リレーSS企画、その1
『最悪の日!?』
*これはリレーSSです。
*ONE&MOON.以外でもOK!(ただし、あんまりマニアックなネタはやめてね<笑>)
*倫理上問題があると判断した場合は提採できませんので
*ギャグ&シリアスどちらでもOK
*行数制限はありません(短くてもOK)
*同じ方が連続で進めてもOK
*なるべく続けられやすいように書いてね。
*版権は全て投稿者に属しますので、無断提採を禁じます。
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*『何人目の誰の続き』かを明記して下さい。
*もちろん投稿者自身の名前(あれば所属など)も書いてくださいな。
*コメントもお願いします。
| 一人目…雀バル雀(この宿の主人です) |
| 雨が降っていた… 教室の喧騒とは対照的な規則正しい雨音をガラス越しに聞きながら、俺はずっと考え事をしていた。 「あいかわらず眠そうねぇ」 七瀬が声をかけてくる。 「なんだ?かまって欲しいのか?」 「冗談。…あんたさえ静かにしててくれたら平穏そのものなんだから、出来れば毎日この調子で大人しくしててちょうだい」 「平穏ね…」 確かにその日はいつもとなにか違っていた。 まず、今日は珍しく長森が寝坊したということ。 そして、雨が降っているにも関わらず、茜があの空き地に居なかったということ。 椎名がお弁当を持ってきたとこと 澪がいつもとは違った色のリボンをしていたこと みさき先輩がカレー5杯で満腹になったこと 七瀬がウチの学校の制服を着てきたこと 住井がテストで上位にはいったこと …まあ、一つ一つはたいした事件ではない。 長森だって数年に一度の割合で寝過ごす事もある 茜だっていろいろ事情があったのだろう 椎名の弁当だって、おかずはてりやきハンバーグだったし 澪だって別にリボンを外しているわけでもない みさき先輩だって、常人の倍以上は食べているわけだし 七瀬はいつもの制服が洗濯で乾かなかっただけの話 住井はカンが今日に限って冴えていたのだろう だが、それが全部いっぺんに起こるというのは尋常ではない。 それは予感にも似たものだった。 「なぁ、七瀬。今日、なんかヘンじゃないか?」 「そうね…あんたもヤケに大人しいし。…元気ないわね?」 「そうだな……。よし、景気づけになんか一発やってくれよ、七瀬!」 「やだ」 「…やっぱり今日はヘンだ。…いつもの七瀬なら『あたし、景気づけの為に脱ぐわ!』ってストリップショーでも始めてくれるだろうに」 「するかい!」 七瀬がこちらのボケに突っ込む。…いつものノリに持ちこんで、このイやな空気を打破したかった…だが! ばああああん!! 教室にものすごい音が響く。 ……なんとそれは銃声だった! 教室内の生徒全員が事態を把握できていない。無理もない、こんな状態で冷静でいられる奴がいたらそいつの神経はイカレている。 驚愕して思考が停止している俺達の前に、発砲した本人が姿を現してこう言い放った! 『動くな〜!!動いたら撃つぞ〜!!』 <つづく> 二人目Aへ続く… 2人目Bへ続く 2人目Cへ続く |
| 二人目A…神楽有閑様 |
| 「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 誰かの悲鳴・・・それが合図のように、止まっ ていた時間が動き出す。 ばああああん!! 再び銃声が、教室に響き渡る。 「動くな!騒ぐな!静かにしろ!!ガキども!」 拳銃の男の怒鳴り声で、再びオレ達の動きが止まる。 皮肉なことに、拳銃の男の一声で、オレは幾分、冷静さを取り戻した。 そして俺自身が不思議なくらい、冷静に拳銃の男を見た。 年は40代後半くらい、背はあまり高くなく少し小太りな体型・・・拳銃さえ持っ てなければ、 そこいらにいるおっさんと、何ら変わりない・・・・が、オレはその表情が気になっ た。 ”恐怖”そう、そのおっさんは、ひどく怯えた表情だった。 オレ達を怒鳴り散らして・・・・自分の恐怖を誤魔化すかのように・・・・ 「う、動くな、静かにしていたら危害は加えない・・・・」 荒い呼吸の中、おっさんは、俺達にいい放った。 オレは何か違和感を感じてしょうがなかった・・・・あまりにも不自然すぎた。 どう見ても、おっさんは逃亡中の犯人でも、凶悪な犯罪者という感じがしない。 その割には、妙に拳銃を持った姿が様になっている。 「うぅぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」 オレの思考はそこで止まった・・・極度の緊張と恐怖に、椎名が泣き出した。 「うるさい!!ガキ泣くのをやめろ!!」 「うぁぁぁぁぁぁぁん!みゅ−!みゅ−!」 「うるさいといってるんだぁ!」 泣きやまない椎名に、業を煮やしたおっさんが手を振り上げた。 「やめろぉ!」オレは、椎名をかばうようにおっさんの前に飛び出した。 ドゴッ!! 鈍い衝撃がオレの頬に走る。 オレの体は殴り飛ばされ、いくつかの机と一緒に教室の端まで飛ばされた。 なんて力だ・・・意識が朦朧としてきやがった・・・ 「浩平っ!」 