ぼーさん&リンさんは略して『ぼーりんぐ』とします。
| 『悪霊とよばないで』より抜粋 | 検 証 |
|---|---|
| 「リン!来い!」ぼーさんのせっぱつまった声。
振り返ると血相を変えてベースを駈け出し手いく。 リンさんまでが弾かれたように立ち上がった。 (P80、8行目) |
呼び捨て。命令口調。 いつの間にこんなに仲良しさんになってたのかしらねぇ。 リンさんてばちょっと前まで『日本人は嫌いだ』とか言っていたのに。 きっと『それ相応の能力を持つ人には敬意を払う』タイプなのでしょう。 でも呼び捨てですよ?命令口調で…。 |
| 「どういうことなのか、聞いたら教えてもらえるかね」
「もうしわけありませんが、私の一存では」 ぼーさんはがっくり肩を落として溜め息をひとつ。 「あのなぁ」 「ご不満はわかりますが、私にはもうしあげられません。 ここは信じていただくしかないんです。 (P83、17行目) |
どうもまだガードが堅いらしい。ぼーさんがっくり。 でも一応リンさんも悪いと思って、フォロー入ってます。 『ご不満なのはわかりますが』って、他人の気持ちが 思いやれる人に なれたのね(涙) しかも『信じてほしい』なんて、 以前のリンさんなら言えなかった 言葉ですよ。 |
| 「ひとつ聞く。お前さん、喧嘩は強いか?」
「ぼーさんが聞くとリンさんはあっさり答える。 「おそらく」 中略 ぼーさんはリンさんをまじまじと見て、それから 深い深い溜め息をついた。 (P84、7行目) |
『それが?』って聞き返さないところに、こう、心の交流が 見えかくれいたします。 『男たちは分かりあえた』って、感じかな〜。 しかし、ナルがいないと思って、ホントに仲が良いな。 |
| リンさんはぼーさんを見る。
(P85、1行目) |
たいしたところではないけど、なんか嬉しくなる一文。 |
| 「つまり、お前さんがパワー.ダウンしちまうわけだ」
「そういうことになります」 (P89、8行目) |
う〜ん、もう何者も2人の会話には入り込めない状態。 俺がしっかりしないといかんのね…、というぼーさんの意気込みが …見えない? |
| ぼーさんはリンさんに視線を向けて、
「ゆうべなんか動きはあったのか?」 「母屋と、入江側の部屋に。ご覧になりますか?」 「なるともー」 (P103、13行目) |
『ご覧になりますか』なんて、ほんとにリンさんから こんな友好的な会話を聞くことができるなんてねぇ…。 ぼーさんも『なるともー』なんて、全く打ち解けてるし。 |
| ベースに戻るなりぼーさんはつぶやいて、
それからリンさんに声をかける。 「異常は」 「今のところありません」 「そっか。なぁ、リンさんや。 下の洞窟に機材をおけねぇか?」 (P122、3行目) |
ナルのいない今、一番頼りにされてるのがぼーさん。 それを分かっていて、素直に反応するリンさん。 そして『なぁ、リンさんや』と、ぼーさんが今、唯一頼れるリンさん。 2人とも相手の事をよく理解してます。 |
| 「滝川さん。―これを」
そう言ってモニターを示す。 中略 「リン、懐中電灯があるか」 「車に乗せてあります」 (P155、4行目) |
めっちゃ頼りにしてますね!リンさん! もう『滝川さん』はリンさんにとって 嫌いな日本人ではないのでしょうね! ちなみにジョンはオーストラリア人なので接し方は普通。 |
| 「リンは日が悪いって言うんでな。
(P158、7行目) |
他の人がいない間に2人だけの会話をしていたのね! もう仲良しさん! 「なぁ、リンさんや。奈央さんを呼び出すことはできねぇかい」 「もうしわけありません。まだ今日では日が悪いようです」 「そっか……」 とかなんとかいっちゃってぇ〜!そう、まず謝るよね。 |
| 「谷山さん、滝川さんを呼んでください!
ベースに誰か人を!」 (P181、11行目) |
何も語るまい。頼りにしてるのね。 『ブラウンさんを呼んでください!』ではないあたり。 |
| ちら、と視線をこちらに向けたリンさんは
傷が増えている。 奥の植え込みに身を潜めた和泰さんが見える。 「滝川さん、気をつけて。 彼はカマイタチを使います」 「……あいよ」 (P183、3行目) |
ほかにも人がいるのになぜ『滝川さん、』なのだ〜! 『皆さん、』でもいいじゃん〜!しかも『気をつけて』とは。 『気をつけてください』じゃないのよ! もう、親しいっちゅーか何ちゅーか。 |
| 「リンさんや、あんたはどーする」
聞かれてリンさんは、 「私は行けません。 (P203、10行目) |
ぼーさんの『……そうか』というつぶやきが聞こえてきそうです。 |
| 「中略、―ひとつもうしあげてよろしいですか?」
「なんだえ?」 「力を分散しないほうがいいと思います。 猛烈な抵抗があると思いますよ」 (P204、2行目) |
『なんだえ?』と返答するあたり、もうただならぬ仲です。 リンさんはあくまでも丁寧ですね。 でもお伺いをたてるなんてリンさんらしくなくて、ええわ〜! 立ってるぼーさんを見上げてる感じ? リンさんの助言てけっこう珍しい。 さすが『分かる男』と『できる男』はちがうよね〜。 このパーティー内ではリンさんとぼーさんだけなのだ。 (ナルは別次元ですから) |
| 「滝川さん、温度が下がります」
(P204、12行目) |
頼りなさい、頼りなさい。 だって、『滝川さん、ブラウンさん』でもいいのによ? |
| 「少年はここに残れ。リン、頼むぞ」
「はい」 (P206、4行目) |
この『はい』は安原さんではないと思われます。 ということはリンさんです。 『頼むぞ』です。もうツーカー。 |
| 「式です。これで五つそろいました。
滝川さん、眠ってもだいじょうぶですよ」 (P218、7行目) |
なんだかここを読むたびに、 微笑してくれてるリンさんが浮かぶのは きっと私だけではないはずだ。 ぜったい、優しいニュアンスなのだ。 『大丈夫、ですよ』なのです。『大丈夫です』じゃないのです。 もう言葉尻にこう、…心がこもってきているというか。 |
| 「リンさんや。お前さんは残ってくれ。
気力を殺ぐんで結界を解いていく」 「わかりました」 (P221、6行目」 |
戦いに向かっていくぼーさん。 リンさんの後をしっかり守ってくれるという信頼感。 いつの間にこんな仲に、…ねぇ? |
| 「やるだけはやってみるが。ナルちゃんよぉ、
ここはリンの言う とおりに…」 (P238、13行目) |
ナルが戻ってきても一旦うまれた信頼関係は崩れません。 もうこの2人このままつっぱしります。 |
| リンさんもちょっとだけ微笑ってくれた。
「もちろんです」 (P266、16行目) |
微笑えるようになれましたね。すばらしい成長ぶりです。 なによりも気のおけない仲間がいるというのは良いことです。 ナルに麻衣がいるように。 ぼーさんとリンさん。(夢の世界へレッツらゴー) |