第一回 テーマ「ドダイYS」について語ろう

☆straycatの語り
ドダイYS、それはモビルスーツ・グフの足場。
元来、ザクに変わるモビルスーツとしてジオニック社が開発した時期主力兵器グフ。
しかしグフはその機動性の高さにもかかわらず、地上戦用モビルスーツとしての一面しか表に出ることは無かった。
実際、宇宙でも末永く功績を上げたザクT、ザクUに取って代わることも無く、宇宙戦艦をヒートロッドが打つことは無かった。
グフの生産コストにかかわる面が大いに起因していることは事実であるが、それだけで済ませるには余りにグフというモビルスーツは優秀すぎた。
かの「ザクとは違うのだよ、ザクとは!」というランバ・ラルの名台詞はそれを裏付けるものである。
なんといってもグフは地上戦用でありながら初めて空を制したモビルスーツでもある。
ここでドダイYSの登場である。
そう、足場-ドダイという安直過ぎるネーミングセンスが不幸過ぎる、くだんの機体である。
ドダイYSはザクを乗せて移動することを目的に開発された大型飛空挺「ドダイ」の後続機である。
形状は「グフが乗って画面上におさまりゃいいや」「アニメーターをいやがらせないように角ばってて単色のデザインね」というこれまた更に安直な打ち合わせが聞こえてきそうな外観をしている。
もろ、土台である。前面にはすわ、これまたおざなりに取り付けられた十門ほどのミサイル口が空いている。
爆撃機としての機能を彷彿とさせるが、つまりは人が操縦しているのだろうか。
グフというのは先ほど述べた通りコストの高い機体であるがゆえ、ジオン兵においても恐らくそこそこの位を持つ兵が乗り込むのが常であったと推測される。
どういうことか。
貴方が自動車を運転しているとしよう。そしてルーフの上には血迷った上司が仁王立ちしている様を想像してみて欲しい。
「ザクとは違うのだよ。ザク・・・っぶねーなコノヤロウ!揺らすんじゃないよまったく。今度揺らしたらてめえの決裁書通さねーぞコラ!わかってんのか」
「部長、危ないからムチを振り回すのはやめてください!」
「なんだと俺に歯向かうのか、コイツ。あ、敵だ。マシンガン撃っちゃうぞ」
「なに言ってんスか。物理でならったでしょう。ベクトルが。あ、あ、あ〜あ」
このような状況でミノフスキー粒子たなびく戦場を飛ぶドダイYS。涙を禁じえないではないか。
さて、この不幸な機体にまつわる悲しいストーリーは現実世界にも、とりわけ子供にも及ぶ。
時は1980年代初頭。世は正にガンプラブーム。
ガンプラ発売日ともなると小学生とこんなゆがんだ方法でしか父親の威厳を取り戻せない悲しきオヤジ達は、平日よりも遥かに早起きし、玩具店のシャッターの前に蛙の卵のような列を作った。
一番人気はやはり王道ガンダム。そしてグフ、ザクと売れていき、列の最後尾に甘んじていた敗者が手にできるのは、ムサイ、ザクレロといった飾る喜びどころか作る喜びさえ味わうことのできないガンプラの名を冠しただけのカスのみとなる。
ここで手に入れるカスの一つがドダイYSであったことは語るに及ばない。
プラモデルというのは、コストダウンのためいかに原型のフォルムを奪うことなく金型を減らすかということに専念されるのが常であった。
それがドダイYSにいたっては無理やりパーツを増やして少しでも値ごろ感を取り戻そうとした。
押さえてしまえば上部、下部、羽四枚の計6個のパーツを貼り合わせるだけで出来上がってしまうのだ。
まあ、待って欲しい。ドダイYSとは何か。そう、グフを乗せてナンボのガンプラである。
乗せようじゃないか。と、バンダイキャラクター事業部は勢い込んで1/144サイズのグフを乗せてみた。
乗らないではないか。そう、当時の1/144シリーズの股関節は逆「へ」の字の形をした一個のパーツに両足をさしただけのものであった。
このままではグフは両足を開くことができずドダイYSに乗せることは困難であった。
ドダイピ〜ンチ!グフを乗せられないドダイYSなど内側にトゲがついていてかぶれないヅラのようなものである。
そこでどうしたかバンダイキャラクター事業部。なんとグフの股間接をゴージャスにバージョンアップする代替パーツを、ドダイYSのランナーに加えたのである。パーツ数の少なさも補えて一石二鳥である。といっても先ほど述べた逆「へ」の字を二つに分けただけの簡易的なものではあったが。
問題はドダイYSがグフの発売より後発であったこと、グフの購入よりドダイYSの購入を先に希望するサイケな小学生はまあまずいなかったこと。
つまりゴージャス股関節を手に入れたとき既にグフのスカートはばかに糊付きの良い接着剤によってはりあわされた後であり、大また開脚サービス満点な温泉ストリップグフはこの世にデビューできなかったのである。
そしてドダイYSは不用パーツを残したまま、グフを横目にぺったんこの無様な生き恥をさらすことになる。
ちなみに筆者はグフを手に入れたとき、友人の誰かからゴージャス股関節をいただいた。
ドダイYSは持っていなかったがウチのグフはうっふん大股おっぴろげグフとしてこの世に生を受けたのである。
あのときゴージャス股関節を筆者に譲ってくれた気のいい友人は誰だったのであろう。
今一度彼に感謝したい。
ぺったんこドダイYSを悲しげに眺めていたであろう彼に。
       【1999.18th.Sep.文責/straycat(hime)】

☆黄河01氏の語り
ドダイYSといえば股部品!マタブヒン。 股部品といえば、小学生のときに1/100グフの健康な股部品を ただのランナーの切れっぱしに移植しなおし、 「ドダイ不可!」 などと得意満面にひたっていたがオイそりゃグレードダウンやないけワーレーと 抑揚無くつっこんでいきたいものさなあ。 注)このテキストにランバ・ラルは入っておりません。

☆ポゲ田平夫氏の語り
ドダイ...これは簡単。 マグニート様にはバギー ウルバリンにはバイク バイオレーターにはチョッパー GIジョーのガイルにはひみつ基地である。 で、YSである。ちょい上級者むけ。 まず劇中での視点で考察。 スカートを履いた”特権階級”(ザクとは違うのだよ)を乗せる。 またドダイYSにより飛行(ホバリング)が可能になる。 これは一種の”身体拡張”ともいえるであろう。 そのことによりドム(ザクの流れに無い全くの”新世代”)と 同じ土俵のうえに「乗る」ことになる。 彼女に其処までするドダイYSのメタとは...
だが最終的に重力に勝つことが出来なかったのも事実。        
       L宇宙に行ってないって事 (ドム>リックドム、ザクは言わずもがな) でリアルワールド。 プラモデルでのドダイYSにはグフ用股強化パーツが付属。 ドダイを手に入れたグフは「大股を広げる」ことが可能になる。 股ですよ股。 もー結論:YSで「いーっす」(良いものですよ、これは)


☆shino氏の語り
MSXで昔10年くらい前だったけなぁ やりましたねぇ あれ 今やっても解けないやろうなぁ 俺アドベンチャーゲーム苦手やから ドダイYS(イース)なんて俺には無理やってことやね んーちょっと無理があるな。 まあ俺にはこういうのはドダイむりやし・・・ おそまつさまでした

☆ヒミチュ(ハート)氏の語り
ゼータガンダムの前身 (がんだむって一発でガンダムに変換できるのねニョ)

☆ 超連射蛸68k氏の語り
ドダイイース 私には難しいテーマなので今回は遠慮させていただくわ。


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