泣き出しそうな瑞佳の声のおかげで、辛うじて気絶しないですみそうだ。 よくみると、オレが殴り飛ばされている隙に、椎名を抱きしめて、おっさんの手の届 かない所まで 逃げていた。 へっ、やるじゃないか瑞佳、伊達にオレの幼なじみを長年してねーな・・・・フォ ローもバッチリってか・・・ これて椎名が殴られでもしたら、只の無駄な努力になってしまうからな。 「折原っ!」七瀬がオレの元に、走り出そうとした時・・・ ばああああん!!三度目の銃声 「うごくなぁ!さわぐなぁ!!や、奴に気づかれてしまう・・・頼むから騒がないで くれ・・・」 泣きながら、俺達に要求するおっさん。 「今日さえ、今日さえ逃げ切れば・・・オレは消えなくてすむんだ・・・だから・・ ・」 一体何なんだ?消えるって何なんだ?オレはなにがなんだか判らなくなってきた。 ただ、判っていることは・・・この悪夢が現実だということだけだ・・・ 三人目に続く… |
| 三人目 雀バル雀(管理人) |
| 「今日さえ…もう少しなんだ…もう少しで奴から…」 "奴”の部分を口にする時のおっさんの顔、恐怖のためか歪んでいる。 すっかり冷静さを失っているおっさんを刺激しないようみんな黙っていた。 いい判断だ……、しかし! 「うわあああああ!!!!!!し、死ぬのは嫌だああ!!!」 突然声をあげて教室の外に逃げ出そうとする奴がいた…南だ。 「嫌だあ!!死ぬのは嫌だぁあああ!!!」 「動くなと言ってるだろ!!」 「ひいいいい!!」 「南君落ちついて、あの人怒らせたら危険だよ」 銃口を付きつけられて半分失神しかかっている南を宥める長森。 「いいか?大人しくしてたら殺しはしない!…だがちょっとでもヘンなマネをしてみろ!その時は遠慮なく…」 がらっ 突然教室のドアが開く。 「浩平君ー!雪ちゃん見なかったー?」 教室内とは対照的な緊張感のない声が響く、みさき先輩だ。 「浩平君ー!居ないの?」 どうやら事態を把握してないらしい。場違いな質問を口走りながらきょろきょろとあたりを伺っている。こんな時まであいかわらずだな… 教室内の全員が呆けたようにこの乱入者を見ていた、もちろんおっさんもあっけに取られている。 だが、すぐに気を取り直すと南に向けていた銃口を先輩に向けた。 「お、お前も教室に入れ!逃げたら撃つぞ」 「え?……どうかしたの?」 「コイツが見えないのか!?さっさと中に入って戸を閉めろ!」 「どうして?」 おっさんとみさき先輩がトンチンカンな遣り取りをしている隙を見て、七瀬一瞬こちらに視線を送る。 その意味を悟り、俺は驚愕した。 無茶だ! 「やめろ!七…」 しかし俺が言葉を発しようとした時、七瀬はすでに動き出していた。 跳ねるように教壇に駆け上がると、黒板横に掛けられている箒を右手で掴む。 そして間髪をいれず、気合とともにおっさん目掛けてそれを振り下ろす! 「たぁぁぁぁ!」 時間にして数秒、しかし俺にはそれがスローモーションのようにはっきりと見えた。 つま先から精一杯伸ばした右手、そして握られた箒が一直線に振り下ろされる先にはおっさんの拳銃を握った左手があった。 ぱしいん! 乾いた音が響く。 篭手あり!文句なしの一本だ。 「ぐああああ」 激痛に顔をしかめながら蹲るおっちゃん。 その隙を逃さず住井が落とした拳銃を遠くに蹴り飛ばす。おお、ナイスな判断だぞ。 俺はすぐさまおっちゃんに飛びかかる。拳銃さえなければもう恐れることはない! 4人目Aに続く… |
| 4人目A 神楽有閑様 |
| 「いまだ!!かかれっ!!」 「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉl!!」 オレが飛びかかる前に、クラスでも体格の良い奴らが、我先にとおっさんに飛びかかる。 いいぞ!!内心俺は思った。 何せ飛びかかった奴らは、体育会系それも、空手やラグビー部員といった、力の有り余っている奴らが、5人も手や足に飛びついている。 こうなったら、おっさんの動きは完全に止まっ・・・ 「どやかましぃぃぃ!ガキども!!」 おっさんは、飛びついた5人を力任せに振り払った。 5人は教室の端まで吹き飛ばされ、うめき声を上げながら倒れていた。 ・・・た・・・・嘘だろ?おい 技術はともかく、体力と力はあり余っている奴らが、5人も飛びついているのに、いとも簡単に振り払うだと?バカ力にもほどがあるぞ。 「この・・・あまぁ・・・」絞り出すような声で呻き、今度は七瀬に襲いかかる。 凄まじい勢いで拳をふるうが、七瀬は冷静に見切り全てを交わしていく。 おお、さすがは元剣道部、この程度の攻撃は問題な・・・なに! 突然七瀬の膝が落ちる!何か痛みに顔をしかめている。動きが止まったところに、おっさんの拳が襲いかかる、やばい!! オレは七瀬に飛びつき、勢いを殺さずにそのまま走り抜け、七瀬ごとおっさんの手の届かないところに逃げ出した。 ドシィ! イテテ、壁にぶつかってしまった・・・ぶつかる前に何とか七瀬と場所を入れ替わったので、七瀬には怪我はないか・・・まだ顔をしかめたままだ・・・ 「おい、大丈夫か?」 「だいじょぶ・・・」 「じゃないだろ?