしまうのは,当時(1988)ドラゴンマガジンにのっていたこの記事は,読んだことがあるのだが,保存していなかったため。
うろ覚えで人に話すのをためらったからだ・・・(笑)。
先日(99年7月始頃),この記事を再び目にすることが出来たので,現在の情報と照らし合わせて,この考察を書く事にした。
あらかじめ言っておくが,麒麟の個人的考察であって。
公式情報を転載しているわけではない,予想,推察も含めての文章なので,そのつもりで。
魔精霊アトンが,この世に産まれた原因は数多くある・・・。
その大きな理由の一つとして第152代魔法王メムラムゼーの名があげられる,彼は古代王国カストゥール最後の魔法王ファーラムシアの父であり,古代王国において,最も繁栄した最後の50年を作り出した「魔力の塔」の制作者でもある。
彼はそのほかにも大きな偉業を成し遂げている。
当時,基本魔術と8つの系統の魔術が栄える中で,「創始者」の時代より失われた,複数の魔術による複合魔術,「統合魔術」を復活させたのである。
この恐るべき魔術の技術革命はその息子であるファーラムシアに託され,153代魔法王ファーラムシアの時代は,膨大な魔力と新技術に支えられた,脅威の発展を遂げることになる・・・。
その結果,まず,最初の魔法都市「空中都市レックス」が生まれる。
神のつくりし大地を離れ,都市を中に浮かせたのである。
それに対抗してなのか,次々と各地に強大な魔力によって作り上げられた,「魔法都市」が各地に姿を現す。
この時代に造られた都市は一体いくつあるのか不明だが,おそらく10ぐらいはあるのではないだろうか・・・。
私の記憶では8つほどは思い浮かぶ。
そして,問題の「精霊都市フリーオン」もその中の一つに数えられる。
この都市は地中に作られた、そう、少なくとも太陽の光の届く所ではない。
球形に造られた都市は,人工の重力場を大地の上位精霊の力によって維持し,その中心には炎の上位精霊が太陽として輝いていたという。
水も、風も・・・全てが支配された精霊によってまかなわれている都市。
それが「フリーオン」だった。
しかし,そんな歪められた状態で精霊が存在し続けるには無理が生じる。
それを魔力で封じ続けた結果,膨大な魔力が生じた・・・。
それは,はるか昔。神がその魔力をもちいて,未分化の精霊力から精霊を作る力にも匹敵する物だったのかも知れない・・・。
かくして,その力は一匹のベヒモスを変化させた。
・・・魔精霊アトンの誕生である。
私はこの精霊を混沌の上位精霊ではないかと思っている。
そう、それも2種類ではなく・・・もっと複数の。
魔精霊アトンとはベヒモスの姿を持ち,炎を発し,風を切り裂き,闇を生み,水の流れさえも操った・・・。
しかし、そのなかでも最も恐るべき能力があった。
アトンは周囲の精霊力を吸収して成長することが出来たのである。
悲劇だった,その場所は,普通の何百倍もの精霊力を維持する,「精霊都市」だったのだから。
こうして魔法王国は終演を迎えた。
アトンを封じ込めるために様々な魔法の品が開発され,ついに「ファーラムの剣」によって力を弱められた魔精霊はその身を封印された・・・521年までは。
新王国歴521年。
アトンはその姿を再び歴史上に表すことになる。
「見つける者たち」の手によって。
そう、精霊使いのハーフエルフ,フィエスが失われた精霊力を再び無の砂漠に甦らせようと,かすかな精霊力を手がかりに封印を解いたのである。
1人生き残った導師バレンは,オランにて,マナ・ライに相談する・・・。
無の砂漠をわたるには,いかに魔精霊といえども時間がかかる,そう、ベヒモスを母体にしているのだから。
その時間をマナ・ライは10年,と読んだ。
故に,猶予は531年まで,「ファーラムの剣」を探し出せ!,と。
・・・これが推測を交えた現在までの展開です。
未来は・・・きっと,「リゥイ」が切り開いてくれるでしょう。(笑)
現状の魔精霊アトン予想レベルは・・・麒麟的には「20LV」,ですね。
精霊王より強い,程度。(笑)
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