どうしたんだ」 「まえ・・・言わなかったけ?あたし怪我で・・・・剣道やめたって・・・・」 「たしか、そうだったな」 「準備運動なしで・・・無理に動いたから・・・」 よほど痛いのか、それ以上はなにも言わなかった。 「七瀬・・・」 「剣道やめてからも・・・軽いトレーニングは続けていた・・・ダイジョブと思ったけど・・・」 そこまで言うと、俯いて肩をふるわせていた・・・泣いているのか? 「浩平っ!七瀬さん!」 瑞佳が俺達の所に駆けつけてきた。 「七瀬さん!だいじょぶ、どこが痛いの」すぐさま七瀬の介抱を始める。 「瑞佳、七瀬を頼む。どうやら持病の痔が痛むらしい」 「だれがっ・・・痔よ!!」 おれのぼけに、七瀬がツッコミを返してきた。 「おーいつもの七瀬に戻った」 「ぐっ・・・折原・・・」 「瑞佳、七瀬を頼んだぞ」 「うん」 「ねぇ!なにが起こっているの?浩平君!!」 オレがクラス男子が作る”おっさん包囲網”に加わろうとした時、みさき先輩がらしくないくらいに、ヒステリックにオレを呼びかけてきた。 無理もないか、盲目の先輩は音だけで状況を判断しないといけないのだから・・・ 「ねぇ!浩平君!!」 今にも泣き出しそうな顔で、オレにすがりついてきた。 どう説明したらいいんだ?今の状況・・・・ 「黙ってないで、ねぇ浩平君!!」 「え、あ、その・・・・」 その時茜が俺達の所に近づきポケットから何かを取り出して、みさき先輩の口に入れる。 「うぐっ?!・・・・・・・甘い」 「落ち着きましたか?」 いつもと変わらず、冷静に・・・何事もなかったように振る舞っていた。 オレが呆然としている間に、簡単に今の状況を説明していた・・・・なぜそんなに冷静にいられる。 「ここは危険です、後ろまで下がりましょう。川名先輩」 「うん、わかったよ・・・ごめんね浩平君・・・取り乱して」 「いや、いいって先輩」 先輩が瑞佳達の所に下がるのを確認して、オレは茜に話しかけた。 「ほんと、冷静だな・・・怖くないのか?」 「・・・冷静ではありません・・・怖いです」 「そうには見えないぞ」 「本当です・・・膝がふるえています」 確かに、茜の膝は、小刻みに震えていた。 「・・・確かに、でも端から見ると何ともないように見えるぞ」 「・・・・・私が悲鳴を上げて混乱するよりは、いいと思います。」 「なるほど」 納得してしまった。確かに茜が悲鳴を上げながら、走り回ったら、 別の意味で怖いモノがある。 「浩平・・・これを、元気が出ます。」 茜はオレに飴を手渡したくれた。一瞬心配そうな顔をしたが、いつもの表情に戻り、 「気をつけてください」と、付け足した。 「サンキュ!」 オレは茜の想いと、飴の甘さを噛みしめながら、おっさん包囲網に加わった。 「たのむから・・・静かに・・・奴ら・・・消えてしまう・・・今日・・・」 何の意味があるか判らない、言葉を繰り返すおっさん。 少しは落ち着いたらしい・・・・少しだけだけどな。 「住井、今どうなっている?」 「現状維持・・・・と言った所・・・でも無いらしい」 おっさんは懐から黒光りするモノを取り出した・・・拳銃だ。 「二つ持っていたとは・・・これで振り出しにもどったぞ」 おっさんは、南に銃を向けると、とぎれとぎれに言い放った。 「おまえ・・・・そこの・・・銃を・・・・もってくる・・・だ」 ガタガタ震えながら、おっさんに銃を手渡す南・・・この場合は誰も責められんな。 「振り出しどころか、ますます最悪になってきたな・・・・ここは友情の・・・」 「却下、オレはおまえと違って頭脳労働専門だ。」 どうやら住井は、オレの言いたいことが判ったらしく、台詞途中で却下された。 「連れない奴だな」 「こんな時に、おまえのジョークに付き合ってられるか。」 「ごもっとも・・・で、住井、頭脳労働専門のおまえには何かいい案でもあるか?」 「ない」 「おまえな・・・」 オレが住井に言いかけたとき、おっさんの様子が急変した! 「ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!奴が・・・・消えて・・・・ひぃぃぃぃぃぃっ!!」 さっきより、激しく”何か”に怯え、混乱していた・・・辛うじて繋がっていた、最後の理性の糸が、切れかかっているらしい。 「奴奴奴!!消消消消!!いやだぁぁぁぁぁぁぁぁ」 おっさんの目は、すでに狂気に彩られていた。 おっさんの狂気の前に只、俺達は呆然と立ちすくむだけだった。 ”おっさんは触れてはいけないモノに触れたのかもしれない・・・” ふと、オレに頭にそんな言葉がよぎった・・・そして、朧気ながら、 俺達もその”何か”に触れようとしている予感がした。 ・・・・悪夢は・・・まだ終わらない・・・・・・・ 五人目Aに続く |
| 五人目A 雀バル雀(管理人) |
| 夢なら覚めて欲しかった… いったい俺達が何をしたというんだ? なんでこんな目に… 「動くなよ動くなよ動くなよ〜…動いたら殺すぞ!!」 現在この教室を支配するこの狂人が乱入してくるまでは、確かにこの教室は「日常」そのものだったんだ。 そりゃあ、退屈で変わり映えしない日常だったけど…それでも俺、南明義はそれなりに楽しくやってたんだよ。 確かに俺はみんながよく言うように不幸な男だよ… でも、ここまで異常な事態に直面する確率が、この平和な日本にどれほどのあるというんだ? それとも俺はそれほどの不幸な星を背負っているのだろうか?…だとしたらこれは全部俺の責任?……うぇ〜ん!生まれてきてゴメンナサイ!! みんなこの凶悪犯オヤジに射殺されちまうんだろうなぁ…女の子なんか殺される前にきっと酷い目に…里村さんなんか、かわいいからまっさきに…うわああ!! ご、ごめんよ里村さん…これは全部俺のせいなんだ… 大好きな君をこんな目に遭わせてしまってごめんね…俺はほんと情けないヤツだよ どうにかしたいと思ってるのに体が震えて動けないんだ… 「ひいいいいい!!!奴奴奴…ぶっ殺す!!!」 うわああ!!も、もうだめだぁ〜!!く、狂ってる〜〜!! いやだあああ!!!死にたくないよ〜〜!!! べんべんべんべんべん なんかおどろおどろしいBGMまで流れてきたよ。いよいよクライマックスの虐殺シーンなんだね…里村さん、さよなら… ……へ?BGM…そういやなんでこんな時に音楽が…? こ、これは三味線の音? べんべんべんべん ちゃんちゃかちゃんちゃかはんちゃかちゃんちゃか♪ 「な、なんだなんだなんだなんだんなんだ!?」 き、凶悪犯が狼狽してる! ダメだ!…テープなんか流したら刺激しちゃうよ。 ちゃんちゃかちゃんちゃかはんちゃかちゃんちゃか♪ …でも、どっかで聞いた事のある曲だな。確かこれは… 「こ、これって新日本プロレスの!?」 「…浩平、この曲知ってるんですか?」 そうだよ折原…でも、なんでこんな時に? ばん! 「だ、誰だ!?」 突然教室の扉が開くと、な、なんと小柄な少女が現れた 上履きの色からして1年生、赤いリボンがよく似合ったカワイイ顔をしているはずだ。 …「はずだ」といったのは…顔面が真っ黒にペイントされているからだ。 ペイントの上に『M・I・O』と白い字で書きなぐっているのが辛うじて読める。 ……もうこれ以上どんなことが起きても驚かない、と思ってたけど…い、いくらなんでもこれは非常識すぎるぞ!! 狼狽する凶悪犯+教室全員があっけに取られる中、その娘はスケッチブックを取り出すと、マジックで何かを書き始めた… かきかき 『愚麗吐澪 見参』 6人目Aに続く |
| 6人目A 雀バル雀 |
| 今、俺はたぶん相当なマヌケ顔してるんだろうなぁ… いくら狂ってるこの状況でも、これは…異常だ… 『愚麗吐澪 見参』 …顔面全てに塗りまくった黒いペイント…でもグレートムタなんかじゃない。 あの小柄な体、肩口で切り添えられた髪に赤いりぼん…間違い無い 「…澪…ですよね?」 茜が言いにくそうに尋ねる。まあ、訊くまでもないのだが… かきかき 『違うの』 「嘘つけー!どうみてもお前は澪だろうが!」 『ひとちがいのな。上月澪なんて知らないの』 「苗字まで自分で言ってるじゃねぇか!だいたいペイント以外はいつものまんまだし、その背格好でスケッチブックで会話する生徒はお前ぐらいしかいない!」 「…顔に「MIO」って描いてますし…」 「みゅー!」 ふるふる 『Madcap International Orderの略なの』 「なんじゃそりゃー!」 教室の全員が口をそろえて一斉につっこむ。 …ただ一人を除いて バンッ! 拳銃の音に全員の目が反射的にそちらを向く。 その先には天井に拳銃を向けたまま血走った目で震えるおっさんの姿があった。 「…て、てめぇら…こっちが下手にでてりゃつけあがりやがって!…全員皆殺しにしてやる!」 さんざん暴れといて下手もクソもないと思うのだが、そこは狂人の言う事。 はっきり言ってかなりヤバイ… だが… 「て、てめぇ…こっち来るんじゃねぇ…死にたいのか!?」 澪は男の拳銃などまるで気にせず、ずんずん近づいて行く。澪のその尋常でない様子がかえって不気味なのだろうか、おっさんの取り乱しようは半端じゃない。 「上月さん、危ない!」「澪ちゃん戻ってー!!」 長森やみさき先輩の声。それさえもまるで聞こえてないかのようにとことこ歩いて行く。 やがておっさんとあと数歩というところでその歩みは止まる。 「ひっ!」 クラスのあちこちから驚愕の声が聞こえる。 澪の額に銃口が押しつけられたからだ。 「これ以上動いてみろ!てめぇの脳髄ぶちぬいてやる!!」 俺は目を叛けないようにするのが精一杯だった。情けないことに恐怖で体が動かない。 心の中で沸き上がる最悪の結果を必死に打ち消そうと勤める。 …沈黙 時間にしてわずか数秒の沈黙。 おっさんを刺激しないための沈黙。事態の成り行きをかたずをのんで見守る沈黙。 それが痛かった。しかし… 「……!」 澪は笑ったのだ。銃口をつき付けられながらも、にっこりとおっさんに微笑んでみせたのだ。 …正確に言えばペイントの上だったので「笑ったように見えた」のだが… 一瞬あっけにとられるおっさん…そこに隙が生まれる! 「ぐわああああああああああ!!!」 澪の口から吐き出された緑色の濃霧を受けて、目を押さえながら転げまわるおっさん。 ……ど、毒霧だ! さらにケリを一閃! 拳銃が乾いた音を立てて床を転がる 視力を奪われ、虎の子の拳銃まで失ったおっさん。今なら俺達全員でかかればどうにか… 「澪ー!もういい!あとは俺達が…」 だが、澪は止まらない。 瞬時に跳躍して窓枠に脚を掛けると、そのまま勢い良く蹴り上げて天井スレスレまでひねりを加えながら高々と舞いあがり…そして両手両足を広げて落下してくる。 ズドン! 「ふがぁああああ!!!」 「ム、ムーンサルトボディプレス…」 まぬけな叫び声をあげて…教室を数十分間恐怖のどん底に叩きこんだ張本人は気絶してしまった。 意外すぎるこの事件は、結末まで意外すぎた…。 みんなが唖然とする中を澪はわき目も振らずに駆けぬけて、そのまま教室から飛び出して行った。 「いったいなんだったんだ…」 …なんだかシュールな悪夢を見ているような気分だよ。 しかし、長森の一言が俺を現実に立ち返らせた 「…この人…パタポ屋の…パタポ屋の店長さんだよ!!」 7人目Aに続く… |
| 7人目A みのりさん |
| 「はあ?」 俺はまじまじと床に伸びているその男を見つめた。 そう言われてみれば確かに見覚えがあるような気がする。 しかし……。 「なんでパタボ屋の店長がこんなところで銃を持って暴れるんだ?」 「私に言われても知らないよ」 言い返す長森の体が少し震えていた。 ……まあ、無理もないか。 教室を見まわしてみれば、抱き合って泣き合う者やあまりのショックに気絶までしている奴らだっているもんな。 あの七瀬ですら自分の肩を抱いた格好で床にへたり込んでいる。 「それよりどうするんだ?」 住井が俺の横に立って同じようにパタボ屋の店長を見下ろしていた。 「警察に任せるしかないだろ」 俺はふかぶかと溜め息をついた。 「しかしな……」 「じゃあ、俺たちに何が出来るって言うんだ。さっきだって澪がいなけりゃ」 『違うの』 不満そうに服の袖を引っ張るがこの際どうでもいい。 先にやっておかなければならないことがある。 「目を覚ましてもいいようにこのおっさんを縛っておかなければな。誰かロープのようなものは持ってないか?」 「はい」 「おおっ、サンキュー……って深山先輩?」 いつのまにか教室の中に深山先輩が入っていた。 「本当はみさきを捕まえるために持ってきたんだけどね」 「ひどいよ雪ちゃん」 「それじゃあ使わせてもらうぜ」 俺は受け取ったロープでぐるぐる巻きにすると男のふところを探った。 2度あることは3度あるっていうしな。……ほらやっぱり。 「いつからパタボ屋は……」 その時、男が目をかっと見開いた。激しくのたうちまわりながら意味もなく絶叫する。 そして……。 男の姿が消えた。 「え?」 ロープの落ちる乾いた音だけが俺の耳に残った。 「……何が起こったんだ?」 思わず飲みこんだつばが喉の奥に引っかかった。 しかし俺の手にあった拳銃はこれが現実であることを主張している。 認めないわけにはいかなかった。 目の前で人が消えたことを……。 8人目Aに続く |
| 2人目B 神凪了様 |
| 銃声のした方に振り向くと、そこには・・いた。 人質を取って、学校に立てこもろうとするような凶悪犯そのものの覆面男が。 手には拳銃らしき物を持っている。間違いない。 ・・教室の中が静まり返る。 恐怖や驚愕、その他様々な不の感情がその場を支配した。 凍り付いた空間。 時が止まったような、教室の中で俺は意外な、意外すぎる言葉を聞いた。 「折原浩平はいるか!!」 覆面をつけた男が言った。 確かに、言った。 し・・指名ですか!?。 俺に視線が集まる。 その視線で『覆面』は俺のことを察したようだった。 早足で俺の方に駆け寄る。 「折原、浩平か?」 鬼気迫る、というかもはや危機に直面したような、焦りの感じられる声。 だが・・異様なほどの違和感を感じた。 何故だろうか・・? 「ちょっと来い!!」 強引に腕を掴まれ、教室の外に引っ張られる。 『覆面』はそのまま俺を便所に引っ張ってゆく。 俺の頭に最悪の予感が・・・ ・・・もしかして・・・ホ○!? ・・すまない、瑞佳、茜、澪、七瀬、繭、みさき先輩。 俺は今日、汚れになってしまいそうだ・・。 何て馬鹿なことを考えている場合ではない。 しかし・・『覆面』は俺をトイレの個室に・・っておい!? まぢかい!? まぢにそういう話かい! 「ちょっと、俺にはそっちの気は・・」 「馬鹿言ってるんじゃない!」 そう言い放つ。良かった。 でも、それなら何で・・ そう言おうとした時だった。 「・・あああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」 驚くほどのことではなかった。 凶悪犯が覆面を取ったことにどれほどの意味があるのか? だが俺には・・あったのだ。 「・・・もしかして・・」 「ご名答だ。」 にやり、と歪む口元。 そいつは・・ 「・・俺!?」 「そう、折原浩平だ。ただし、二十四歳の、な。」 覆面の下の超ウルトラ美形の顔。 そう・・俺。 「妻の・・・お前もよく知ってる彼女のことで問題が起きた・・・時間がない。 追われている身なんでな。お前にも協力してもらう」 「妻って・・」 「妻の名は・・」 3人目Bに続く… |
| 3人目B 神楽有閑様 |
| 未来のオレは、なぜかそこで口ごもってしまった。 「どうしたんだ?未来のオレ」 「・・・・・・やはり妻の名前は言うのはやめた。」 「なぜ?」 「お前のことだ、言った瞬間にろくな事をせんからな」 「なんだと?お前は己自信が信じられないのか?」 「己自信だから信じられんのだ!!お前のことは俺自身がよく知っている。」 うーむ、説得力があるような無いような・・・それより疑問の思ったことがあっ た。 「なあ、未来のオレ、1つ質問があるんだが、どーやって過去に来たんだ?」 「・・・・・詳しく言えない、ヒントを与えるなら、お前がこれから体験する事 件が原因だ」 未来のオレは、なぜか苦い顔で呟いた。 所変わって、教室に残された面々は・・・ 「浩平・・・大丈夫かな・・・七瀬さん」 「大丈夫よ、あいつ悪運は人一倍強いから」 これで8回目よ?その質問は・・・まあ、心配な気持ちも判らないでもないけ ど。 「みゅー、みゅー」 「繭も心配しないの、大丈夫よきっと」 そして今まで背後から感じる強い視線・・・・ 「里村さん・・・・お願いだから無言の圧力であたしに訴えかけないで・・・」 「浩平・・・・」 浩平に好意を抱いている、3人が不安な表情を浮かべて只待ち続けていた。 え、あたしはどうかって?・・・そりゃ心配はしているわよ・・・あんなヤツだ けど・・・ 「うぅーやっぱし浩平を助けに行くよ!」 「みゅーっ!」 「はい、いきましょう」 決意をあらたに、3人娘が立ち上がる!!ちょっとまってよ!! 「ほ、ほんきなの?!相手は銃を持っているの・・・って」 すでに、3人は教室を飛び出していた。 「あっ、まってよ〜あたしもついて行くから、おいていかないでっ」 そして、ふたたび浩平ズの方は・・・・ いきなりピンチに陥っていた!! 4人目Bへ続く |
| 4人目B YOSHI様 |
| 「オレがこれから体験することだって?」 「ああ、それが原因で未来に大きな影響を与えたんだ」 苦々しい口調で続ける未来のオレ。 「オレにとってはもう十年以上前のことだが……」 「オレにとっては今日だな」 「……とても妙な日だろう?」 「ああ、ものすごく妙な日だな……」 そう言って朝からあったことを思い…………出したくなかった。 「それと何か関係あるのか?」 「今日がある意味人生の分岐点なんだ」 ため息をつく未来のオレ。 「分岐点?」 「実はな、折原浩平は非常に重要な選択をすることになるんだ」 「は?」 「一生の問題だ……ずっと同じ顔を死ぬまで眺めることになるんだからな」 「……まて、それは……」 「今日、結婚する相手が決まることになる」 結婚=女性との契りをかわし、健やかなるときも病めるときも(以下略) りんごーん……りんご−ん……。 頭の中の彼女が純白のウェディングブーケで…………。 「誰だ?! 誰なんだ?! 言え、さあ言えッ!」 「あああ、落ち着けっ! 続きがあるんだっ」 「言え、早くっ!」 「つまりだな、今日がオレ人生のの分岐点なんだ。だから現在にオレの未来を変えようとしている奴が来てるんだ」 「へ?」 未来を変えようとここに来ている。 そんなアホなことをしそうなやつと言ったら……。 「……住井か?」 「いや、違う。女だ」 「女って誰だ?」 「それは……」 未来のオレが口を開こうとしたときだった。 ドォォォォーーーーーーン!!! 耳をつんざく轟音と共にトイレの天井が崩れ落ちた!! 5人目Bに続く |
| 5人目B 神月 社様 |
| 「ぐあっ、なんだっ!」 「もう来やがったか!」 ガラガラと崩れ去る天井。 慌ててオレと未来のオレはトイレから飛び出した。 ズズ・・・ン。 もうもうと煙が立ち込める中、オレは目を凝らしてトイレの中を見た。 よく見ると・・・、煙の中に誰かいるのが解る。 ・・・しかし、煙のせいで姿形までははっきりとはわからない。 「おい・・・、未来のオレ」 「なんだ?」 「・・・あいつか?未来を変えようとしてるヤツ・・・しかも女ってのは」 「・・・おそらくそうだ」 オレは改めて目を凝らした。 煙の中に立っている人物・・・。 それは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ん!? 「ぐあっ、なんだあいつは!」 薄らいだ煙の中に立っていたそいつは、どこかの映画かなんかで見たような全身サイ バーな格好をしていた。 「マズイな・・・。強化プロテクトスーツを装着している・・・」 「強化プロテイン・・・・なんだって!?」 「強化プロテクトスーツだ・・・。つくづく我ながらアホだなぁ」 「んなこと言ってる場合か!」 その、強化プロテ・・・何とかに身を包んだそいつは、じっとこっちを見たまま、一 歩も動かない。 「危険だな・・・」 「なに?」 「あの強化プロテクトスーツはただの防御スーツじゃないんだ。多様な攻撃パターン も用意されている」 「・・・と、いうと・・・?」 「マズイぞ」 「マジ?」 さっきのトイレをぶっ壊したような攻撃が直撃したら、もう痛いなんて次元じゃあな いだろう。 「おい、未来のオレ。なんかいいものはないのかよ?」 「ない」 「・・・って、きっぱり言うなよ!なんかあるんだろ?未来のデパートとかで売って る・・・」 「・・・・。マンガの見過ぎだな」 「・・・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・・・」 「どーすんだよっ!ヤバイじゃねーか!」 「ご名答」 「だあああっ!なんとかしろよ、未来のオレェッ!」 あせりまくるオレをじっと見る未来のオレ。 極めて冷静だった。 「・・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・・」 数秒、沈黙したが、未来のオレは静かに口を開いた・・・。 6人目Bに続く |
| 6人目B 神楽有閑様 |
| 「こうなったら、奥の手を使うしかないか・・・覚悟するがいい」 未来のオレは、タミネータ(仮称)を睨み付け、自信ありげに 宣言した。 「古来からこんな時に、最も有効な戦略・・・・」 「おい、何かいい手でもあるの・・」 「戦術的撤退!!」 未来のオレは、惚れ惚れするほどのスピードで、逃げ出した。 「カッコつけて、ただの逃亡かい!!」 「やかましい!他に手はないだろうが!!」 「なら、素直に敵前逃亡と言え!!」 「一緒に逃げている、おまえには言われたくはないぞ!!」 「オレのは、戦略的撤退だ!!」 「屁理屈を言うなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 オレたち二人は、文句を言い合いながらその場から逃げ出した。 ”場面変わって、浩平捜索隊の面々” ドォォォォーーーーーーン!!! 突然、ものすごい爆発音が響き渡った。 瑞佳、繭、里村さん、そしてあたし七瀬で結成された、 ”浩平捜索隊”(命名:里村茜)は、突然爆発音を聞きつけた。 「な、なんなのよ!?」 「はっ、もしかした浩平の身に何かが!!」 「みゅー!」 「行ってみましょう」 爆発音のする方に行ってみると、そこには、黒光りする 金属製の人型の何かがいた。 「ゆ、夢よね・・・これ」 なんと例えたらいいの?昨日みた洋画の殺人ロボット・・・ によく似ている気がするけど・・・あれって映画の世界よ? 「・・・・夢・・・ってぎゃぁぁぁぁぁぁぁ」 あたしの思考は、そこで止まった。 両頬、そしてお下げにとてつもない痛みが走った。 右頬を瑞佳、左頬を里村さん、そしてお下げを繭に引っ張られていた。 「ゆ、夢じゃないんだ。」 「そのようです。」 「みゅー」 「あ、あんたら確かめたいのなら、自分のをひっぱれ!!」 あたしが、三人に怒鳴るつけると・・・ 「「「痛い」もん」」です。」 「・・・ひょっとして、あたしのこと嫌い?」 「気のせいだよ、七瀬さん」 「気のせいです。」 「繭は、みゅーの事好きだよ♪」 お馬鹿なやり取りをしていると、その殺人ロボットみたいなものが あたしたちの方に近づいてきた。 「ひっ、こ、こないで!!」 得体の知れない恐怖で、後ずさり・・・できない・・・ よく見ると三人が、あたしを盾にするかのように隠れていた。 「七瀬さん!!がんばって!」 「頑張ってください。」 「みゅーがんばれー」 「人を盾にするなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 端から見ると、コントの様なやり取りを繰り広げていたら・・ 『アナタタチニハ、キガイハクワエナイ』 殺人ロボット(命名:ななぴー)は、電子音でそう言い残すと、 あたし達の元から立ち去った。 「な、何なのいったい?」 もちろん答えなどでない、でも・・・・ 「でも、あの動作・・・誰かに似ている気が・・・」 誰か知っている人の、動作によく似ている気がした。 「現実なの?・・・三人とも、今度は自分のを引っ張ってね。」 ひどく嫌な予感がする・・・・この事件はあたし達にも関係する 予感が・・・ ”逃亡した浩平ズ” オレ達は、タミネータから撤退をしてひとまず安全な所に避難していた。 「なあ、未来のオレ・・・」 「なんだ?過去のオレ」 「過去に来たと言うことは、なんか考えがあるんだろ?聞かせてくれ」 今後のためにも、未来のオレの計画くらいは聞いておかないと・・・ 「ない」 きっぱりと、言い放つ未来のオレ・・・っておい!! 「計画なしかい!!」 「ま、とりあえず過去に来れば何とかなるかなって思って。」 「大雑把すぎるぞ!!」 「逆に聞くが、オレに計画性というものがあるか?」 「・・・・」 「さて、これからどうするか考え・・・おい、そこ寝るなよ!!」 「やかましぃ!!今、自己嫌悪しているんだ!」 ああ、なんて奴だオレ・・・オレってこんな奴だったんだ・・・ みずかぁ・・・オレが悪かった・・・この事件が終わったら・・・ 生活態度改めるからなぁー 今まで生きてきて、心底己が嫌になった日だった。 が、この痕に起こる事件に比べれば、遙かにましな出来事と ゆう事に、このときにオレは気づいていなかった。 〜〜悪夢は、始まったばかりだった。〜〜 7人目Bに続く |
| 2人C シン様 |
| 「そんな物を使うと危ないです」 ・・・いたよ、一人だけ冷静なのが 「里村さん!危ないですよっ」 ・・・・沢口、お前も茜の事になると正気じゃ無くなるな。 「おいっ、二人とも、犯人が・・・」 そこまで言って俺は呆然とした・・・っていうか訳が分からなかった、そして叫んだ。 「・・・みさき先輩っ、そんなもんどこで手に入れたんだよっ」 そう、犯人はみさき先輩だったのだ!! 「一度言ってみたかったんだよ〜」 会話じゃない、こんなの会話じゃない、 「それはわかった、で、その物騒な物をどこで入手した?」 「浩平君、怒ってる?」 くっ、当然だろ・・・ 「いや、全然」 と言うのが1番の様な気がした 「よかったよ〜、じゃあね浩平君」 「ちょっと待て」 ここで逃げられては陸上部のバ●ビちゃんの名がすたる ・・・ってそんなものになった記憶は無いが、まあそう言う事だ そして、俺はみさき先輩が発砲した事も、何故か、なにかの予兆と感じていた。 丁度そんな事を考え終えた時に、深山先輩が、教室へ入ってきた。 3人目のCへ |
| 3人目のC ぺるそなんさん |
| バーーーンッ! と、勢いよく開いた扉が小気味良い音を立てる。 そして,扉から現れたのは―――― 「…深山先輩」 そう、俺は呟いていた。 みさき先輩の親友にして、ツッコミ役。 演劇部部長を務める深山雪見先輩だ。 其の先輩が,何故ここに? 其の,深山先輩は皆の注目を浴びたまま、ゆっくりと教室全体を見渡す。 そして、みさき先輩と、其の手のうちに在る物を視界におさめると――― 「…邪魔したわね……」 静かに扉を閉めて,教室を出ていった。 「「「ちょっと待ていっ!!!」」」 教室にいる生徒全員による突っ込み。 …おまえら,何時からそんなにノリが良くなった? そんな事を考えていたが、期待にこたえて再び、扉が開く。 「…何よ?」 「いや、何よ?――じゃなくて…」 いぶかしげに…というよりは関りたくないという態度丸出しで聞く,深山先輩。 そして、住井。 其処まで言って、住井は俺に「おまえが話せ」と合図をする。 …結局、俺が聞くわけね… そこで俺はみさき先輩の手をつかむと―― 「浩平君,今日はずいぶんと大胆だね」 何か言っているみさき先輩を無視し、深山先輩の元へと連れていった。 「はい。探しものはコレでしょ?」 はい、と言う感じで深山先輩の手に,みさき先輩の手を重ねる。 「コレって…浩平君,酷いよ…」 一人しょんぼりとして言う、みさき先輩。 銃を持って言う台詞じゃないと思うが…… 「……こんな子、知らないわ」 だが、深山先輩の台詞とは俺の予想に反するものだった。 「雪ちゃん、意地悪だよ〜」 悲しそうに言うみさき先輩。 其処に俺はすかさずフォローをいれる。 「深山先輩、何があったかは知らないけど、親友に対して其れはまずいんじゃないですか?」 ―――が、深山先輩の反応とは俺の予想を凌駕していた。 先輩の言った答え,其れは――― 「…私に,みさきなんていう親友はいないわ」 4人目のCへ続く |
| 雀バル雀 | ちょっと繋げ辛いかもしれない。さあ、みんな頑張ってね♪ |
| (謎の電脳戦士) 神楽 有閑 | とりあえず、シリアス路線・・・しかし、思わず「学園ソ○ム」を思いだした私って一体? |
| 雀バル雀 | ごめん!中途半端になっちゃって<汗>次の人、頼む! |
| (謎の電脳戦士) 神楽 有閑 | 何か、怪奇小説になってきたぞ・・・ |
| 雀バル雀 | ごめんね(笑)ギャグで書きたい人もいるだろうからね。 実はこのネタ、現在執筆中のSSからの流用だったりします。 『グレートムタ』を知らない人はごめん(汗) |
| 雀バル雀 | …とまあ、お遊び路線から本線へ戻しました。 パタポ屋の店長を変貌させた原因とははたして? |
| みのり | どうも初めまして、初投稿がこれかいって言われる方がいそうですが、思わず参加してしまいました。 ……ぜんぜん話が進んでいませんね。次に書くことがありましたらもっとましなものを出せるようにしたいです。 雀バル雀さん、これからよろしくお願いいたします。 |
| 神凪了様 | 書き上げてみて気づいたんですけど某GS美神の「ストレンジャー・ザン・パラダイス」に似てる似てる・・ 止めときゃよかったかな? |
| (謎の電脳戦士)神楽有閑さん | うーむ、半端な出来だな・・・後の人お願い。 追伸:良いと思いますよ神凪了様 |
| YOSHIさん | んー、べたべたな展開です……(^^; もう少し奇抜なものを狙いたかったなぁ。 |
| 神月 社さん | えーっと・・・。ヘボいです。 すんげえ続きが書きにくいですね、はい。 すみません。頑張って繋いでほしいですぅ。 修行が足りないなあ・・・。(笑 |
| 神楽有閑さん | うぐっ、話が展開できない・・・ 誰かイベント起こしてください。 |
| シンさん | 無理矢理普通に戻してしまった、やっぱり普通が1番だよ さあ、次の人は雪ちゃんのセリフからかな? |
| ぺるそなんさん | 不可解な上に意味不明。 勢いで書いたけど…続けられるのか?って言うか,頑張って続けてください^^; |